今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

あらためて「radiko」と「らじるらじる」について

2022年09月29日 | ラジオ番組の話題

 何しろ伊藤蘭さまがレギュラーのラジオ番組始めたし、石川ひとみさんが明日NHKの「らじるラボ」にゲストで出るし、長岡和弘さんは長崎放送でレギュラー番組持ってるし、それでなくとも「歌謡スクランブル」とか「ひるのいこい」もチェックせねばならないので、インターネットラジオはフル活用でないと追いつきません。

 そのラジオを聞くためのアプリ「radiko」と「らじるらじる」については7月にも記事にしたのですが、こういう毎日ですのでまたまた簡単にまとめましょう。

 まずradikoは

・基本無料で民放のAM/FM番組がパソコンやスマホやタブレットで聞ける。
・NHKの番組も聞ける。
・有料のradikoプレミアムに登録すると聴き逃した番組も聞ける。(月額385円(税込))
・有料サービスでは全国のあちこち局の番組も聞ける。(エリアフリー)
・NHKの番組は聴き逃しには対応していない。

ということになります。

 そして「らじるらじる」は

・無料でNHKのラジオ番組をパソコンやスマホやタブレットで聞ける。
・聴き逃しサービスも無料。
・ただし聴き逃しには対応していない番組が多い。

などです。

 共通してるのは、

・ラジオの電波が入りにくい場所でもノイズ無しのいい音で聞ける。
・ラジオがなくてもラジオ番組が聞ける。
・スマホがあれば出先でも聞ける。
・イヤホンがあれば電車の中でも聞ける。

という点。

 私は民放=radiko、NHK=らじるらじる、という使い分けをしていて、radikoプレミアムにも登録しています。これに登録すると、タイムフリー(聴き逃し)、エリアフリーの両方に対応するのが凄く重宝します。

 radikoのタイムフリーは、基本的には1週間前までさかのぼってどの番組でも聞けます。ただし、いったんタイムフリーで聞き始めると、24時間で期限切れになるのでそこは注意せねばなりません。試しに聞いてみて、翌日ゆっくり聞こうとか思っててと忘れてしまう事もあるし。

 一方NHKの「らじるらじる」は、1週間以内であればいつでも何回でも聞けるので便利です。ちょっと長い番組だと何日かに分けて聞いたりできるので安心。ただし、対応していない番組も多いので注意は必要です。気になる番組は事前にチェックが必要ですね。

 どちらのサービスも細かい注意点はあるのですが、そこは実際に導入する時に調べてみて下さい。らじるらじるはPCならアプリ無しでブラウザで聞けるし、スマホでもアプリは無料だし、radikoも基本は無料でプレミアムにするときも支払いは月単位なので、まずは試しにやってみて聞かないと思えば1ヵ月で抜けるのもあり。月額385円っていうと、ペットボトルのドリンクを3本くらい節約すればひねり出せる額かと。

 そういえば前に沖縄に台風が接近した時、radikoのエリアフリーで沖縄の局の番組を聞いて様子を知ろうと思ったことがありました。エリアフリーだと気になる地域のローカルニュースを聞けたりするので、そういうのも新しい使い方かと思います。あとは、地方のAM局の朝の生ワイドって、ローカルタレントとか地方局の人気アナが出てたりして面白いのもありますしね。ネットにさえ繋がればどっちもすぐに利用できますから、知らなかった人はこの機会にいかがでしょうか。世界がすっごく広がります。


タイマーと私 その4(完)

2022年08月07日 | ラジオ番組の話題

 時は流れて2005年。21世紀に入って録音媒体はMDが登場し、MDとCDとカセットも聞けるミニミニコンポを購入しました。これは本体にタイマーを搭載していて録音も再生も思うまま。しかもFM局をプリセットしておけば、異なったFM局の番組もそれぞれ録音できるというあたりが優れていました。

