歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

11月11日100万人大占拠 ④ 脱原発は“占拠”から“選挙”へ 

2012年11月16日 | 東京の風景
一昨日の続きです。

“国会前庭”の“北庭側”での暫しの休憩と瞑想の時を終え、トランペットの音、ドラム缶の音が鳴り響く、国会前周辺を歩きます。

少しずつ、少しずつ、占拠に人々が集まり始め、警察車両も増えて来ました。

警察もこんな車両を持っていたのです。アルミバン型のトラックに、クレーン付きのトラックです。


平台のトラックには“警視庁”とありますが、アルミ板型には何の表示もありません。でも、乱闘服姿の警官が乗っていました。


それとなく、なんとなく、三々五々人々が集まって来ています。やっぱり、60代~70代が眼に付きます。この年代が中心なのです。夏の代々木公園の10万人集会でもそうでした。


今日は100万人集会です。時間は3時チョット前。


メインステージ前も、これからのようです。


ちょっと離れると、ちょっと閑散。


トランペットとドラム缶は休憩の様子。


経産省、文科省、東電に向かうことにします。

警察官がひとり、見るからに“トボ、トボ、トボ”と、視線を落とし、肩を落とし、元気なく歩いて来たのです。枯れ葉散る歩道を歩く後ろ姿、ホントに元気がありません。疲れているのか、悩んでいるのか・・・・・・。


少しずつ、


少しずつ、


集まり始めています。


組合旗が目立ちます。


中高年が目立ちます。やっぱり、高齢化社会なのです。


こちらは文科省前、


教職員組合の旗が林立しています。


経産省のテント前は、


かなり、かなり、ごった返しています。こちらは市民グループがメインです。


テント前の混雑を抜けて、日比谷公会堂を通り過ぎ、東電本社?本店?に向かいます。途中、隊列を組んだ警官が早足で追い越していったので、もしかして、何かあったのと思ったら、


東電前は静かで、何も無く、警察官の姿が目立つだけでした。


東電側の歩道は“占拠禁止”のようです。


もう、“100万人大占拠”は始まっているのですが、私の見たところでは、3時半現在のところ、“数千人小占拠”のようです。

やっぱり、夏の10万人集会の時とは、かなり、かなり、状況が異なるようです。

100万人のかけ声は、意気込みとしては、それなりに理解できますが、それには、それなりの根拠がないと、単なる大言壮語で終わります。

ホントに100万人を信じて集まった参加者には、とても、とても、意気消沈で、ガッカリで、落ち込むだけで、これからの運動にマイナスです。

あの夏の10万人は、社民党、共産党、そして、全労協、全労連、原水禁、原水協、などの老舗の組織による、全国動員が中心でした。

今回も、それなりに、その関係組織が参加していますが、東京周辺だけの動員でした。ホントに、ホントの、個人参加、市民組織参加は、今回は半数程度のようです。

※警察が関係者に“もらした”この日の参加者は7~8千人だったそうです。かなり、正直な数値かも?

そして、ざっと見、60代、70代が中心で、60年、70年の安保世代、“全共闘世代”、そして“ベ平連世代”の匂いを感じる人達でした。

私は、と、云うと、ベ平連世代。


脱原発は、“占拠戦”から“選挙戦”に突入です。


選挙は、脱原発、反消費税、反TPPで、投票します。



それでは、また。






コメント (1)
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