写真の雑誌は今月のヤングフォーク…って、もちろん嘘で1975年4月発行になってます。何年か前に中古で買ったと記憶してますが、裏表紙の広告はヤマハのSXなのでそういう時代だったのですね。
この雑誌はフォークだけじゃなくて歌謡曲の楽譜も出ているのですが、中盤に「75春のオール・ヒット・パレード ベスト26」というコーナーがあります。当方この時期の歌謡曲にはかなり強いと自負しておりますので見てみたのですが、よもやの完敗。ちなみにベスト26と私の結果は以下の通り。
・湖の決心 / 山口百恵 → ぼんやりわかる程度。
・水色のページ / 麻丘めぐみ → まったく知らず。
・白い部屋 / 沢田研二 → 出だしだけ歌える。
・片隅のふたり / 麻生よう子 → まったく知らず。
・私鉄沿線 / 野口五郎 → 全部歌える。
・愛の予感 / 三田悠子 → まったく知らず。この人も知らない。
・ふたりの問題 / フォーリーブス → まったく知らず。
・夜行列車 / 中村雅俊 → 全部歌える。
・たんぽぽ / 太田裕美 → 全部歌える。
・哀愁のレイン・レイン / チェリッシュ → 全部歌える。
・愛する人のために / 小坂明子 → まったく知らず。
・別に / グラシェラ・スサーナ → まったく知らず。
・おとずれ / 美詩える → 出だしだけなんとなく歌える。
・湯けむりの町 / 森進一 → 一応全部歌える。
・春のめざめ / 森昌子 → 知ってたはずだけど思い出せず。
・黄昏の街 / 小柳ルミ子 → まったく知らず。
・想い出のバイオリン / あいざき進也 → 聞いたことあるけど歌えない。
・純愛 / 片平なぎさ → 全部歌える。
・父よ / エルザ → まったく知らず。
・バスが来るまで / 渡辺秀吉 → この人は知ってるけど歌は知らず。
・生まれたままの姿で / あべ静江 → 全部歌える。
・女性 / 南沙織 → 全部歌える。
・わるい誘惑 / 郷ひろみ → 歌詞に見覚えはあるけど思い出せず。
・はじめての出来事 / 桜田淳子 → 全部歌える。
・涙と友情 / 西城秀樹 → サビ前まで歌える。
・愛の迷い子 / アグネスチャン → 出だしだけ歌える。
ということで全部歌える=勝ちとすると合計8勝18敗。当時の郷ひろみのヒット曲なんて全部わかるでしょと思ってたのが恥ずかしいくらい。エルザとか三田悠子とかは「なんかそういう人いたような気が…」という程度。ちなみにエルザのこの曲は真理アンヌ作詞ですって。調べてみると、これの次のシングル「1957年」というのは作詞:エルザ、作曲:茂木由多加、編曲:佐久間正英だとか。どういう人なんでしょ?
森進一の「湯けむりの町」はすごい字余りの歌なので適当に歌えますが、多分カラオケで採点すると20点くらいしか取れないかも(笑) 「襟裳岬」は拓郎さんでしたがこれは小室さんの作曲ですね。(小室さんというのはもちろん哲哉じゃなくて等の方)
西城秀樹の「涙と友情」は歌おうとするとオックスの「スワンの涙」になってしまうのが難点。サビは歌詞を見ても思い出せません。アグネスチャンの「愛の迷い子」は「木枯らしに負けそうなの~」という出だしが印象的で、多分木枯らし紋次郎にセクハラされたりしたんでしょうが(?)、途中からまったく思い出せず。この1年後に出した「冬の日の帰り道」は似たような感じの曲ですがそっちはわかります。そのB面が「ハローグッドバイ」だったんですね。ふむふむ。
なお、別のコーナーで紹介されていた新人アーティストは、宮前ユキ、ブーメラン、まざあーこんぷれっくす、月と五ペンス、ベル、タケカワユキヒデ、マイペース、葛城ゆき、ホモサピエンスなど。こちらもブーメランとまざあーこんぷれっくすという人たちはまったく知りません。昭和歌謡は奥が深い…。