森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ようこそ

まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

和のあかりx百段階段

2016-07-24 23:39:19 | 空とか雲とか
あははははは〜。もう。暴れちゃうからね♪

横浜は涼しい週末でした。窓を開けて北風を通すとちょっと寒いくらい。タオルケットにくるまっていると心地よくスヤスヤ。。。さすがに3時を過ぎると暑くなってきました。いかがお過ごしでしょうか。

先日ご飯を食べながらNHKニュースを見ていると面白そうな映像が。。妖怪や光りものがいっぱい。。ワイフも好きそうです。ということで普段はあまり行きたがらない江戸方面へと出かけたのであります。


今年よく見かける山口県の金魚ちょうちんが連なる回廊を潜り抜けます。
やってきたのは目黒にある雅叙園。入ったことはありませんが焼肉の叙々苑の親分かと思っていたのですが違うのですね(笑)


愛嬌のある顔(笑)
エレベータに乗って「和のあかりx百段階段」の会場に向かいます。
百段階段と呼ばれる昭和10年に建てられた木造建屋の中に配置されたそれぞれ特徴ある部屋が保存されていて、そこを舞台に色んな明かりたちが展示されているというものですが。。


にゃ?まだ百段階段ではありませんが。。にゃにやら猫がおいたを始めています。この猫は至る所にいます。


十畝(じっぽう)の間では墨絵師の西元祐貴さんの作品を展示。龍がテーマのようです。


といいつつも現代的な女性画の掛け軸があったりします。後で知ったのですがこの場所にはもともと十畝の女性画の掛け軸があり。。スマホでアプリをダウンロードしてこの絵に翳すとAR:Augmented Reality(拡張現実)によって部屋の中に点在する龍の絵が融合されていくといった仕掛けがあるそうです。。作品を楽しむプロセスはどんどん複雑になっているようです。


和紙で折られた草花たち。照明があてられなかなか幽玄な光景を作り出していました。


漁樵(ぎょしょう)の間。青森ねぶた祭のねぶたがやってきていました。


部屋の中は絢爛豪華な金箔で仕上げられているのですが、ねぶたの存在感に圧倒されてしまいます。。


大迫力〜♪一晩ここで寝たらどうなるんだろう。。。

この部屋。。人が畳に入らなければ全景を撮ることができますが、龍とか鬼とかはしっかり見ることができません。みんな遠慮しちゃって中に入らないのですが、若いお嬢さんが一人フラフラとねぶたに吸い寄せられるように入っていき閻魔さまの前にチョコンと座って鑑賞し始めました。まるで座敷童子みたいです。
最初は「うーん」と思ったのですがなんだか楽しそうなので私も続いてみました。するとみんなゾロゾロ(笑)


龍の口のなか。この姿は女の子のおかげで見られました。良い巡り合わせだったと思います。


草丘(そうきゅう)の間の入り口。あの猫がなにやら箱の札を剥がしています。。


ふふふ。ねぶたもそうなのですが、ここを見たかったのであります。


コンニチハ〜。ボクタチにんげんじゃないですからね〜(笑)


見覚えのある連中たちがいました。


なんかお腹の底から「アハハハ」と笑いたくなってくるような。。きっと森のなかまにも妖怪の血が流れているんだと思います。昔は怖かった妖怪。森のなかまも社会で揉まれて妖怪化したんだと思います(笑)


封印していた忌々しい箱は木っ端微塵。いやぁ〜ゆかいゆかい。


気になるこの子。うーん。森のなかまはこの子だったのかもしれません。


縁側というか通路というか、天井にもなかまたちがのんびりと夏の日を楽しんでいます。


お約束の写真撮影場所もあります。もちろん森のなかま夫婦も撮らせてもらいましたよ(笑)


別に動いたり、音が出たりするわけではないのですがとっても居心地の良い空間。
「自分が妖怪だったら誰だろう」と探してみても楽しいかもしれませんよ。ワイフはどの子だったんだろう。。


百段階段をズンズン登っていきます。


窓からは外の光がやんわりと入っています。なかなか素敵な窓枠とガラスなのであります。


多分。。静水(せいすい)の間。こちらでは川村忠晴さんの「草木のあかり」が展示されていました。
おそらく5mm砲弾LEDと思われる光源に光を透過する草木たちを組み合わせた小ちゃいあかりがたくさん集まって辺りを照らすというものです。


マユなのか繊維なのか。。暖色とはいえ直進性のつい良いLEDがやわらかな光となってくれます。


会場出口のおみやげ屋さんでは「ホオズキ」の明かりも販売されていましたよ。


プリッとした金太郎さん。雅叙園さんで取り扱っているのでしょうか。


こちらはホテル内のおみやげ屋さんであつかっているのをみました。欲しくなっちゃいますが最近アパートは過密状態。。


「安宅漆工店 乙姫キセル」とありました。紙巻たばこを止めてVape(電子タバコ)に移行してしまった森のなかまですが、喫煙具というのはいつの時代もたのしいものだったんですね。


ポワッと光る葉っぱたち。LEDが作り出すあかりがここまで日本家屋と合うものとは思いませんでした。ふたたび5mm砲弾と戯れたくなるのでありました


清方(きょかた)の間。ここも凄いです。島根県の石見神楽(いわみかぐら)の世界がやってきていました。部屋には龍がグルルンととぐろを巻いているのであります。


登場人物たちと思われる装束がスッくと立っていたりします。結構こわいかもしれません。エーン。と上をむくと。。


なんとも心惹かれる美人画が。。

「この部屋の美人画いいねぇ」と森のなかま。
「そりゃ。。鏑木清方(かぶらき きよかた)だもん。。」とワイフも太鼓判でした。

森のなかまも多少は良いものがわかるようです(笑)


最上階にやってきました。まず迎えてくれたのは銭湯ペンキ絵師 田中みずきさんによる「銭湯絵 目黒の湯」。入浴はできませんが(笑)この建物は最上階にお風呂があったんですね。そして。。


頂上(ちょうじょう)の間には風鈴と影絵たちが待っていました。お風呂上りに草原の風に吹かれてみるのも悪くないですよね。と、感じてしまいました。


緻密な切り絵が空調の風でゆらーん。スポット光がいくつもあってクッキリした影をつくりだします。


そして床の間にはクマさん。。

小さい時に大きなダンボール箱で部屋のなかにもう一つ部屋を作って大興奮したのを思い出します。入り口をつくり窓を作ると暗かった箱のなかが少しずつ明るくなりますが、暗いところは暗いまま。むしろ明るいところの対比でより暗く感じたのかもしれません。

我々は「暗いから明かりを点ける」という考え方に慣れ親しんで生活をしていますが、暗がりをより楽しむためにほのかな灯りをポツンポツンと灯してみるというのもなかなか楽しいものです。

まずはお風呂上りに部屋の灯りを落として、ちっちゃい懐中電灯何本かで天井を照らしてみると楽しいですよ。。。というと我田引水が過ぎましたでしょうか(笑)

なお、この日の様子はワイフビジョンでもご覧頂けます。森のなかまが載せていないような写真もありますので興味のある方はどうぞ。


百段階段を降りていきます。なんだか旅行した気分になってしまいました。
旅行といえば。。。お食事!。。そうここに入場する前に既にお腹が空いて何か食べてからにしようかと迷っていたので、もう限界は過ぎています。。。急いで何か食べなければ。。うん?


ホラッ。。至る所にいるんです。この猫。。

それでは!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする