え~と、突然ですが、人間は三つに分けられます。
支配したがる人と、大勢に身を任せる人と、支配を嫌う人。
大胆にも、大雑把にも、断言すると、世の中、支配したがる人が10%で、支配を嫌う人が10%、大勢に身を任せる人が80%なのです! これは、かなりの真実!
支配したがる人は、自分は正しい、間違いは犯さない、自分を批判する輩は正しくないと、固く固く信じているのです。
支配を嫌う人は、命令することも、されることも、とても嫌いなのです。
このことは、右も、左も、保守も、革新も、関係ありません。
兎に角、支配したがる人は、ゴチャゴチャと余計なことは云うな、批判は混乱を生むだけ、黙って俺に付いて来ればすべては巧くいく!
少数意見は無視、議論はムダ、と専制的となり、独裁的となるのです。
権力が腐敗するのは、支配したがる人が権力に就くためです。古今東西、政治は、歴史は、支配したがる人達の手にあるのです。
支配する人は、自分のやることに文句はつけさせない、批判を許さない、そして、やがて、腐敗し、堕落し、暴走し、国を滅ぼし、国民は、悲惨に、不幸に、絶望に、打ちひしがれるです。
そして、今日も、支配したがる人は、政治家を目指し、能力と“したがる度”に応じて、市会議員、県会議員、国会議員を目指すのです。
支配を嫌う人は、常に、したがる人の、政権の、批判者に留まります。ですから、いつでも、いつまでも、自らの主張を、意見を、政策として掲げ、政権を執る事に、積極的では無いのです。
と云う事で、支配したがる人が政権を目指し権力を手にし、支配を嫌がる人は常に批判者の立場に、これが世間一般で、世の常なのです。
文句があるなら、自分でやってみろ!対案を出せ!攻撃には、反撃できない、そんなところが、とても、とても、ムズカシイのです。
支配したがる人は必ず腐敗し、支配を嫌う人は批判はするが支配は嫌い、何とも、とても、とても、ムズカシイのです。
そこで、立憲主義で、民主主義で、少数意見の尊重なのです。
ですから、自民党の改憲草案は立憲主義を否定するのです。
それで、本日、大橋巨泉氏が亡くなったとの報道が流ました。先日は永六輔氏が亡くなりました。
時代は過ぎて行く・・・・・・と感じるのは、やぱり、過ぎて行く時代に身を置いている過去の人だから?・・・・・・と、思ったりする、きょうこの頃。
それでは、また。