「やばい、ブラック企業に入っちゃったかも知れない……」
ネットをうろうろしていると、早くも
新人と思われる人たちの、そんな発言を目にする。
「甘えるな!」「社会はそんなに甘くない!」
と一喝するのは簡単であろう。
たしかに、フランス並みの労働環境で働いて泣き言を言うのなら
ちょっと甘えてると言ってもいいかもしれない。
だが、少なめに見積もっても
日本企業の99%がブラック企業だという現実を忘れてはならない
私の考える「ブラック企業の定義」についてもいつか書きたいと思うが、
端的に言えば、悲しいかな、日本人のいる環境では、
企業は物凄い勢いでブラック化する傾向がある。
今は閉鎖してしまった、かつての人気ブログ主さん(海外で働いてる)の
「日本人のいるところに、クソ労働環境あり」は名言だと思う。
日本の企業社会に違和感を覚えるのは、まっとうな感覚である
「我慢できない私が甘えてるのかな」なんて思う必要は1ミリもない。
間違っているのは新人たちではなく、
地獄のような労働環境なのだから……。
ところで、百万が一、自分が政治家になったら(笑)。
徹底した労働者保護政策をやりたいと思う。
スローガンは『労働者に優しく、企業に厳しく』。
たとえば、日本社会では退職・転職を繰り返したり、
年齢を重ねると、再就職が難しくなる傾向がある。
それはちょうど、
離婚を繰り返したり、年齢を重ねたりすると、
色眼鏡で見られて再婚が難しくなる現象と似てないだろうか。
相手に非があって離婚に至った場合、
相手に慰謝料・養育費・生活費などを請求することができる。
同じ理屈を、会社を辞めた場合にも当てはめるのだ。
労働法違反やパワハラ、いじめ、セクハラなどがあって
労働者が退職した場合、
労働者は企業に、慰謝料、生活費・養育費などを請求できる
という法をぜひとも作りたい(笑)。
名づけて『労優企厳法』。
(すみません、ネーミングのセンスが絶望的になくて……)
先に書いたとおり、日本の多くの企業はブラックなのだから、
たいてい労働者が勝ち、企業からお金をゲットできる構図となる
最近は、「景気が回復した」と言われても
潤うのは企業ばかりで、一般市民の財布は決して膨らまない。
企業が、肥満細胞のように内部留保していることも原因と思われる。
その内部留保を吐き出させる意味でも『労優企厳法』は有効ではないか。
ブラック企業として有名なYの会長兼社長T・Y氏なんて、
個人資産が一兆円以上あると言われている。
それをなんとか、市場に吐き出させたいものだ。
(↑貧乏人のひがみ(笑)?)
もし『労優企厳法』が成立すれば、
せいぜい企業は必死で労働法を守るようになり、
パワハラ・セクハラ防止に命をかけることになるだろう。
加えて企業は、辞められるのが怖くなり、
労働者が辞めない、魅力的な条件を提供するようにもなって、
アベノミクスの意図通り、必然的に
サラリーマンの給料も上がることになるのではなかろうか
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