歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

⑪野田の博物館 それとも 郷土資料館

2007年08月13日 | 街の風景
昨日の続きです。

こぢんまりとした博物館です。昭和34年(1959年)の開館だそうです。翌年には、千葉県で最初に「博物館法」による、認定を受けたそうです。

千葉県で一番古い博物館の売りは、全国一を誇る醤油関係の資料です。やっぱりここも「キッコーマン」です。



一階は古墳とかの関係でここは軽く流し、直ぐに二階に上がりました。二階が醤油関係です。

先ずは、醤油樽。勿論「キッコーマン」です。


これは輸出用に造られた陶器製の醤油瓶です。これ気に入りました。キッコーマン創業○○年記念とかで、復刻版を売り出したら売れるかも知れません。


「最上醤油のおこり」と、ありますが、最上醤油なんて知りませんでした。

『これが「最上醤油」のおこりである』と、結ばれていますが、野田はキッコーマン、キハク、ジョウジュウ、の三印とあります。

この説明にある醤油で知っているのは、銚子のヒゲタとヤマサ、野田のキッコーマンだけです。

野田の「キノエネ醤油」がないのです。元治元年(1864年)の話しなので、キノエネは未だ創業していない?

調べてみたら、天保元年(1830年)の創業でした。すると、この当時、キノエネは「最上醤油」の認定から漏れていたのです。


調べついでに、主要醤油メーカーについてのデーターです。キッコーマンはダントツの一位です。


【キッコーマン】

創業  寛文年間(1660年前後)

売上高 (個別) 1千199億7千5百万円(2007年3月期)

従業員 (個別) 1,808名  (2007年3月31日現在)

※主力の醤油のシェアは国内シェア30%、世界シェア50%


【ヤマサ醤油株式会社】

創業  正保2年(1645年)

売上高   482億円(2006年12月)

従業員    850名(2006年12月現在)


【ヒゲタ醤油株式会社 】

創 業   元和 2年(1616年)

売上高   約 120億円

従業員   約 300名


【キノエネ醤油】

創業    天保元年(1830年)

売上高   25億円

従業員   100名

※キノエネは昔から聞いていた名前ですが全国区ではないようです。


これは我が家にあった醤油です。スーパーの特売で買ったものです。醤油はいつも安売りで「一人一点限り」の時に購入する事になっています。

ヒゲタ、ヤマサ、そして香川県の「マルキン」です。


それで、博物館の展示何ですが、他にはこれと云ったものは・・・・・・有りませんでした。

眼を引いたと云えば、昔の醤油造りを再現したこんな展示品です。








「野田郷土博物館」は、地方の町によくある「郷土民俗資料館」でした。


野田シリーズは明日が最終回になります。


それでは、また明日。 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ⑩野田市民会館「謎の390番」 | トップ | ⑫野田の街「キノエネ醤油」を... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

街の風景」カテゴリの最新記事