歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

ポタリングで事件現場に遭遇!

2011年02月24日 | つくば市の風景
この日は、とても麗らかな小春日和で、のんびり、のんびり、ペダルを漕いでいたのです。

研究学園駅の脇を通過して、


真っ直ぐ、真っ直ぐ、走ったのです。


案内板は丁字路なのですが、


表示されていない、始めて走る田圃のあぜ道的な裏道を直進し、とある高校の外周を半周ほどして、あぜ道的な裏道から、


集落に向かう、それなりに広い路に出ました。


高田と云う処のようです。


集落を過ぎると、周囲は“芝生畑”の見通しの良い十字路に出ました。

※「現場」は先に見える林の中でした。


道標には、直進すると、酒丸、沼崎、


泉、北條となっています。直進します。


十字路の先、下り坂の、薄暗い林の中に道は入って行くのでした。下の写真は、“問題の看板”を発見した後で撮ったものです

写真よりも、現場は、もっと、もっと、ずっと、ずっと、暗くて、湿っぽくて、とても、とても、“何か”出てきそうな、そんな場所でした。

行き交う人も車もなく、周囲には人影も民家もなく、犯人がここを選んだ事が頷ける場所です。

それで、その看板なのですが、とても、とても、“それっぽく”退色しているのです。こういう現場に出会ったのは始めてです。


帰宅後に調べたら、4月に筑波大学に入学したばかりの女性が被害者の事件でした。うっすらと記憶があります。悲しい事件でした。ご冥福を祈って手を合わせ現場を後にしました。

看板に書かれた、殺人、被害者、発見、警察、捜査本部の文字に、麗らかな小春日和で、のんびり、のんびり、だった気分は、かなり打ちのめされたのでした。

暗い現場を抜け出ると視界が開け、


道の両側は芝生畑。


兎に角、青い空です。気分を新たにペダルを漕ぎます。

知らない町の、知らない道では、何が起こるか分からないのです。行き当たりばったりのポタリングは、とてもドキドキでワクワクなのです。


それでは、また次回。

コメント
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