 これで録音してたのは、主にNHKFMの「FMミュージックプラザ」。当時は月曜がつのだ☆ひろさん、金曜日が太田裕美さんの担当で、それをよく録音してました。

 これはこれで便利だったのですが、MDの場合はなにしろ1枚あたりが高いのがネックでした。録音時間もMDLPとかいうモードにせねばならなかった記憶あり。ただ、当時は車のオーディオにもMDがあったので、録音したのを営業中に聞いたりもできたりしました。

 しかしこの方法にはもう一つ問題があって、この機種の場合電源OFFにしていないとタイマーが作動しないのでした。なので、録音予約してあるときは「タイマー録音設定中。触るな。」というシールを貼っておかねばならず、家族からはかなり不評でした。おまけにMDの場合録音するのはいいけど、それを保存版にしようと思ったらどうすんだと。2005年で既に「MDっていつまであるんだ?」という世界でしたし。

 さらに時は流れて現在ですが、radikoはタイムフリーで民放のAMとFMは好きな時に聞けて、NHKのらじるらじるも番組によっては1週間分遡って聞けます。私はどうやってるかというと、PCでタイムフリーを聞きながらハンディレコーダーを接続して録音していると。ここは出張生活でなくなったり、コロナ禍でリモート仕事が増えたりという状況も関係してます。

 今はスマホやPCで留守録ができるアプリもあってそれも使ったことがあるのですが、どこが悪いのか番組の頭と終わりが切れてしまう事態が発生して信用できず、結局自分でタイムフリーを聞きながら録音していると。

 ただ、一番の問題はタイマー録音してまで聞きたい番組が少ないということでしょうか。運転中にラジオを聞いてるのは楽しいのですが、トーク番組はリアルタイムで聞くのが楽しいので。

 ラジオはもっと音楽を流すべきだとは思うのですが、最新の流行歌に反応できないのはいかんともしがたく、自分で聞きたい音楽はサブスクで聞けたりします。そうなると、誰かの紹介で音楽を聞きたいか、どういう人のトークとともに聞きたいかということになりますね。

 留守録のアプリはまた別の物を試したいとは思ってますが、どうやってラジオ番組をサーチするか、それをどうやって録音するかというのは今の形態がベストかどうかわからず、また10年後くらいにレビューすると面白いかもしれませんね。まずはNHKの「ラジオ深夜便」と「夜のプレイリスト」の留守録ができれば特に困りません。

 ちなみに、そのMDが使えるミニミニコンポは、数年でCDのトレイが出てこなくなって使えなくなってしまったという…。


タイマーと私 その3

2022年08月06日 | ラジオ番組の話題

 時は流れて1985年。私は大学4年生。夏休みが終わると就職も決まってバイトばかりやってたので、多少貯金ができました。それで、まず買ったのがタイマー録音対応のラジカセ。SONYでしたが、ラジカセとはいえステレオのスピーカーは取り外しができて、ドルビーNRあり、5バンドのグラフィックイコライザー搭載というなかなかのスペック。操作ボタンもパネル式のフェザータッチで、見かけはミニミニコンポという感じ。

 これがタイマー録音対応というところがみそで、当時も色々調べたのですがラジカセにタイマーが付いてる機種はあるものの、そういうのは再生のみがほとんど。目覚まし時計代わりにラジオをつけるというのが多かったです。

 そしてほぼ同時にオーディオタイマーも買いました。こちらはAKAIでしたが、9千円くらいしたかも。これはなかなか優秀で、デジタル時計が付いてるのですが2種類のプログラムができました。すなわちON OFFを2回設定できるので、時間の離れた二つの番組の留守録が可能。型番は覚えてませんが、操作パネルを見るとこれだったかも

 しかもこのラジカセはオートリバースなので、120分テープを入れれば最長2時間分の録音が可能。当時はFM誌がいくつかありましたが、私はFM STATION専門。何しろ大判で番組表が見やすかったし。当時は京都に住んでたのでFM大阪は問題なく聞けたので、これで番組表をチェックするのは本当に楽しみでした。

 その頃はFM大阪で「RADIO PAPA」というお昼の生ワイドがあって、その3時台に毎日邦楽のアーティスト特集をやってました。大体3曲くらいなのですがそれが楽しみでちょくちょく録音しました。が、その前にラジオ大阪で別の聞きたい番組があっても録音はできるわけです。

 また、FM大阪では深夜3時から英語のDJによる音楽番組もあって、洋楽邦楽両方あって時にはグループサウンズ特集とかアイドル特集もあったり、それも番組表をチェックして聞きたい日は録音してました。

 FMなのでステレオでなおかつドルビーありで録音できたので、レコードプレイヤー持ってない立場としてはこのタイマーとラジカセはすごく重宝しました。。今思い出しても、「あなた、ラジオ生活楽しんでますね。」と自分に言ってあげたいくらい。

 ただ、翌年就職したら平日は出張生活になってしまい、こういうのはできなくなってしまいました。まあ、若者の生活としてはありがちですね。

 ということで、明日の最終回に続きます。


タイマーと私 その2

2022年08月05日 | ラジオ番組の話題

 本日のテーマは「家電タイマーでカセットデッキを操る。」です。

 最初は家電用のアナログタイマーにラジカセを繋いでラジオの留守録をしてたわけですが、高校2年の秋にステレオというかいわゆるシステムコンポーネントというものを買ってもらいました。構成は、プリメインアンプ、レコードプレイヤー、チューナー、カセットデッキ、スピーカーです。メーカーはLo-D。

 別に親にねだったわけではないのですが、元々家にあったモジュラーステレオが古くなってきたので買い換えることになった次第。当時はまだミニコンポはメジャーじゃなかったし、親もスピーカーが大きくないのはステレオではないと思っていたのではないかと。

 このセットにもオプションではオーディオタイマーがあったのですが、私も別に希望しなかったので買わず。なにしろタイマーだけで1万円くらいしましたし。なので、チューナーとカセットデッキのコンセントだけテーブルタップに繋いで引っ張り出し、家電タイマーに繋いでました。

 このカセットデッキはちゃんとタイマー対応で、電源が入った時に再生するか録音するかを選べる仕様でした。そのボタンはパネル式のフェザータッチで、ラジカセのように録音ボタンと再生ボタンをガッチャンと押し込む必要もないと。それを最初に試して、電源が入ると同時に録音を始めた様子にはちょっと感動しました。

 ただ、オートリバースではなかったので120分テープを使っても録音は最長60分。おまけにタイマーはアナログなので誤差あり、60分番組を丸々録音するには少々リスクがありました。さらに電源ONにはできても録音終了後にOFFにすることはできないので、昼間の番組を録音して帰りが夜の場合はチューナーとデッキはつけっぱなしになるのでエコではありません。(当時はまだエコという言葉はなかったですが。)

 それでもこのスタイルは結構重宝しました。当時はラジオたんぱが聞ける小さいラジオも持ってたので、あそこの曲を聞きたいときはデッキのAUX端子に繋いでおけば録音も可能だったし。

 それを結構使った記憶はあるのですが、何しろ高校生だったのでそんなにお金はなくテープは上書きの連続で、当時録音したものはまず残ってません。尾崎亜美さんがNHKFMで81年のお正月に行ったスタジオライブはすごく楽しみにしてて、120分テープの片面に全部録音できたのに、その日はずっと雷が鳴ってて全編に渡ってバリバリと雑音が入ってたのが凄く悲しかったのは今も記憶に鮮明に残ってます。悔しかったなあ。

 ということで、いよいよ本格的なオーディオタイマーの世界に突入するのは明日の記事で。


タイマーと私 その1

2022年08月04日 | ラジオ番組の話題

 中学生の頃、雑誌でオーディオタイマーの記事を読んで「へ~。」と言ってたら、母が「うちにもタイマーある。」と妙なダイヤルとコンセントの着いた機器を出してきました。

 昭和の子供は見たことあると思いますが、時間を書いた大きいダイヤルのあるやつです。構造はいたく簡単でこれに接続した電気製品を、アナログ式のダイヤルで設定した時間(1時間後とか2時間後とか)に電源をONにするというもの。アナログ式の目覚まし時計の感覚に近いかもしれません。

 今では家電製品にタイマーが付いてるのが普通ですが、当時は電気釜にタイマーはありませんでした。多分母もご飯を炊こうとしてタイマーを買ったのではないかと。

 それで、折角なのでなんかに使えないかと思ってやってみたのがラジカセのタイマー録音。やり方は極めて原始的で、まずラジオを聞きたい放送局にセットし、カセットテープを入れて録音ボタンと再生ボタンを押し込んだままにして、あとはタイマーで時間をセットすれば完了。時間がくれば電源が入り録音できて、テープが終わりまで行くとラジオも止まるラジカセでした。

 これは聞きたい番組があるのに、町内にあった祖父の家に親戚が集まってご飯食べる事になったときなどに使った気がします。出かける前に番組の開始時間に電源が入るようにセットし、120分テープを入れておけば多少時間がずれても大丈夫だったり。

 が、そこはそれアナログの時代なので、合わせたはずのチューニングがずれててラジオは雑音がひどかったりしたこともあります。あとは、一足先に帰った母に「ラジオがつけっぱなしになってた!」と電源切られたりして、ついでに「もったいない」と怒られた経験も。

 そしてこの方法は機器に負担をかけるようで、数時間もラジカセのヘッドとローラーにテープを押し付けるというか挟まれてるわけで、そのテープがよれたりラジカセ自体の調子がよくなくなった気もします。所詮ラジカセなので買い替えるほどではなかったですが、音がよれることがちょくちょくあったような。

 その後、高校に入ったらマニアがいて、同じクラスの奴がオーディオタイマー持ってるというではないですか。その本人に話を聞いてみたら、「あんまり留守録する機会ないから、あれで母ちゃんがメシ炊いてる。」ですと。結局炊飯器用かい!

 まあ、民放のFM局がない田舎だったし、そいつは部活もやってなきゃ彼女もいなかったから、学校終わると夕方からずっと家にいたわけで、そら留守録はしないでしょうと。

 ということで、その後の私のオーディオタイマー活用の話は明日に続きます。


今週は水曜が面白そう>歌謡スクランブル

2022年08月01日 | ラジオ番組の話題

 NHKFM歌謡スクランブルで「ほろ酔いソング集」という特集をやるそうで、水曜がその3回目。結構珍しい曲があるので「これは!」と思った次第。

 ということで、オンエア曲は以下の通りです。

「乾杯!」小柳ルミ子
「きめてやる今夜」沢田研二
「ぐでんぐでん」萩原健一
「酔って候」柳ジョージ&レイニー・ウッド
「ふられた気分」研ナオコ
「とまどいトワイライト」豊島たづみ
「二杯目のお酒」和田アキ子
「ボトル二本とチョコレート」BEGIN
「ウイスキーが、お好きでしょ」ゴスペラーズ
「SEA SIDE WOMAN BLUES」サザンオールスターズ
「ひとり旅」佐良直美
「時代おくれ」河島英五
「人生に乾杯を!」加藤登紀子


 大ヒット曲がないあたりが素敵ですが、「ぐでんぐでん」「酔って候」「とまどいトワイライト」などはラジオで聞くことはめったにないですね。私はどれも好きなのですが。

 珍しいといえば、佐良直美さんの「ひとり旅」も当時はよくテレビで見ましたが、ラジオで聞くのは初めてかも。この人自体は好きなタイプではないのですが、これはいい曲ですね。

 そしてこの日の後半はクレイジーキャッツの特集。3日(水)お昼の12時半からです。録音しようっと。


「radiko」とか「らじるらじる」とか

2022年07月22日 | ラジオ番組の話題

 「radiko」と「らじるらじる」は、どちらもいわゆるインターネットラジオですが最近SNSのやりとりでも普通に「radikoのタイムフリー」とかいう話が出てくるので、かなり浸透してきた印象はあります。

 インターネットラジオの何がいいかというと、

・手元に受信機がなくてもスマホやPCで聞ける
・雑音なしのクリアな音

などになりましょうか。もちろんラジオ受信機は一家に一台あった方がいいとは思いますが、それはまた別の話として。

 調べてみたら、radikoは2010年3月からサービス開始してたのですね。もう12年ですか。私がこのブログでradikoの事をネタにしたのはその年の4月なので、開始とほぼ同時にPCで聞いてたのですね。ちなみに私はスマホはずっとアンドロイドですが、この時点ではまだiPhone以外はまともなスマホはない状況でした。私もスマホは持ってませんでした。

 そのradikoは、ユーザーのIP情報やGPS情報を基に地域判定を行い、地域ごとの放送局を無料配信しています。そして2014年4月からは加盟局を全国で聴取可能とする有料サービス「radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)」を始め、その後2016年から放送済みの番組をさかのぼって聞ける「タイムフリー」機能を開始しました。 ここで真に時空を超えた存在となるわけですが、私もすぐ反応してました。(ちなみにプレミアムの機能は有料です。)

 そのradikoは民放のAMラジオの番組をネットで聞けるものとして始まり今ではFMも聞けますが、「らじるらじる」はNHKのラジオ番組のみ聞けるものです。こちらは2011年9月にサービス開始したそうで、radikoの方が早かったのですね。

 radikoから始まったインターネットラジオが、10年経って今では花開いたといえましょうか。タイムフリーとかエリアフリーとか、子供の頃は地方に住んでてAMラジオの向きを変えながら必死でニッポン放送を聞いてた私のようなものにとっては、夢のような世界になったわけです。

 今ではradikoでもNHKの番組が聴けるようになり、実際ややこしい世界ではありますが、軽く整理してみますと以下の通りとなります。

・どちらも基本は無料だがradikoプレミアム(エリアフリー、タイムフリー)は有料。
・NHKのらじるらじるは完全に無料。
・らじるらじるの聴き逃しは無い番組もある。
・radikoではNHK番組のタイムフリーはない。
・radikoの民放局のタイムフリーは基本的に全番組聞ける。
・どちらも基本的に1週間前まで遡って聴ける。

 「基本的に」と書いてるのは、例外や決まりがあれこれありますので、その辺は各サービスのサイトで調べてみて下さい。今日のテーマは、どちらもうまく使いこなすと人生を豊かに暮らせますよと。

 またradikoがサービス開始して以降、スマホやPCで留守録も可能なアプリができたりしてますので、その辺も使いこなせば怖いものなしですね。いかに雑音を回避して受信するかじゃなく、どうやって番組情報を入手するかということが重要なのでしょう。なんとなく流れているラジオを聞いてるのも楽しいのですが、攻めの姿勢で全国の情報を集めている強者もいるかも。時代は変わりました。


「今日は一日ユーミン三昧」聴き逃しは7/25(月)まで

2022年07月19日 | ラジオ番組の話題

 昨日はNHKFM祝日の名物企画「三昧シリーズ」の日で、今回は「今日は一日ユーミン三昧」でした。そこではリクエストTOP50を発表してたのですが、50曲もあるので当然シングル曲以外も多いです。(ランキングはこちら)

 そもそもユーミンというとシングルよりはアルバムが毎回1位になるイメージだったので、どのアルバムのどの曲がランクインするのかが注目だったのでしょう。その50曲について、普通の人はどれくらい知ってるかわかりませんが私の場合は

知ってた:27曲
知らなかった:23曲

でした。かろうじて勝ち越しです。ただ、私はユーミンについてはベストアルバムも含めてレコードもCDも一枚も持っておらず、それでも半分以上知ってたというのがユーミンの強さでしょう。

 どういう人が投票したのかはわかりませんが、ランキングでは意外な部分もありました。というのは「思ってたより人気がある」のと「意外に順位が低い」の二つですが、それは下記の通りです。


<思ったより人気がある>
39位 魔法の鏡
38位 今だから
30位 ナビゲイター
22位 緑の町に舞い降りて
9位  まちぶせ
7位  晩夏
2位  カンナ8号線

