人が亡くなった後には、いろいろな届け出が、手続きが必要なのでした。
死亡届は7日以内で、これは知らない間に葬儀社が代行してくれました。代行料は一万円でした。
それで手続きですが、葬儀後に葬儀社から、
①「葬儀後の諸手続き・・・A4紙表印刷1枚」
②「手続きチェックリストA4紙表印刷1枚」
③「死亡届を提出してからの主な手続き・・・A3用紙裏表印刷1枚」
の3枚を貰いました。①・②は葬儀社の作成で、③が市役所の作成です。
貰ったときに、ざっと目をとおしたのですが、面倒くさそうで、しばらく放って置いたのです。
介護保険関係はこの中で、介護保険被負担者証、負担割合証を市の介護保険課に返却となっていたのです。
でも、しかし、亡くなって数日後?にケアマネージャーの方に連絡を入れ、その後、数日してお線香を上げに来てくれたとき、特に、届け出、手続きは要りませんと云われました。両方とも廃棄してくださいとの事でした。
それで、その他の手続ですが、葬儀終わったのが21日、それから暫くして、少しずつ、少しずつ、チラチラと目を通し始めたのです。
12月に入って、従兄弟たちがお線香を上げに来たのが8日の日曜日。そろそろ、来週からでも、手続きに動き出そうか、と、思い始めたのです。
そして、翌日、3枚の用紙に、しっかりと向き合い、じっくりと読み進めたのでした。でも、読めば、読むほどに面倒に思えてくるのです。
でも、まあ、そして、必要な書類、印鑑、通帳、健康保険証、国民年金、厚生年金の証書と手帳、埋葬許可証、それに軍人恩給の証書、等々を揃えました。
揃えたと云っても、これらは母が生前より、私に何かあった時は、このバックの中にすべて入っているからと聞いていたので、特段の手間は掛かりませんでした。
此処までは、いいのですが、ここからが大変なのです。
書類を持って市役所、そして、土浦の年金事務所へ出掛け、いろいろな証書・手帳を提出し、いろいろな書類に、住所だとか、氏名だとか、電話番号だとか、本人と届け人との関係だとか、いろいろ記入したりする、そんな事を思うと、とても、とても、億劫になるのです。
7日の月曜日は、まあ、週の始まりだし、きょうでなくてもと思い、行動は翌日以降に先延ばしを決定。
8日の朝を迎え、朝食、ウォーキング、洗濯物干し、食器洗い、トイレを済ませ、録画した朝ドラを眺め、そして、突然、ヨシ!行くぞ!と、立ち上がり市役所に向かったのです。
わたしは前もって計画を立て、それに沿って行するのは嫌いなのです。兎に角、その場の、そのときの気分で、突然、行動に移します。
この日は、市役所だけで、土浦の年金事務所は、またそのうちに、いつかまた、との考えでした。一日に二カ所で面倒な手続は、とても、とても、やりたくないのです。
市役所と書きましたが、行ったのは家に近い、市役所の支所「窓口センター」に向かったのです。
それで、手続きなのですが、市役所の本庁舎に行ったならば、手続きごとに、いろいろな窓口を行ったり来たりするのですが、窓口センターならばワンストップで済みそうなのです。
7~8分ほどでセンターに到着。時刻は9時10数分頃、中に入ると訪れていたのは私以外1名のみ。カウンターの中には4~5名の職員。
カウンターの前で「母が亡くなったので手続きに来ました」と告げると、年の頃なら50歳前半?男性が「それではあちらの席で」となり、国民年金関係、健康保険関係の、なんたら、かんたらの書類2~3枚に、母と私の、住所、氏名、郵便番号、電話番号、本人との関係、等々を記入。
次に、「厚生年金は土浦の年金事務所ですよね?」と云うと、こちらでできますと云われたのです。
そして、年金事務所に電話連絡して、何やらやり取りをした後に、書類を何枚か用意して、テーブルの上に置いたので、また、いろいろな記入作業か、と思っていたら、記入はその職員がすべてやってくれたのでした。私は捺印だけ。
これって、もしかして、原則として当事者が記入するのを、こいつに記入させると時間が掛かると判断し、さっさと自分で記入したのかも知れません。それにしても、こちらとしては楽ちんの対応。
必要な戸籍謄本も、住民票も、揃えてくれて、今回は亡くなられた手続きなので、発行は無料との事でした。
年金証書、年金手帳を渡し、預金通帳(私の)のコピーもしてくれて、これですべて終了。後日、土浦の年金事務所に行き、面倒な手続をする手間が省け、ほんとうに助かりました。
帰りに、心を込めて、しっかりとお礼を述べて、窓口センターを後にしたのです。ホント!「○○主査さん」ありがとう御座いました。センターを出たのが9時40分過ぎ、ほぼ30分ですべては終了。
それで、何で、こんな面倒な手続きをするのかと云えば、死亡届を出した時点で、年金の振り込みが停止されるので「未支給金」とか、「葬祭費」とか、「死亡一時金」とか、の請求手続きなのでした。
これらの手続きが、とても面倒だと思った方は、何もしなくても大丈夫なのです。数年後に請求権が失効するだけですから。
でも、しかし、この手続で、十数万円から数十万円が支給されるので、私としては面倒でも、しっかり手続を行ったのでした。まあ、振り込まれるのは、来年の一月中旬ごろ?
軍人恩給の手続が未だ残っています。こちらも、「住基ネット」の活躍で、死亡届が出されると、直ちに支給は停止されるそうです。こちらは、もう少し時間をおいてから手続をします。
まあ、これで、母の亡くなった事による、事務手続はほぼ終了。
まあ、これだけで済んだのですから、かなり楽なのでした。これが、電気、電話、ガス、水道、新聞等の支払い口座の変更手続とか、土地建物の登記の変更とかが加わると、これは、もう、相当に大変。
まあ、兎に角、それなりに、いろいろ経験にはなりました。まあ、こんな事は、人生で1回か?、2回ぐらい?の事でしょう。まあ、経験したからと云って、それがどうした?程度の事でした。
まあ、兎に角、そんな事でした。
それにしても、新型コロナは大変な事になっています。
菅内閣の支持率も低下しています。
それでも、選挙では勝てるので、あまり危機感は無いようです。
それにしても、後期高齢者の医療費の負担割合を、1割から2割に変更する改正案ですが、自民党案が年金額170万円以上、公明党案が240万円以上。
両党、どちらも譲らず難航なんて、わざとらしい報道。本日、両党の党首会談で200万円で合意したとの報道。とても、とても、分かり易い展開、私の予想どおりでした。
もう、これは、240万円と170万円の間をとってと云うか、最初から、40万円は、所謂、その筋で云う「糊代」なのです。公明党の顔を立てる、わざとらしい猿芝居。
菅首相、ガースーとか、スガーリンとか、云われていますが、この方、ほんとうに、筋が悪い、危険な政治家です。
まあ、その話は、そのうち。
それではまた。