Fit in fits

たまに富士山を撮影しています。「富士山と乗り物のコラボ」を撮ることが多いです。他のネタはほんの少し。

2週連続

2007-10-15 01:26:32 | ビールの記憶
 また行きました。行っちゃいました。今回飲んだのは以下の4種。ライジングサンPA以外は季節限定のビールです。オレはやっぱりスルガベイ・スティームが一番いいかな。どれもすごくおいしいんだけどね。タモさんはいなかった。
 静岡県にこんなにおいしい地ビールがあるなんて最高!「danchu」8月号の「創刊200号記念大特集 ニッポンの名店 日本一うまい店集めました」の特集http://www.president.co.jp/dan/20070800/index.html
で選ばれただけのことはある!機会あればみなさんも是非!
http://www.bairdbeer.com/j/index.html


 1:オクトーバーフェスト ラガー 2006
(2006年春仕込み、1年以上の樽内熟成版)
 伝統的なドイツのメルツェンラガースタイル。輝かしい歴史と伝統を誇るバーバリアン地方のビール醸造に敬意を払うため造った。モルトは伝統的なドイツモルトを数種類(ミュンヘン、ウィーン、キャラード、メラノイダン)使用。ホップはアメリカ産のマグナム、パール、ヴァンガードを使用。酵母はユニークはミュンヘンラガー酵母を使用っした。その結果リッチで、大変深みのある、素晴らしくバランスの取れた、ミディアムボディのビールに仕上がった。(これを1年寝かせたもの)

 2:スルガベイ スティームラガー

 「スティーム」は、19世紀中頃にアメリカの西海岸(カリフォルニア)で生まれたユニークなスタイル。低温で発酵するラガー酵母を使用しているが、エールタイプと同じ位の少し高い温度で発酵させている。スティームの名前の由来は、このスタイルは主にパブで樽(カスク)で提供されており、樽の中で2次発酵が行われていたため、樽をタップに繋ぐ時に炭酸ガスの圧力を抜くのだが、その時に出る音が蒸気(スティーム)が高圧パイプを抜けていく時の音と似ていたため、そう呼ばれるようになった。フリッツ・メイタッグ氏率いるアンカーブルーイング社のフラッグシップビール「アンカー・スティーム」により今日でもサンフランシスコを代表するスタイルとなっている。

ベアードスルガベイスティームラガーは、この素晴らしい歴史的なスタイルをベアードなりにアレンジしたものだ。色は秋の木の葉のような赤みがかった琥珀色で、やや高い温度で発酵させたこのラガーは、ソフトで丸みを帯び、ラガー酵母特有のアロマの個性も感じることができる。フレーバーはいちじくやレーズン、プラムなどを思い起こさせるフルーティなものだ。かすかに感じるナッツのようなフレーバーが全体的な印象をより複雑にしている。比較的ホップのアロマはないが、後味に感じる35BUというホップの苦みのパンチの奥に、最初に感じるフルーティな甘みが潜み、うまくバランスが取れている。

 3:ニューワールド アルト

 「アルト」はドイツ語で「古い」という意味で、ビールについて語る場合は、現在ドイツで良く飲まれている色の薄い(ペール)下面発酵スタイルのビール以前のビアスタイルという意味で使われる。「アルト」といえばアンバーカラーの上面発酵エールで、都市デュッセルドルフ周辺が有名だ。典型的なアルトビアはライトからミディアムボディでホップの個性が強い。ベアードニューワールドアルトはドイツ産のピルスとウィーンモルトをベースに、その特徴的な赤銅色とボディを出すために、キャラメルとチョコレートウィートモルトを使用した。ホライゾン、パール、ヴァンガード、スターリングなどのホップを使用したため、40BUというホップの強さが最初から最後までいい具合にフレーバーにパンチを利かせている。


 4:ライジングサン ペールエール (ベアード定番ビール)

 喉の渇きを癒すさわやかなこのビールはアメリカ西海岸のスタイル。ソフトで柑橘系の素晴らしいホップの香りが、口に含むと丸みのある蜂蜜のような甘いフルーツのフレーバーに取って変わる。後味はすっきりと爽 快である。
コメント (2)
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