11日が最終回でした。日曜劇場枠なので、「半沢直樹」とか「下町ロケット」の匂いを感じる作風ですが、これはオリジナルストーリー。
番組サイトによると「ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描く。」というもの。主役といえるのが山﨑賢人、松下洸平、岸井ゆきのという若手で、そこにオダギリジョー、皆川猿時、風間杜夫、でんでん、塚地武雅、西田尚美などが絡みます。
感想としては、前半はまあ面白かったけど後半にあれこれこじれてからついて行けなかったという感じ。単純にオダギリジョーが悪役で最後コテンパンにされるというものではつまらないでしょうけど、どんでん返しが多すぎてなんだかわからなくなってしまいました。
のめりこめなかったのは、私がああいうゲームを一切やらないので、その影響は大きいかと思います。ただ、作ってる人たちがお金儲け目当てだけじゃなくて、普通に音楽や小説や映画を発表するように、自分の作品をみんなに楽しんで欲しいと思って取り組んでるというのは伝わってきました。
私はコンピューターでのゲームはやりませんが、子供の頃はお年玉貰っておもちゃ屋に行き、新しいゲーム買って兄やいとこ達や友達と遊ぶのは楽しかったので、そういう意味で人々をワクワクさせるためのものであるというのは伝わっては来ました。私の年代ではオセロゲームなんてのは小学生の頃に親戚のおっさんに貰ったのがきっかけでしたけど、結構楽しめましたし。
そういうのを考えると、今のPCやスマホや専用マシンでやるゲームが好きでたまらない人にとっては「すごくわかる」という感じだったかも。
なお、このドラマは語りが神田伯山だったのですね。気がつかなかったなあ。