先日よりの続きで、“反原発霞ヶ関一帯100万人大占拠行動”のお話を綴っております。本日は三回目となります。
当日の霞ヶ関一帯は、それなりの警備体制がしかれていたのですが、誰が、どう考えても、どう見ても、100万人規模に対する警備体制ではありませんでした。
でも、まだ、一時半を少し回った時間ですから、行動開始の3時迄には、もしかして、100万人の大占拠が?と、期待しつつ、その辺を彷徨くことにしました。
それで、下の地図で彷徨ったコースを一応説明したいと思います。当日は、“日比谷公園”に入って様子を見て、“不味いカレー”を食べて、“東電本店”の様子を見て。
引き返して、日比谷公会堂の前を通過し、経産省前の“脱原発テント”の様子を見て、外務省と財務省の間を通過し、“国会前庭”の「南庭側」でトイレ休憩をして、国会正門前に到着。
そして、いま、北庭の周囲を一周りと思い歩き始めたのです。
地図には載っていないのですが、国会図書館の道路向かいにある、かの“最高裁判所”です。建設当時より、常々、心に抱いていたのですが、間近で見る最高裁は、ホントに、ホントに、“要塞”のようです。
設計者は、茨城県生まれの“岡田新一”と云う方で、警視庁もこの方の設計だそうで、茨城出身と云う関係からか、筑波大の図書館も彼の設計だそうです。それにしても、最高裁と警視庁ですから、かなり、“スゴイ方”です。
最高裁前の交差点から要塞を眺め、ふと、ふり返ると、石垣に“永田町一丁目一番地”の住所表示が眼に入りました。最近、何故か耳にする“一丁目一番地”
政治家が比喩として使うのを聞くと、何故か“薄っぺら感”が漂うのです。それよりも、もっと、もっと、嫌いなのが“ウィン・ウィン(Win-Win)”です。
語感の響きが“馬鹿ポッイ”のです。石原慎太郎の口癖ではありませんが“バカ”と発言者に向かって呟いてしまうのです。
そして、何故か、この二つの言葉を聞くと、“鶏冠ヘァー”で、みんなの党の代表“渡辺喜美”の顔が、頭に浮かんで来るのです。
話しがバカっぽい方向に逸れてしまいました。
それで、最高裁前の交差点を左に折れ、国会前庭の柵に沿って憲政記念館に向かいます。
憲政記念館は横目で眺め通り過ぎ、国会前庭の“北庭側”に入ります。
ここのお庭も、ホントにいい処です。こんな処に、こんな庭がです。
これが、日本の高低測量の基準点なのです。この建物の中にあるので現物は見えません。
あの3・11により“24ミリメートル”沈下したそうです。
自動販売機で缶コヒーを買い求め、ベンチに腰掛けコーヒータイム。
雀が足下近くまで寄って来るのです。いつも、誰かが、ここで、餌をやっているようで、人間に対しての警戒心が薄いようです。
都会のスズメにしては、羽の色がくっきりとして綺麗です。ちゅん・ちゅん、チュン・チュンと鳴き声も可愛いスズメ達でした。
コーヒーを飲み終わり、トイレに向かいました。久しぶりの“トイレチェック”整理、整頓、清潔、清掃が行き届き、気持ちの良いトイレでした。
庭をユックリと散策します。
通りの向こうから流れて来る、トランペット、ドラム缶の演奏と反原発の歌を聞きながら、ベンチに脚を投げ出し、いろいろと思いを巡らしました。
この国会前庭は“高台”となっており、足下に皇居のお堀、正面の彼方には、日本を代表する企業のビルがひしめく丸の内が見え、右手に霞ヶ関の官庁街が見え、背には国会議事堂と最高裁です。
人間、高いところから下を見下ろすと、気持ちとしても、高い目線に立って、大所高所的な考えになって来るのです。
日本の中枢を四方に見て、経済を考え、政治を考え、財政を考え、外交を考え、安全保障を考え、エネルギー政策を考え・・・・・・・ナンチャッテ!?
でも、しかし、ここから眺めていると、巨大な企業群を、巨大な行政機構を、それなりに眼にすると、ツクヅク、いろいろな転換のムズカシサが・・・、お任せ民主主義から参加の民主主義へのムズカシサが・・・、原子力から再生エネルギーへのムズカシサが・・・・・・。
日本は、巨大で、複雑で、あっちと、こっちが、いろいろ絡み合って繋がって、ほどけないように思えて来るのです。
こうなると、もう、小さな転換積み重ね方式では、いろいろな絡み合いが、より複雑に絡み合ってしまい、何が、何だか、判らなくなりそうな・・・・・・そんな気がして来るのです。
先ず出来る処からでは、何も出来ないのかも?
