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近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

ロシアのいつもの“返す返す詐欺”は日本国との出来レース!ホントにロシア外交は強か?ねェ!プーチン大統領さん!彼方はホントは小心者?

2016年12月05日 | 世間話し

12月で、一年最後の月です。

来月は1月で、2017年で、年の初めで、正月です。

2016年をふり返って、いろいろろ思い出そうとしているのですが、これと云って、とくに、印象に、記憶に、残った事柄は想い浮かびません。

この歳になると、何か、直ぐに、忘れてしまうようです。来年と云うか、来月と云うか、67歳になります。平均寿命まで残り13年、人生の約84%終わっているのです。

まあ、そんなことは脇に置いといて、それで、15日に来日するロシアのプーチン大統領ですが、領土問題に関して、歯舞・色丹の二島返還でも、ロシア側は応じることは100%ありません。

一時は、もう、直ぐにでも、二島返還が叶いそうな話しが、ロシア筋から、官邸筋から流されました。でも、しかし、直ぐに打ち消されました。

これって、ロシア外交の常套手段の、返す返す詐欺だと、素人の私でもそう考えるのですから、外交のプロ達は、本当に瞞される?の、と、眉につばして見る必要があるのです。

日本としては、“返す返す詐欺”に引っ掛かった振りをしての、経済援助とか、経済交流とか、商売が優先と云うか、目的と云うか、平和条約には拘らない方々が居るのです。その辺は、プーチンさんも、百も承知二百も合点なのです。

両者ともに、これまで創り上げた、互いに承知の「返す返す詐欺」なのです。出来レースなのです。瞞されていたのは国民だけです。

平和条約締結を入り口としていたら、二国間の経済活動を活発にして利益を得たい方々には困ったことなのです。北方の小っちゃな島の一つや二つの問題で、商売を邪魔されたくないのです。

ロシア沿岸部の港湾整備とか、道路鉄道の整備とか、石油とか天然ガスのパイプラインとか、日本としても商売になるのです。国内では“ハコモノとかコンクリート”とかで国内で肩身の狭い業界は、海外が活路で、グローバル化なのです。

そして、そして、エネルギーの供給を分散させる事は、とても、とても、エネルギー安全保障的に利益になります。

でも、しかし、北方領土の返還を脇に置いといて、経済優先は国内世論的、これまでの反ロシア的、反共産的に、そして日米関係的に、いろいろと複雑に絡まって、なかなか正面切っては無理があるのです。

兎に角、領土問題で進展がなく、経済協力でプーチンに食い逃げされると叫ぶ方が居ますが、いくら何でも、いつも、いつも、ロシアは強か外交で、日本はいつも、いつも舐められ、嵌められている訳はありません。

それにしても、いつも、いつも、始めは領土の返還を匂わせ、結果として、経済協力・経済援助だけを、食い逃げするロシア、食い逃げされる日本、この構図、この芝居、喜劇なのか?悲劇なのか?静かに黙ってよく考えましょう。

それにしても、小柄で、格闘技好きで、強面のプーチンさんですが、これって、心理学的には、かなりの小心者と解釈できます。

それで、兎に角、これまでどうり政府の本音は、二島先行返還も、四島一括返還も、銭金的にはどうでも良いと考えているのです。

日露ともお互いに、領土問題は、政治的にいろいろ利用できるカードとして、いつまで、いつまでも、持っていたいのです。

ですから、いつも、いつまでも、議論の空中戦に終わり、匂わせて、食い逃げで終わる展開がくり返すのです。

戦争で失った領土は、戦争でしか奪い返せないのです。

日本民族の誇りにかけて、戦争も覚悟して領土返還を主張する方々もいらっしゃいますが、それほどの犠牲を払ってまで、北方の小っちゃな島を奪い返すのは、とても危険で、代償が大きすぎて、無謀かと・・・。

それよりも、四島のインフラ整備に協力したり、医療・教育環境等の生活レベルの向上に協力したりして、住民がロシアよりも、日本に帰属することを望む環境を整える、急がば回れ的政策の方が、結果としては早道?

兎に角、IMF発表の最新統計では、

ロシアは、

人口が 1億4370万人 で GDPは1兆3755億ドル

日本は、

人口が 1億2634万人 で GDPは4兆3480億ドル

ロシアはこの程度の経済規模で、アメリカと軍事的外交的に対峙しているのです。

これから云える事は、かなり、かなり、国民の暮らしを犠牲にしているのです。

因みにアメリカは、人口が3億2340万人で、GDPは18兆9592億ドルです。

もう一つ因みに中国は、人口が13億8213万人で、GDPは11兆9684億ドルで、アメリカと覇権を争っているのです。国民の暮らしは相当犠牲を強いられているのです。

兎に角、領土返還は“急がば回れ”だと考えるます。

それでは、また。

 

 

コメント (1)
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