11/2は福島県天栄村のブランド米「天栄米」の食味コンクールの審査員として行って来ました。
「天栄米は日本一美味しいお米」、、と表現しますと福島の米が日本一だなんて大げさな!と思われるかもしれませんが、大げさではないんです。
ちょっと長い説明になりますが、毎年秋、(今年は11月23日に宮城の七ヶ宿町)「米食味コンクール国際大会」が開かれます。主催は米・食味鑑定士協会http://www.syokumikanteisi.gr.jp/で、新米の美味しさを競う大会です。
日本全国、海外からも出品があるために「国際」となっていまして、昨年は約4000検体のお米の出品があり、今年は5000に迫るそうです。
出品されたお米はまず器械で成分分析され、糖度、粘度、水分を計測し、コシヒカリ部門では上位の40検体が入賞となり、その40のみが実際に炊かれて審査員に食味鑑定されることとなります。 他の数千のコシヒカリはここで落選です。
ですので、入賞するだけでもたいへんなことなのですが、さらにこの40のお米の中から金賞に選ばれるのは、15検体程度で、つまり数千のコシヒカリのなかから15人のお米農家さんのみが栄えある金賞に輝きます。
音楽のオーディション合格くらいの難関ですね
それでこの福島の「天栄米」は、なんと!2008年から5年連続で金賞を受けています。
なお、群馬の川場村のコシヒカリ「雪ほたか」も5年連続金賞で、この二つの米がたいへん評価の高いお米になっているようですよ。
今年は「ゆめぴりか」、暑さに強い「森のくまさん」など北海道や九州のお米の前評判が高いので、いったい結果はどうなるか、今度の土曜23日ヶ楽しみです。
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「天栄米食味コンクール」は、国際大会に準じた審査方法で、まずは分析器による成分内容で上位15のお米を一次審査通過とし、15のお米を食味鑑定士さんの指導のもと同じ条件で炊飯して、審査員(筆者も一審査員として)食味鑑定を行いました。
出品された天栄米がずらっと並んでいました。
審査員20名が美味しかったご飯を五つ選んで投票します。
審査集計中にミニライブしました。
コンクールの後は懇親会! 地酒も天栄米のおにぎりも地場物で作られた料理も美味しかったでした。」
一泊して紅葉を見て周りました
「お米百面相」→こちら