さて、9月に八ヶ岳の麓、清里へディスクゴルフをしに行ったことと、そのことを書いた記事が、作家安部譲二氏のブログ「続八ヶ岳あかげら日誌」から(おそらく八ヶ岳つながりで?)トラックバックを頂いたことも書きました。
その後、その安部氏のブログをよく覗いていて、さすがに作家が書く文章はすごく面白い・・といつも思ってました。やはりレベルが違うと・・。
そして、ブログのほかにオフィシャルサイトがあるをそのリンクで知り、そこを覗いてみたら、そこにも日記に近いものがあり「あんぽんたんな日々」として書かれています。そうしたら!その10月9日のものに「生しらすと静ごころ」の題で書かれたものがありました。生しらすなら間違いなく清水から近いところへ来たということであり、「静ごころ」がお酒の名前だというのは当然わかっていたのでそれを見てみました。
そうしたら、安部氏は富嶽カントリーでのゴルフの前日、ウチから近くも近く、玉川楼で夕食をされてから富嶽カントリーのロッジへ泊まり、ゴルフをされたとのこと。玉川楼はウチから歩いて3分の歴史ある料亭だが、それにしてもまさか、TBしてくれた有名作家がこんなにウチから近いところへとやって来ただなんて偶然だけどビクーリ!しかもその日記は私の誕生日にアップされたのだから驚くほかはないですね。
その安部氏の文には・・
「静心」か「静ごころ」か、壜のラベルを見ていないから分からないが、この酒がなんとも言えないほど良かった。
この静ごころは、女で言えば滝川クリステルか、上戸彩みたいなものだと俺は思ったのだが、中村さんも西澤さんも多分、お分かりにならないと思ったから、俺は黙って呑み続ける。
泊めていただいた富嶽カントリーのロッジは、一流ホテル並みだった。
夜中に寝酒の自動販売機を探しにフロントに降りていったら、ナイトクラークがちゃんと教えてくれて、階段のライトを俺が登る間点けてくれたのだが、こんな心遣いに感激する。
このゴルフクラブは、従業員にいい教育をしている。
アウトのことは書きたくないが、インはドライバーが上手く打てた。
上手く打てれば、ゴルフより面白いものは、競馬と麻雀、それに手本引きしか俺は知らない。
キャディーさんは凄く姿が良くて綺麗な方だった。
二十年前なら多分、俺はほとんど自動的に清水の人になっていた。
もっと練習して、もっと上手く打てるようになりたい。
ウォーキングよりもっとゴルフをしようと俺は思った。
・・とある。確かに清水の一番いいところを巡っているのがわかります。玉川楼しかり、富嶽カントリーしかり。富嶽CCは以前はキャディーが20代の練習生しかおらず皆若かったし(現在はその人たちがそのまま持ち上がりで平均は上がった)、プレーを終えクラブハウスへ上がってくるとシューズを脱げと言われ、預けると風呂入ってパーティーが終わるとそのシューズは帰りのときに磨かれて返さます。まるで、部屋へ通された直後に「靴下を脱げ」と言われる伊豆の銀水荘のようです。(銀水荘ではその靴下は翌日お帰りの際に洗濯して返される)
ま、それはともかく“二十年前なら多分、俺はほとんど自動的に清水の人になっていた。”と、清水にいい印象をもって帰られ、そしてそれをまた書いてくれて清水を宣伝してくれるのは大変ありがたいですね。
清水っていいところだよ。
大人気ないオトナ~安部譲二オフィシャルページ