今はあまり見かけなくなったシンプルな3色刷りのパッケージ。なんだか好きです。
気温は低くなりましたがジメジメは続いています。風のピュォーという音も聞こえ始めました。いかがお過ごしでしょうか。
本日は久しぶりに2週連続で懐中電灯ものであります。しかも全然一般の方向けの製品ではありません。あまつさえ。。
いつも以上に内容がうすいです
あらかじめご了承ください(笑)
前回S1Rを
マニアックギアさんから提供して頂いた時に見覚えがありながらもバリエーションの多さに閉口して手を出していなかった
Lumens Factory社のHO-4が同梱されていました(
9/18 最後の1個だったのか今は商品ページがありませんでした)。特にモニターのお話はなかったのでお駄賃というつもりで同梱してくださったのかなと思い。。早速ドロップインをドロップイン。。。
おーっ。キセノンだ!
と久しぶりに感動してしまいました(笑)どれどれと色々漁ってみると。。あっ。。
E1-LEDも手頃な価格になっているではないですか。森のなかまが持っている
E1 GMにも入るタワーモジュールは結構なお値段で諦めていたのですが、これなら大丈夫そうです。
ということで、本日はLumens Factoryの交換球を紹介させていだきます♪
ごろん。ごろん。スポンジが詰まった汎用の樹脂ケースが出てきます。
今まで使っている球だって結構な貴重品です。このケースに収めておけばきちんと保管できるのであります。
左は
YSCのタワーモジュルです(最近は219やXP-G3 90-CRIも選べるようになったようです)。右のE1-LEDにないタワー中心の周りに城壁のような出っ張りがあります。個人的な感想ですがやはり
YSCモジュールはよくできていると思います。発熱やランタイムに関しては一歩抜き出たものがあります。が。。。キャニスターがこの形状のため古い
E1 GMには収まらないのであります。
右の古いE1は穴の周辺が真っ平らですが左の
E1Eは穴の周りにさらに溝が掘られています。YSCのキャニスターはその部分にも部材がハマるようになています。放熱性をさらにあげるためかと思います。
E1-LEDの外観です。E1オーナーの方には既に見慣れていて目新しいところは特にないかと思います。蓄光などの処理はされていません。
プラス側の端子はプチッとでべそ(笑)基板のままではないので磨耗にも強くなっています。
E1にセットしたら見えなくなっちゃいますがメーカーロゴと定格などがプリントされたシール。なかなか良いデザインだと思いませんか?
3.6Vによる配光例です。
メーカによれば最大380Lumens。ランタイムは3.0V(〜1.5H), 3.6V(〜1.0H)くらいとなっています。
周辺光はクールホワイトですがセンタースポットは黄色みを感じるNWです。
集光するタワーモジュールですので一般にこんな感じになるのかと思います。この色味の差が気になる方はより色温度が低いものを選択するのが吉かとおもいますがE1-LEDのGeneration2にはNWなどの選択肢はありません。
Selected using Integrated Photometric Sphere to have Warmer Colour Temperature (5000K-5500K)
メーカーによると
積分球を使った測定(多分均一化された光で)5000K-5500Kになるようなパーツ選びをしているそうです。なるほど。。。
出力は800mAhとギンギンにハイパワーで攻めることもなくギリギリくらいのところで止めていると思われます。無理をすればもう少しいけるのかもしれませんが見た目の明るさもそれほど変わらないですし実用側に振ったのではないでしょうか。
15分くらいの連続点灯であれば素手で持てないほどでの発熱ではありませんでしたので気軽にヒョイヒョイと使えるのも嬉しいです。1時間だと素手では持ち続けたくないくらいに熱くなりますからね(笑)
おじいちゃん格の古いE1から300ルーメンオーバーのスポット光が放たれるのははなかなか気持ちがよいのであります。
こちらは。。キセノンのHO-4です。6P互換ボディで使用可能です。
SFの純正品より造りが綺麗だと思います。HO-4は3.6V等のリチウム充電池での運用に特化したキセノンバルブです。
We offer different choices for customers with different needs.
「それぞれのニーズにふさわしい選択肢を提供します」とあるように
使用電源の電圧、狙う出力に応じて細かなラインナップになっています。
最初は何が違うのかよく分からなかったので6Vを中心に見て回ってみました。
■電圧
4系:3.6V
6系:6V
9系:9V
■6系での出力バリエーション例
EO-6:200Lumens(Extreme High Output)
HO-6:160Lumens(High Output)
ES-6:80Lumens(Energy Saving)
SR-6:120Lumens(Standard)
1AAA懐中電灯のカラーバリエーションなどがかわいく思えてしまうくらいのバリエーション。。作るメーカーの姿勢は凄まじいものがありますが販売店は大変かと思います。。。幸い森のなかまは販売する側ではないので。。(笑)
3.6Vでの配光例です。メーカによれば150Lumens(〜65min)だそうですが電池容量は特に名言されていませんでした。17650, 16650あたりを想定しているのかと思われます。純正P60の3.6V, 6.0Vの明るさの例が必要な方は「
電池でパワーダウン!なごやかなP60」をご覧になってみてください。
最近のLEDでは見られないようなリングがあったりしますがキセノンとしてはとっても綺麗な配光だと思います。3300Kの色温度にCRIはおそらく100になるかと思います。
久しぶりにキセノンを堪能しましたが赤色や茶色が鮮烈に見えます。特に一番エネルギーが集中しているセンターをみるとLEDに慣れてしまった色合いについて色々考えてしまうことになるかと思います。
色温度こそ低いですが色合いを濃密に楽しむのでしたらキセノンの懐中電灯はまだいろんなことを教えてくれそうな気がします。
別にJBLのスピーカの前でコルトレーンを難しい顔しながら聞くようにウーンと唸りながら「キセノンはだね」と語る必要はありません(笑)
これからの季節キセノンの灯りの暖かさは単純に心地がよいものになるかと思います。6Pボディでガチに使うも良いですが小さいボディにドロップインしてポケットに忍ばせてみたくなるのであります。
今ではこの子たちの性能を軽々凌駕するような製品がゴマンと低価格で売られています。交換球だってそれほど安いわけではありませんので人に勧めるようなものではありません。
でも、敢えてそういったものにお金を投じて使い続けるような人たちがいて、実際その世界が居心地の良さを覚えてしまうようなことも世の中多かったりするわけであります。浸かる世界が違うだけの話であります。
たのしいですよ♪
それでは!