今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

なぜパソコンは嫌われる? その2

2000年06月21日 | ブログ・インターネット

 「なぜパソコンじゃなくて、携帯なんだ?」という問いには、「だってパソコン高いんだもん」という声が聞こえてきそう…。が、気を取り直して「パソコンだからできる凄い事」を考えてみましょう。

 まず、ホームページ閲覧に関して。現在のプロバイダ新規加入者の割合から考えると、今後iモード対応のページがドンドン増えて来る事は確実。それを考えると、今後はそちらのほうが充実していくでしょう。パソコンで見れば、画像もフルカラーで見られますが、「画像は多くを語らない」という言葉もあるように、この点での差別化は難しいです。

 すると、やはりバイナリメールの活用でしょう。ここは音楽関係のサイトですのでMIDIデータの活用について考えます。自分でDTM作品を作った場合。まず、ベーシックなトラックを自分で作ったとして、ホーン関係のアレンジに詳しい人にメールで送る。それにホーンセクションのデータを入力してもらって返送してもらう。今度はそれを、ストリングス関係のアレンジに詳しい友人に送ってストリングスのアレンジをしてもらう。ってのはどうでしょう。あるいは、同じ曲を二人の友人に送って、それぞれに好きにアレンジしてもらう。で、返送してもらって聞き比べてみるとか。これは、どうがんばってもiモードでは出来ません。DTMのソフトも最近は比較的安価に入手でき、ソフトウエアシンセも発達してるので、これは別に夢のような話ではありません。アマチュアミュージシャンでも作業としては簡単です。問題は、そういう友達を作る事の難しさです。

 その他、「オンラインソフトをダウンロードして、パソコンでバリバリ活用する」のも携帯では不可能。その点が差別化のポイントとなります。しかし、高機能のオンラインソフトはファイルサイズが大きくなるので、高速回線(ISDN等)の一層の普及が必要なのは言うまでもありません。そのためには通信料金の低価格化が必至。ということで、明日は「インターネットにかかる費用」について考えてみます。







※この記事は、当時@niftyのホームページサービス「@homepage」上で開設した「太陽別館・午前零時の旋律/今日のひとネタ」に掲載した記事をgooブログに転載したものです。記事を書いた当時はまだgooブログサービスが存在していませんでしたが、「@homepage」が廃止となったため、過去の記事の保存の目的で行ったものです。その辺の事情はご了承いただいた上でご覧いただければ幸いです。