歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“あんどーなつ”から“CHANGE”見ちゃいました。

2008年07月08日 | テレビの話し
昨日は、久ぶりにドラマの梯子をしました。

テレビドラマは、NHK朝の連ドラ以外は見ていないと、以前から云ってましたが、4週前に、たまたま、ちらっと“CHANGE”を見て、それ以来“こっそり”見ていました。

それと、昨日からTBSで8時から始まった「あんどーなつ」ですが、これも、こっそり見てしまいました。

やっぱり、何と云っても、下町、浅草、職人、修行モノ、とくれば、それなりに、単純で、期待通りの展開で、面白く、落ち着くのです。

番組表で「林家正蔵」の名前を見て、“えッ何でェ!”と一瞬思ったのですが、直ぐに、「アッ!こぶ平ねェ」と納得。

主役が「ちりとてちん」の「貫地谷しほり」で、菓子職人の親方が“芋たこなんきん”の「國村隼」で、店の女将さんが、あの「風吹ジュン」ですから、かなり期待できます。

何と云っても、「下町人情職人修行モノ」は、分かり易く、面白く、疲れません。

第1回目は、期待通りの展開で、安心できる内容でした。浅草の風景は落ち着きます。

それと、祭りが終わって“こぶ平涙のシーン”ですが、正蔵を襲名した時、仏壇に手を合わせ、親父三平に報告した情景を想像させるシーンでした。

“こぶちゃん”もなかなかやります。

8時から9時が「あんどーなつ」、そして、9時から“CHANGE”で、これも疲れません。

どうも、最近は、疲れないものを好むようです。歳のせいか頭がかなり“疲れて”きたようです。

木村拓哉もとうとう「総理大臣」になってしまいました。彼のドラマを見るのはこれが始めてです。

視聴率は良くないようですが、見ていると「面白い」のです。兎に角、「そんな分けネェだろッ!」の連続です。

「悪い奴」がハッキリしていて、弱い国民を助ける「正義の味方」が、何たって「総理大臣」で、それも「カッコイイ」のですから堪りません。

手垢まみれ、、足垢まみれ、金銭まみれ、権力欲まみれ、いろいろにまみれた世界で、ただ一人、何もまみれていない「きれいな素人」が、総理大臣として立ち向うのです。

毎回、困っている弱い国民の側に立ち、問題を解決し、垢まみれの人を改心させ味方につけていくのです。

“痛快現代政治コメディー”としては、肩が凝らず見終わってスッキリなのです。

昨日は、「灰を被ったキャベツ」を総理大臣がテレビカメラに向かって食べて見せ、キャベツ被害を「激甚災害」に指定して、補助金を支給してお終いです。

現実の農業問題はキャベツの灰のようには行きません。政治スキャンダルも、総理の“誠意溢れる会見”で収束してしまうのです。

前回でしたか、難病の子供を救う話?も、難病指定でお終いです。医療問題は難病問題だけではないのです。

今回の最終場面は予算委員会?(何処かの地方議会の議場のようでした)のシーンで、悪人政治家に責任を追及されるシーンで、キムタクがぶっ倒れ、次回に続くとなりました。

次回は、テレビ放映中に総理が倒れ、それを生中継で見た国民が総理に同情し、形勢は一挙に逆転となる・・・・・・そんな予感がします。

キムタク総理には、財政赤字、年金老人福祉、医療、少子化、格差貧困、アジア外交、集団安全保障、憲法等も、と思うのですが、これは、見ていて頭が痛くなりそうです。

見ていて、敵は、外見も悪人、考えも悪人、の判り易い方が、視聴者は喜ぶのです。難しいと見ません。でも、視聴率はキムタク主演としては悪いそうです。

キムタク人気も下降線ですし、キムタクファンはこの程度の政治も判り難いのでしょう。

それなりに現実政治を理解していなければ、コメディーとしての可笑しさも理解できませんからね。

こういう政治コメディーと、現実政治がゴチャゴチャになってくると、かなり問題が起こりそうです。

ドラマの監修に「飯島勲」の名前があります。あの小泉純一郎の元秘書です。そんな処から、いろいろと勘ぐられているようです。

次の衆議院選挙で、“垢にまみれた玄人”が“見かけキムタク風”を担ぎ、“CHANGE”を叫んだらかなり危ない気がします。

ドラマのようには、操り人形の糸を一本ずつ切って行くのは困難ですし、操られる側も、そんなに「きれいな素人」では無い筈ですから。

日本列島の西から南の方に、お騒がせ知事が2名いますが、たぶん、月曜9時にはテレビの前で、キムタク総理の姿に自分を重ね合わせ、次は俺の番だと思っている様な気がします。

総理大臣を「キムタク」が演じる時代、現実の総理大臣も、もしかして“あの程度の総理大臣”が誕生するかも・・・・・・。

まぁ。そんな馬鹿なことは、いくら何でも起きないと思いますが、それにしても、“深津絵理”の秘書官はイイです。

このドラマは“深津絵理”が主役です。


それでは、また明日。



コメント
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