昨日は、何と、何と、照ノ富士が反則負けで、連勝が10でストップ。
妙義龍の、髷を、握りしめて、引っ張って、小手投げでした。
最初は良くわかりませんでした。
照ノ富士が勝ち名乗りを受けようとした、そのとき、勝負審判から物言いが付いたのです。何で?どうして?の思いでした。
画面で別角度からのスロー再生が流れると、明らかに、髷を握りしめて、投げていたのです。
髷に手が引っかっかたのは、動作の流れからでしたが、そこから、抜こうとした動作は無く、引っかかってから、しっかり、意識的に、髷を握りしめる動作が確認できました。
明々白々の、反則行為です。
照ノ富士は、土俵上で審判が協議をしている時、審判長で自身の親方、伊勢ヶ浜親方をじっと見つめていました。
照ノ富士自身、髷を握りしめていた事実は自覚している筈。
親方が、審判長ですから、多少の身びいきで、勝たせてくれるか?との、甘い期待を抱きつつ、じっと見つめていたのでしょう。
しかし、今回の反則、明々白々で、いくら何でも、身びいきはできませんでした。
それにしては、1分以上の協議時間は長すぎます。きっと、きっと、それなりの、駆け引きが展開していたのでしょう。
それで、土俵下に居る5人の審判員の親方の、誰が物言いをつけたのか、放送でも分かりませんでした。
それにしても、ほぼ勝負の体勢は決していた段階での、髷つかみ、無意識に出てしまった?
意識せずに出ると云う事は、日頃より、稽古場で、ダメ押し的に、繰り返し、こんな事をやっている? そんな疑いを生じる照ノ富士でした。
モンゴル勢は、これまで白鵬を筆頭に、ダメ押し的な行為をする力士が、それなりに目に付くのでした。
騎馬民族の血として、敵が完全に息の根を止めるまで、攻撃の手を緩めない、何て、習慣、伝統、文化、があるのか?
それにしても、朝乃山と云い、正代と云い、一旦、大関から陥落して、もう一度、出直した方が、絶対、いいと思います。
それで、照ノ富士、兎に角、1敗して、今日から、面白くなります。
高安、まあ、期待して見ています。
それでは、また。