先日尾崎亜美研究室の掲示板でデイビッドフォスターのシンセベースを話題にしたところ、ふとギターワークショップのことを思い出しました。私がシンセベースという言葉を初めて聞いたのは、ギターワークショップの大村憲司&カクトウギバンドでの坂本教授でした。
当時「へ~シンセベースか」と思ったものの、普通のベースではありえない音域を弾くとか音域はベースで音色とか音の立ち上がりとか減衰を変化させるだろうとか、そういう想像しか働かず。まだ5弦ベースも一般的では無かった時代ですし。
で、そのギターワークショップですが、70年代後半に第一級のギタリストが集まって、アルバムがVol.1~Vol.3まで発売されてました。調べてみると、1977年のVol.1が大村憲司、渡辺香津美、森園勝敏、山岸潤史、1978年のVol.2と1979年のVol.3が大村憲司、秋山一将、森園勝敏、山岸潤史というメンバー。
当時からそういうアルバムがあるのは知ってましたが、今にしてみると1と2にホーンスペクトラムが参加してるのも魅力だったりします。ただ、この時のメンバーは新田一郎さんと兼崎ドンペイさんと中村哲さんの3人。まだトロンボーンのいない頃です。レコードは持っておりませんが、後にお店で中古盤のクレジットを見たら当時から既に「新田ヨロシク一郎」となっていたのに驚きました。
ということで、40年前から気になっていたアルバムですから買ってみようかとは思ったものの、普通に入手できる通常版はカットされまくりで極めて評判悪いですね。ふ~む。