生き物好き気象予報士&理科教員、公認心理師・金子大輔(金兵衛)のブログ~通り雨の旅路~

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【面接】どんなにくだらないことでも長所になり得る

2023-12-03 | 教育

この時期、
大学入学のための面接を受けている高校生も多いだろう。

面接は、就職・転職でもついて回る。
お見合いなどをする人もいる。

日本人はシャイなので、「自分のよさは」
を把握していない人が多い。

でも面接等々のためにも、時間をゆっくり取って
自分の持ち味を棚卸しておくのがよいと思う。

はっきり言って、どんなくだらないことでもいい。
「早飯早グソ、芸のうち」と言うとおり、
どんなつまらないことでも長所になり得る。

「寝起きがやたら悪い」でも、
「声が小さくて影響力が異様にない」でも、
「おしっこの勢いが凄まじくてボーリングのピンくらいは倒せる」
でもぜんぜんいい。

どんなスキルも使いようだ。

私であれば長期記憶と痛みに強いことを挙げる。

プチ自慢だが、0歳からの記憶が比較的明瞭である。

また、40℃(39℃台後半)の熱があっても
高校の修学旅行を普通に乗り切った。
誰にも体調が悪いことを悟られずに……。

※2つ目は下手すると命に関わるので
マネしないでください。

2つともあまり使いようがないスキルのように思える。

仕事や日常生活で主に使うのは短期記憶であり、
長期記憶を生かせる場面はあまりない。

ただ、学生のときには
「去年ゼミで先生がブチ切れたのって、何月何日だっけ?」
とか
「小学校の遠足で、俺の隣に座ってたのって誰だっけ?」
とか、メモ帳代わりに利用してもらった笑。

長期記憶が生かせる職業なんてないと思いきや、
物書きとしては非常に重宝している。
調べる手間が大幅に省けるし、
文芸作品では、覚えているすべての経験がネタとして使えるのだ。

自分の持ち味を棚卸したあとは、
それをどうやって使うか、何年もかけて考えていこう。
絶対に利用できる場があるはずだ。


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