 「魔法の鏡」は早乙女愛さんのデビュー曲としての印象が強いですが、こんなに人気あるんならもっとヒットしてもよかったものを。

 「今だから」がランクインしたことにはびっくり。私も好きなのですが、何しろCDになってないのでラジオではめったに聞けません。調べてみたら、歴代のオリコン1位の曲でCDになってないのはこの曲だけなんですって。ヒジョーにキビシー!←と、いつもの財津違い。

 「ナビゲイター」はシングルB面曲だし、一応CM曲だったけどもう40年以上前の話だし今ではラジオで聞くこともほとんどないので、これが出てきて驚きました。

 「緑の町に舞い降りて」は舞台が盛岡。30数年前に盛岡に引っ越した時、学生時代の友人に転居通知で「盛岡はユーミンの歌にもなってる」と言ったのに誰も知らず、今になって「こんなに上位なのに!」とムカムカします。

 「まちぶせ」は石川ひとみさんの歌というイメージが強く、ユーミンのセルフカバーはさほど話題になってなかった気もするので、ユーミンのファンは「なんで9位?」と思ったかもしれません。ただ、この番組はメールを送るのにリクエスト曲を書く欄があって、ゲストに石川ひとみさんが来るとわかった時点でひとみさんのファンがみんな「まちぶせ」と書いたのではないかと。実は私もそうなので…。

 他の2曲もまったく知らなかったのですが、「カンナ8号線」はライブの定番なんですってね。それを考えるとコンサートに通ってるファンの力は強いなあと思いました。さすがです。


<意外に順位が低い>
49位 真夏の夜の夢
36位 ひこうき雲
31位 リフレインが叫んでる
29位 翳りゆく部屋
24位 春よ、来い
23位 恋人がサンタクロース
17位 あの日にかえりたい


 「真夏の夜の夢」はバブル期のドラマの主題歌だったし相当売れましたがこの順位。ということは、ファンはこの曲にはあまり投票しなかったのかも。「売れた売れないじゃなくてもっといい曲いっぱいある。」というファンの思いを感じて、意外というよりはある種痛快な気もします。

 「ひこうき雲」はベストテンに入るかと思ったらこの位置。もしやファンの人は聞き飽きたか?

 「リフレインが叫んでる」はバブル期の象徴のような曲であり、本当に流行ったと思ったのですがシングル曲じゃないんですね。それにしても31位とは。

 他の4曲はファンでないものからするとユーミンの代表曲だと思ってたので、どれも「え? ここ?」と驚きました。特に「あの日にかえりたい」はベストテンに入るか、あるいはもしかしたら1位かとも思ってたのですが。


 そして、個人的に50位に入らず意外だったのは、DOWNTOWN BOY、冷たい雨、サーフ天国、スキー天国、きっと言える、14番目の月、ベルベットイースターなどなど。ベルベットイースターは私なんぞは「ザ・ユーミン!」だと思うし、サーフ天国、スキー天国なんてのは聞いただけでウキウキする人多いように思うのですが。

 そんなこんなで長丁場でありながらファンではない私のようなものも楽しめたし、ユーミソこと清水ミチコさんの物真似や石川ひとみさんの「まちぶせ」の生歌も聞けたというこの番組が、「らじるらじる」の聴き逃しサービスで聞けます。「らじるらじる」は無料ですし、約1週間は何度でも聞けるので皆さん是非どうぞ。何しろ長いので平日の夜に聞こうっても1日じゃ無理ですよね。ちゃんと聴き逃しをやってくれたNHKには感謝します。


7/18は「今日は一日“ユーミン”三昧」ですと

2022年07月15日 | ラジオ番組の話題

 NHKFMの名物企画である三昧シリーズですが、7/18(月)は「今日は一日“ユーミン”三昧」だそうです。なにやら今月の5日でデビュー50周年を迎えたそうで、番組ではリクエストを募りそのトップ50を発表するのだとか。