何て、ことをベンチに寝っ転がって、妄想を巡らしてしまったのです。
何たって、昔、ここには、陸軍省と参謀本部があった処なのです。
ベンチから起き上がり、現実に戻り、トランペットとドラム缶の音が鳴り響く方向に、歩き始めます。
それでは、また。
当日の霞ヶ関一帯は、それなりの警備体制がしかれていたのですが、誰が、どう考えても、どう見ても、100万人規模に対する警備体制ではありませんでした。
でも、まだ、一時半を少し回った時間ですから、行動開始の3時迄には、もしかして、100万人の大占拠が?と、期待しつつ、その辺を彷徨くことにしました。
それで、下の地図で彷徨ったコースを一応説明したいと思います。当日は、“日比谷公園”に入って様子を見て、“不味いカレー”を食べて、“東電本店”の様子を見て。
引き返して、日比谷公会堂の前を通過し、経産省前の“脱原発テント”の様子を見て、外務省と財務省の間を通過し、“国会前庭”の「南庭側」でトイレ休憩をして、国会正門前に到着。
そして、いま、北庭の周囲を一周りと思い歩き始めたのです。
地図には載っていないのですが、国会図書館の道路向かいにある、かの“最高裁判所”です。建設当時より、常々、心に抱いていたのですが、間近で見る最高裁は、ホントに、ホントに、“要塞”のようです。
設計者は、茨城県生まれの“岡田新一”と云う方で、警視庁もこの方の設計だそうで、茨城出身と云う関係からか、筑波大の図書館も彼の設計だそうです。それにしても、最高裁と警視庁ですから、かなり、“スゴイ方”です。
最高裁前の交差点から要塞を眺め、ふと、ふり返ると、石垣に“永田町一丁目一番地”の住所表示が眼に入りました。最近、何故か耳にする“一丁目一番地”
政治家が比喩として使うのを聞くと、何故か“薄っぺら感”が漂うのです。それよりも、もっと、もっと、嫌いなのが“ウィン・ウィン(Win-Win)”です。
語感の響きが“馬鹿ポッイ”のです。石原慎太郎の口癖ではありませんが“バカ”と発言者に向かって呟いてしまうのです。
そして、何故か、この二つの言葉を聞くと、“鶏冠ヘァー”で、みんなの党の代表“渡辺喜美”の顔が、頭に浮かんで来るのです。
話しがバカっぽい方向に逸れてしまいました。
それで、最高裁前の交差点を左に折れ、国会前庭の柵に沿って憲政記念館に向かいます。
憲政記念館は横目で眺め通り過ぎ、国会前庭の“北庭側”に入ります。
ここのお庭も、ホントにいい処です。こんな処に、こんな庭がです。
これが、日本の高低測量の基準点なのです。この建物の中にあるので現物は見えません。
あの3・11により“24ミリメートル”沈下したそうです。
自動販売機で缶コヒーを買い求め、ベンチに腰掛けコーヒータイム。
雀が足下近くまで寄って来るのです。いつも、誰かが、ここで、餌をやっているようで、人間に対しての警戒心が薄いようです。
都会のスズメにしては、羽の色がくっきりとして綺麗です。ちゅん・ちゅん、チュン・チュンと鳴き声も可愛いスズメ達でした。
コーヒーを飲み終わり、トイレに向かいました。久しぶりの“トイレチェック”整理、整頓、清潔、清掃が行き届き、気持ちの良いトイレでした。
庭をユックリと散策します。
通りの向こうから流れて来る、トランペット、ドラム缶の演奏と反原発の歌を聞きながら、ベンチに脚を投げ出し、いろいろと思いを巡らしました。
この国会前庭は“高台”となっており、足下に皇居のお堀、正面の彼方には、日本を代表する企業のビルがひしめく丸の内が見え、右手に霞ヶ関の官庁街が見え、背には国会議事堂と最高裁です。
人間、高いところから下を見下ろすと、気持ちとしても、高い目線に立って、大所高所的な考えになって来るのです。
日本の中枢を四方に見て、経済を考え、政治を考え、財政を考え、外交を考え、安全保障を考え、エネルギー政策を考え・・・・・・・ナンチャッテ!?
でも、しかし、ここから眺めていると、巨大な企業群を、巨大な行政機構を、それなりに眼にすると、ツクヅク、いろいろな転換のムズカシサが・・・、お任せ民主主義から参加の民主主義へのムズカシサが・・・、原子力から再生エネルギーへのムズカシサが・・・・・・。
日本は、巨大で、複雑で、あっちと、こっちが、いろいろ絡み合って繋がって、ほどけないように思えて来るのです。
こうなると、もう、小さな転換積み重ね方式では、いろいろな絡み合いが、より複雑に絡み合ってしまい、何が、何だか、判らなくなりそうな・・・・・・そんな気がして来るのです。
先ず出来る処からでは、何も出来ないのかも?
何て、ことをベンチに寝っ転がって、妄想を巡らしてしまったのです。
何たって、昔、ここには、陸軍省と参謀本部があった処なのです。
ベンチから起き上がり、現実に戻り、トランペットとドラム缶の音が鳴り響く方向に、歩き始めます。
それでは、また。