歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

朝青龍を弄ぶな!

2007年08月17日 | 相撲の話し
朝青龍の謹慎処分に対して、テレビのワイドショーが「面白がり」、「弄くり回し」ています。

事の経緯は、地方巡業を「腰椎の疲労骨折」を理由として、参加しなかったにも関わらず、治療もせずにモンゴルに帰国して「あの中田」と「サッカー」をしていた映像がテレビで流れた為でした。

この事で、力士の模範を示す横綱が、「嘘」をついて「さぼって」いると誰しもが疑いを抱きました。

これに対して、相撲協会は朝青龍を帰国させ事情聴取を行い、二場所の出場停止と謹慎処分を命じました。

罪を犯し、処分が決定し一件落着の筈でした。しかし、何故か、その後に事件は拡大していくのです。

高砂親方が、朝青龍のマンションを「のこのこ」と訪問したら、朝青龍が「おかしい」との「騒ぎ」に発展しました。

親方が何度も訪問し、訳の分からない「記者会見」を行い、「訳の分からない」医者も出てきて、「訳の分からない」診断結果を発表しました。

この騒動を、面白可笑しく、弄くり回し、訳が分からなくさせているのがテレビです。

高砂親方の指導力に問題があるとか、協会の対応も問題があるとか、云われていますが、そんなことは、今に始まった事ではありません。

協会の本音は、

『何故?「あのサッカーの映像」が日本で放映されたのか、そっとしていれば、何も問題はなかったのに・・・』

こんな処でしょうね、朝青龍が巡業を「さぼる」のは始めてではありません。本場所が終わると、親方にも黙って帰国するのは珍しくないのです。

朝青龍は、本場所が終わったら休暇を取るのが当たり前と思っています。この変が難しいのです。

それにしても、「あのサッカー映像」ですが、中田が所属する「事務所」がマスコミに売っていたそうです。この辺も訳が分からない処です。

兎に角、日本相撲協会は「日本古来の伝統文化」である「相撲」を「国技」としてを守る立場が「ある事になって」います。

しかし、実体は、そんな堅苦しい組織では無く、かなり「ゆるい」組織なのです。日本固有の「伝統文化」としての、「建前と本音」を巧く使い分けてきました。

その意味で、日本の伝統を守ってきた訳です。

「八百長問題」についても、今回の朝青龍問題についても、それなりに、何となく、まぁ、そう云う事で、この件は、一件落着にしたいのです。

相撲は、「そんなこんな」を含めての「興行」なのです。そこら辺は、そう云う事で受け止めてほしい、と協会は願っているのです。

この件で、北の湖理事長が何らかの会見に応じるべきとの意見がありますが、彼に細々とした質問をぶつけても、そんな細かい事など判らないのです。

兎に角、そんなこんなを含めて、興行として、相撲を楽しめば良いと思う次第です。

あまり、肩肘張らずに、のんびりと、日本の伝統である大相撲を楽しみましょう。

それが、日本古来の伝統文化なのです。


それではまた明日。




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