この問題、最初は「姉歯設計による耐震強度の偽装問題」だったが、いろいろわかってくるうちに「姉歯設計も含む耐震強度の偽装問題」の様相を呈してきた。まぁ「みんながグルだった」らしい。グルになるつもりだったかどうかは別にしても、実際に欠陥建物が建ってしまっているのだから、言い逃れをしたところで、責任のなすりあいをしたところで、百歩譲って「ミス」だったとしても「アイツが悪い」ではなく「我々も悪かった」となぜ最初から言えないのか不思議でもある。解体作業が費用的にも大変ならデイビッド・カパーフィールドかプリンセス・テンコーに頼んで消してもらおうか?一瞬に。私はいろんな番組に出て苦し紛れの釈明をしている“あの人”が、「一番怪しい」と踏んでいるのだが、証拠は無い。
最初にこの問題を書いた時に、私はコメントのほうで書いたのだけれど、とりあえず姉歯をはじめとして責任のなすりあいをしている関係者には、問題解決まで「危ないマンション」に住んでもらうというのはどうだろう?住民の気持ちをまず知るべきで、地震の危険におびえるマンション住民の人は問題発覚後毎日ピリピリした生活のはず。直接命の危険があるのだから。これで、告発されて実刑になったとしても命までは危険が及ばないでしょ?関係者は。
象徴的だと思ったのは民間検査機関の名前で、要は・・「儲ければ住民の危険なんか どうでもイーホームズ」ってことだったんだよね。