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姫路市勝原区の丁瓢塚古墳について

2024年01月07日 04時21分25秒 | 姫路市
2023年12月8日、姫路埋蔵文化財センターに行った時に撮った姫路市勝原区の丁瓢塚古墳の
写真などを紹介します。
瓢塚古墳は古墳時代初頭に築造された古墳で、箸墓古墳と相似形の前方後円墳です。
丁瓢塚古墳は丁古墳群を構成する古墳の1つ。昭和53年(1978)、国の史跡に指定されている。
これまで昭和62年(1987)に測量調査が実施されているが、発掘調査は実施されていない。
墳丘長は約100mで西播磨地区では兵庫県下2番目の壇上山古墳に次いで2番目の規模。
墳丘長は109mとする説もあります。
後円部は3段築成(2段築成の説も有り)である。前方部は何段築成か不明。

上の写真は姫路市勝原区丁(よろ)にある瓢塚古墳 姫路市埋蔵文化財センターの展示
500基近くある姫路市内の古墳で最も古い前方後円墳として有名です。(古墳時代初頭)
上の写真は瓢塚古墳から出土の古式土師器 壺(古墳時代初頭)
上の写真は古墳時代前半の姫路市埋蔵文化財センターの展示遠景


上の写真は古墳時代前半の説明パネル展示
文化庁のデータベースに記載の瓢塚古墳の解説をそのまま転記
本古墳は、揖保川下流域の丁古墳群に属する前方後円墳で、全長109メートル、
後円部径58メートル、前方部幅40メートルの規模を有する。
平坦地に築かれているが、東側には丘陵がせまり、丘陵延長の微高地をとり込んで築造した
可能性が強い。前方部を南に向け、西南方に平野がひらける。墳丘は2段築成で、葺石・埴輪が
みとめられる。後円部に竪穴式石室の一部が露出しているが、中心からややはずれた位置にある。
副葬品は知られていない。
 本古墳は、揖保川水系では輿塚古墳とならんで最大規模を誇り、当地域の古墳時代中期の首長墓系列をたどるうえで不可欠のものである。




上の写真は古墳時代後半の展示遠景

上の写真は古墳時代後半の説明パネル(姫路市埋蔵文化財センターの展示)

上の写真は勝原古墳巡りウォークマップの地図の上に丁瓢塚古墳の位置をピンクで示した。

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