勤めていた頃、通勤電車の車窓から、あの路の先は何処に続くの?と、長年思っていた場所がありました。松戸駅の手前あたり、ごく普通の住宅が立ち並ぶ、ごく普通の風景なのですが、何故かしら、気になったのです。
それから数年して退職し、時折、水戸街道を車で行ったり来たりするようになり、あの時の“あの路の先”は、もしかして“このあたりかも?”と、思える?と云うか、感じる?と云うか、そんな場所を見つけたのです。
そんな、長年抱き続けた“あの路の先は?”の疑問を、今回、やっと解き明かすことになったのです。まあ、大した疑問でもないのですが、兎に角、わたくしにとっては、それなりに、ハラハラ、ドキドキ、ウキウキの“プチ探検”なのです。
それで、その日は、水戸街道沿いのスーパーの駐車場に車を入れて、“このあたりかも”から、線路沿いの“あの路”に向かって歩いたのです。
そうなんです。この高圧線の鉄塔が、もしかして?の風景につながっていたのです。高圧線の鉄塔は、いろいろな想いに、いろいろな風景に、つながって行くのです。
ごく普通の、よくある郊外の、静かで寂しい住宅地。
静かで、寂しい、住宅地のスーパーマーケット。
知らない町の、知らない風景の中を、ひとり歩いている不思議。
そろそろ、線路に近づいて来ました。
どうも、“あの路”では、ないような雰囲気がしてきました。
それにしても、何処にでもある、普通のこういう風景が、不思議で、とても惹かれるのです。
モルタル塗りの外壁とブロック塀の間に、ひょろりとした樹、プロパンガスのボンベ、ドラム缶、こんな日常的な風景が、知らない町で出会うと、とても不思議に思えるのです。
やはり、“あの路”では、なさそうです。
なさそうですが、もう少し先まで行って見ようと思います。
外では、チラチラ、小雪が舞っています。
それでは、また次回。
それから数年して退職し、時折、水戸街道を車で行ったり来たりするようになり、あの時の“あの路の先”は、もしかして“このあたりかも?”と、思える?と云うか、感じる?と云うか、そんな場所を見つけたのです。
そんな、長年抱き続けた“あの路の先は?”の疑問を、今回、やっと解き明かすことになったのです。まあ、大した疑問でもないのですが、兎に角、わたくしにとっては、それなりに、ハラハラ、ドキドキ、ウキウキの“プチ探検”なのです。
それで、その日は、水戸街道沿いのスーパーの駐車場に車を入れて、“このあたりかも”から、線路沿いの“あの路”に向かって歩いたのです。
そうなんです。この高圧線の鉄塔が、もしかして?の風景につながっていたのです。高圧線の鉄塔は、いろいろな想いに、いろいろな風景に、つながって行くのです。
ごく普通の、よくある郊外の、静かで寂しい住宅地。
静かで、寂しい、住宅地のスーパーマーケット。
知らない町の、知らない風景の中を、ひとり歩いている不思議。
そろそろ、線路に近づいて来ました。
どうも、“あの路”では、ないような雰囲気がしてきました。
それにしても、何処にでもある、普通のこういう風景が、不思議で、とても惹かれるのです。
モルタル塗りの外壁とブロック塀の間に、ひょろりとした樹、プロパンガスのボンベ、ドラム缶、こんな日常的な風景が、知らない町で出会うと、とても不思議に思えるのです。
やはり、“あの路”では、なさそうです。
なさそうですが、もう少し先まで行って見ようと思います。
外では、チラチラ、小雪が舞っています。
それでは、また次回。