 ユーミン自身の作品が一体何曲あるのかは知りませんが、さらっと「TOP50」とか言えるのが凄いですね。私は50曲も知ってるかなあ。

 また、ユーミンと言うと自身の歌もそうですが、他の歌手への提供曲も多いです。もしかしたらそういうコーナーもあるのでしょうか。そして、今回はその中から石川ひとみさんがゲストにきて、「まちぶせ」を生歌で披露するのだとか。数ある提供曲の中で、これが生で聞けるのはファンとして本当に嬉しいです。元々は三木聖子さんへの提供曲なのでその辺の話もあるでしょうが、ユーミンがどんなコメントをするかも楽しみです。

 今だとユーミンが作るとなんでもヒットするようなイメージがありますが、提供曲としての最初の大ヒットはバンバンの「いちご白書をもう一度」でしょうか。アグネスの「白いくつ下は似合わない」もほぼ同時期ですが、あれはどれくらいヒットしたのでしょう。ハイファイセットの「卒業写真」がもっと早いですが、あれは発売当時はそれほどヒットしなかったのではと。今ではまぎれもないロングセラーですが。

 ちなみに、私が初めてユーミンを知ったきっかけは多分「ルージュの伝言」だったように思います。結構ラジオでかかってましたしね。

 ところで、バンバンは「いちご白書をもう一度」がヒットしましたが、その次のシングルもユーミンの作詞作曲でした。その曲名を3秒以内で答えられる人は上級者です。ユーミンが作ったからと言って、すべてヒットするわけではないということですね。

 と、あれこれ語ってますが実は私はユーミンについてはレコードもCDも一枚も持っておりません。大体周りで聞いてる人がいたり、ラジオでもしょっちゅうかかってたので自分では買わなかったけど曲は知ってるという典型でしょう。そういうのが本当の流行歌なのでしょうね。(と、持ってない言い訳)

 放送は7月18日12時15分~18時50分、19時20分~21時15分です。聞かねば!


明日の歌謡スクランブルでマイ・ピュア・レディがっ!

2022年07月14日 | ラジオ番組の話題

 明日のNHKFM歌謡スクランブルは、「懐かしのフォーク・ニューミュージック集(2) ▽矢野顕子作品集」という内容。オンエアリストは下記のとおりですが、今回尾崎亜美さんの「マイ・ピュア・レディ」もあります。

 イメージとしては春の曲なのですが、今年はテレビで生歌でも聞けたしラジオでもよく聞くような。なんにしても、亜美さんの曲は1日1回はラジオから流れて欲しいものだと思っています。

 そして「フォーク・ニューミュージック集」ということですが、今回の曲目を見るとフォークはかろうじて長渕とふきのとうくらいですか。とはいえ「ニューミュージックと言われてもうれしかないよ!」という感じの人もいそう。

 チューリップなどは、1stアルバムの広告では「もうフォーク、ロックと呼ばれるのは飽き飽きしたよ。チューリップと呼んでくれ。」という名コピーがありましたが、いまだにフォークだニューミュージックだという世界なのですね。こんなことでは、財津さんが「ヒジョーにキビシー!」と怒るかも。←財津違い

 ところで、今回の前半ですが東芝EMIのコンピから4曲、ソニーのコンピから7曲、原田真二のみ本人のベストアルバムということで、ちょっと選び方が安易じゃございませんか?

 なんにしても、こちらの番組は聴き逃しもありますので興味がある方は是非どうぞ。矢野顕子さんの曲は案外知らないなぁ。


「巡恋歌」長渕剛
「風来坊」ふきのとう
「ゆうこ」村下孝蔵
「マイ・ピュア・レディ」尾崎亜美
「虹とスニーカーの頃」チューリップ
「Yes-No」オフコース
「CHANCE!」白井貴子
「BOYS & GIRLS」大江千里
「タイム・トラベル」原田真二
「モンロー・ウォーク」南佳孝
「夢で逢えたら」吉田美奈子
「A面で恋をして」ナイアガラ トライアングル

「津軽ツアー」矢野顕子
「ごはんができたよ」矢野顕子
「ひとつだけ」矢野顕子
「春咲小紅」矢野顕子
「ラーメンたべたい」矢野顕子
「David」矢野顕子
「中央線(feat.小田和正)」矢野顕子
「大家さんと僕」矢野顕子
「わたしがうまれる」矢野顕子