朝ドラ「まれ」が始まりました。「あまちゃん」以来久々に現代のドラマとなります。1週目はほぼ毎日リアルタイムで見ました。感想としては結構面白いと思います。ヒロインはまだ子供時代でしたが、子役も結構頑張ってたのではないでしょうか。ドラマの開始当初はキャラクター設定をわかりやすくするために、結構極端なセリフや場面が多いものですが、それがあったとしても楽しめてます。田舎の漁村にヒロインが都会から越してくるという設定だけ見ると「あまちゃん」と同じですが、特にあの雰囲気を意識しているわけではなく、なおかつ能登の風景の素晴らしさも活きてるのでドラマのスタートとしてはよろしいのではないでしょうか？
特に好きな役者さんが出てるわけではないのですが、全般的な雰囲気も演出も楽しいです。タイトルバックも明るい雰囲気だし、ナレーションも戸田恵子さんの声がサラッと聴きやすいので来週からも楽しみです。
なお、私の場合出身が石川県なのでこのドラマをきっかけに能登の観光産業が活性化すればいいと願ってますし、ヒロインの土屋太鳳さんは可愛いので応援したいとも思ってますので、はっきり言って贔屓の引き倒しです。私が批判するようになるとこのドラマも終わりでしょう（？）。
登場人物はなかなか個性的なキャラが多いですが、田中泯さんと田中裕子さんの夫婦が寡黙なだけに何かいろいろ秘めてそうで今後に注目です。常盤貴子さんもドラマで見るのは久々ですが相変わらず綺麗ですね。
さて石川県出身者としては、登場人物の能登弁のチェックをしたいところですが、私は能登ではなく加賀百万石の金沢でもなく地元は大聖寺十万石のあたりですので、能登の言葉は厳密にはわかりません。イントネーションはほとんど同じですが、単語はちょっと違うようですね。「…やさけ」とか「…やがいや」とか「だら」は同じですが、「まんで」っていうのは言いませんし。
出演の方では篠井英介さんは元々金沢出身ですので完璧なのは当然として、田中泯さんが凄く上手でびっくりです。本当にあんなじいさんがいそうで。あとは聞いてて思うのは「山（ヤマ）」という単語で、「ヤ」にアクセントを置いてるケースが多いのですが、あれを「マ」の方にすればそれっぽくなるのにとか思います。まぁ気にしない人が多いでしょうが。
ということで明日からはいよいよ土屋さんが主役ですので注目しましょう。さらに明日からはＢＳで「あまちゃん」も始まるので毎朝楽しみです。今年はいい春だなぁ…。