生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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こんな政治家が出てきて欲しい

2019-07-03 | 人口を減らせ論

数か月前に、マツコ・デラックスさんが
「みんなが結婚して子ども増やすのが正解なの?ある程度の衰退はしょうがない」
と言ったことが話題を呼んでいる。

一方、相変わらず政治家は「産め産め」うるさい。
先日、某ブラック企業などは、「いつまでも独身の人は信用しない」
「子どもがいるかどうかで信用度は異なる」
「未婚・子なしの責任感は目先だけ」
と宣った。

そりゃブラック企業側としては、
「家族・子どもを人質に、スタッフを奴隷化する」
というお得意の手口が使えないのは致命的だからでしょうよ(笑)。
それから政治家は、毎日満員電車に乗ってみたまえ。


冒頭のマツコさん、よく言ってくれたと思った。
私はさらに「人口減少」は必ずしも「衰退」でないとさえ考える。

一人ひとりにたっぷり愛情を注ぎ、
素敵な人間に育て上げればいいのではないか。

すばらしい人間10万人の国は、
人間性がクソな一億人の国に勝る。

そして何より、日本では少子化ばかり話題になりがちだが、
世界では人口爆発のほうがはるかに深刻な問題だ。

地球人口が大幅に抑えられれば、
戦争も飢餓も環境問題もなくなるとされる。
満員電車も渋滞もなくなり、
災害時の混乱も最小限に抑えられる。

地価が下がることで、皆が大きな家に住み、
隣家と距離をたっぷりとることでご近所トラブルもなくなる。

そうしたゆったりと生きていける世界を、
未来の子どもに残す。そう発想を変えてはどうだろうか。
日本が世界をリードし、
人口が減少しても回る社会システムを一から作っていくのだ。

そんな方向の政治家を切望する!
「経済や人口を抑制しよう」なんて政策だと、
「日本をダメにしようとしてる」と捉えられかねない。

そうでないことをきっぱりと示し、
日本云々でなく、世界を巻き込んでいける政治家が誕生して欲しいものだ。


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