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新潟知事選挙で池田候補の応援に中村喜四郎氏を発見!何で?どうして?選挙の秘密兵器?

2018年06月04日 | 世間話し

先日、気になる新潟県知事選挙の様子を窺う為に、ネットをあちらこちらと覗いていたのです。

それで、です。驚きの映像を目にしたのでした。何と、何と、あの”政界史上最強の無所属”と云われる、あの茨城県選出衆議院議員の”中村喜四郎氏”が応援演説をするお姿でした。

自公が推薦する候補であれば、別に驚かなかったのですが、野党が推薦する再稼働反対派の”池田千賀子候補”を応援しているのです。

何で?どうして?と思ったのですが、まあ、あの小泉元首相でさえ「反原発派」ですから、 保守派イコール原発推進派とは限りませんから、それも、有りかなと思ったりしたのです。

まあ、前任も、その前も、いわゆる保守派の”原発再稼働慎重派”でしたから、池田陣営も、反原発派、慎重派、保守派、革新派、反安倍派と、ウイングを大きく広げるのは、それなりに結構な事です。

それにしても、ホント! お久しぶりの喜四郎さんでした。因みに、彼とは、ほぼ同い歳で、母の実家は彼の選挙区なのです。

それで、以前、彼とは、同じ屋根の下で食事をした事があるのです。と云っても、テーブルをひとつ隔て、衝立を隔てての事です。

実は、彼の選挙区板東市の日本そば屋で昼食を摂っていたとき、前方に、何処かで見たことがある男性を発見。暫く考えていたら、あの、汚職逮捕議員の中村喜四郎と気が付いたのです。

顔はどす黒く、目は鋭く、かなり、人相は良くないのです。何やら、ひそひそと連れの二人の男と話し込んでいました。アレは、十数年前の事ですから、出所して直ぐの頃だと思います。

因みに、彼の簡単な政治経歴です。

1972年 日大卒業、田中角栄の秘書

1976年 衆議院議員初当選 木曜倶楽部田中派に所属

1988年 田中派分裂、経世会(竹下派)事務局長に就任。

1989年 宇野内閣で科学技術庁長官。

1992年 宮沢内閣で建設大臣。

1994年 ゼネコン汚職事件で逮捕。

2003年 最高裁で懲役1年6ヶ月、追徴金1000万円実刑確定、議員失職。

2004年 2月10日刑期満了。

2005年 第44回衆議院選挙で2年半ぶりに復活当選。

2017年 第48回衆議院選挙で14回目の当選で現在に至る。

復活当選後は、自民の院内会派に所属したり、無所属のままで自民党伊吹派に入会したり、2012年の選挙では、森元総理の応援を受けたり、自民党とはつかず離れずなのでした。

でも、2017年の総選挙後の首班指名では、民進党の大塚耕平に投票し、今年になって、岡田克也が代表の「無所属の会」に入会したようです。

岡田氏(90年初当選64歳)とは、経世会以来の付き合いがあるようで、中村氏(76年初当選69歳)は先輩にあたるのです。

と云う事で、「無所属の会」所属として、恩師田中角栄の地元として、反安倍として、そんな繫がりから野党候補の応援演説となったようです。

それにしても、中村先生は国会の会期中だけは永田町にいるのですが、その他は選挙区に張り付いているようです。

彼の政治活動は、兎に角、選挙で当選する事に集中しているようで、国会での活動は法案への投票行動以外は、永田町でも誰も知らないようです。

若くして大臣(戦後生まれで初めての大臣)になり、将来の総理大臣候補として、いろいろ騒がれ、本人もそれなりに将来を見据えた絶好調のとき、逮捕、実刑判決、服役。天国から地獄へ、まさかの展開。

彼は、取り調べでも完全黙秘、裁判でも全面否認、選挙に勝つことで、自身の無実を、国家に対する怨念と反発を、政治活動=選挙活動のエネルギーにしている?

でも、しかし、いつまでも、人生、恨み辛みをエネルギーにして生きるのは、それなりにと云うか、かなりと云うか、辛いものがあると思います。

彼は演説の名手と云われるそうで、1時間でも2時間でも、観衆を飽きさせる事無く、感動を呼び起こし、感涙させる技を持っているそうです。

こちらが、新潟県知事選の応援演説です。かなり、細かい数字をいろいろと諳んじて、言葉巧み、言語明瞭、抑揚の付け方、聴衆への目配り、まとめ方、確かに<聴衆を惹き付けます。

 https://www.youtube.com/watch?v=EhSw8L9rt9w

十数年前、そば屋で受けた印象とは大夫変わって、表情も、目つきも、とても穏やかになっています。 

田中角栄の遺伝子を持つ最後の議員と云われているそうですが、マスコミ嫌いで茨城七区の選挙民以外は、彼の名前も顔もを知らないと思うのです。

何故、いま、彼が、県知事選の応援に新潟に入ったのか、理由がいまいち不明?

もしや、新潟自民党に手を突っ込み、票を奪い取る秘密作戦を指揮する?伝授する?秘密兵器? そして、最終盤で逆転、安倍晋三クンに一泡吹かせる。 

そんなストーリーだと、とても、とても、面白いのです。

それでは、また。

 

 

 

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1 コメント

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Unknown (さかいのぶよし)
2018-06-05 06:40:03
中村喜四郎氏は鈴木宗男氏より自分に筋を通している。イデオロギーより恨み、辛みが左翼組織は維持できてる。物、かねはなんとかなって生活している。体制、反逆が存在意義。
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