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NITECORE LR30, LA10 CRI

2016-12-04 17:18:09 | フラッシュライト
エッヘンなトラちゃんです。

早いもので12月であります。でも横浜の日中はポカポカです。いかがお過ごしでしょうか。
本日は懐中電灯というより、どちらかというとランタン。。うーん。どちらかというと電池式照明器具といった方がよいかな?と思うような製品の紹介です。

書いてから見直してみたのですが。。。ごちゃごちゃと文字が多くなってしまいました。すみませんです。写真だけでもササーッと流してみて頂ければ幸いです。

書きながら想定していたのは「テーブルで小物を撮りたいんだけれど。。なんだか」という方向けに書いてみたつもりです。まぁ。。森のなかまも自己流で上手くはありませんが。。。

三脚。。あるといいです。うんうん。なんだかんだであると最終的には手早くより良い結果が得られます。でも。。三脚が使えない、使いたくないときは結構あります。おまけにカメラの高感度性能や手ブレ補正も結構効きます。SNS用とかであれば根性でなんとか乗り切れる事があります(笑)

でも。。魅せたいところが陰で暗くなっていたら。。。ポワッとまんべんなく照らしてくれるような光が欲しいですよね。今回紹介する照明器具は人によってはそんな気持ちに少し応えてくれるかもしれません。


森のなかまの寝床にやってきたとりさん。「ききみみ頭巾」を被っているので色んな話をしてくれます。
奥の南側からお日さまの光が入ってくるので逆光気味でちょっと表情が暗くなってしまっています。


こちらは今回紹介する照明器具を使って撮ってみたものです。ホワイトバランスは太陽光です。人によっては上の写真の方が好みの方もいらっしゃるかと思いますが。。それでは話が進みませんので(笑)


こんな感じに一度ケント紙などを折ったものに光を当てて反射させています。

LED照明にありがちな色が偏ったり、くすんだりしていないのがとってもお気に入りです♪
一般に赤色の再現が苦手なLEDですが高演色LEDと呼ばれるLEDは白熱電球と同様に赤が見た目に近く綺麗に見えます。

が。。そういうったLEDは赤色をしっかり出すために夕暮れよりちょっと前くらいの(色温度が低い)オレンジ色っぽい色になります。こういう時はカメラのホワイトバランスを電球色などにしてあげると「赤っぽい光だから青っぽくしてバランスをとってね」とカメラに伝えてイメージする白にしたりします。

昔アイドルが「ハワイに行って写真集出しました〜」というと、ちょっと大人っぽいメイクをして夜明け前のような深い青い光のなかで白い肌を強調したりするようなカットがありましたが(笑)
背景は日中の光で、アイドルに赤っぽい電球の光をあてて、電球色モード(当時だとタングステンフィルム)で撮影すると昼間の光は青く。赤っぽい電球の光は白くなります。こんな感じです
うまくバランスをとるとアーバンでセクシー。そしてアダルトチックな雰囲気がでる「かも」しれません(笑)

でもですね。。この照明器具はお日さまの色と合わせても違和感があまりないのであります。そうなんです。昼間のお日に近いくらいの色合いでピカーッしてくれるんです。

ちょっと前置きが長くなりましたが。。そんな照明器具を紹介したいと思います。


こちらがNITECORE社のLR30です。ホルキンさんで購入しました
いつも紹介しているような金属製の懐中電灯とは違い、オールプラチック(プラスチックもしくは樹脂)製であります。軽くって親しみやすいです。


裏側には強力な磁石が仕込まれてベッチンベッチン金属に張り付くほか。。シリコンのような伸縮するバンドが引っかかっています。これを外すと。。


「おともだちのペンギンが喰い逃げした分は働いて返すんだよな?」とトラちゃんが労働していますが(笑)フックに引っかけられるようになっています。


横に心もとない爪があるので外側に引っ張るとペチッとカバーが外れます。そしたら爪に力をいれるをやめてカバーをガバーッと外します。


トラちゃんは磁石に映る自分の姿をみて何を思うのか。。磁石が強力なのでカバーを外すと電池まで一緒に外れることもあります。

ちなみにLR30には電池も付いてきませんし充電機構も備えていません。なので初めてこの製品を使おうとすると電池と充電器を買わないといけません。黎明期の頃は怪しい充電器が多かったのですがXTARの製品が知られるころから良い製品が安く手に入るようになっています。電圧を表示できる充電器が便利ですので同じNITECOREのものであればUM10などが良いかもしれません。


電池はプラス側がプクッと出ているニップルトップの18650というリチウムイオン充電池を使用します。プラス端子側が平らなフラットトップは使用できませんでした。バッテリはPLJさんで入手しました
同じ18650でも容量が小さいのにお値段が高いものがありますが間違いでなく(多分)より多くの電流を繰り出すことができるハイドレインタイプのものかと思います。LR30はのんびりとした製品ですので容量がわずかに少ないながらも高性能なハイドレインタイプを選ぶ必要はありません。


トラちゃんがのっても熱くないそうです(笑)

プロは仕上がりを優先することから白熱電球を使うかと思いますが、知識や経験がないと火傷や発熱による火災を犯しかねません。森のなかまのようなシロートが狭いスペースでアクロバチックなことをやっても想定される事故はLR30を落っことして壊すことぐらいでしょうか。。

▪️LR30 操作
スイッチ長押しで点灯、消灯を行います。点灯中にスイッチを押すごとにLow, Mid, Highを繰り返します。
ダブルクリックで点灯すると赤色で点灯します。赤色点灯中にスイッチを押すごとに赤色, 点滅(1秒に1回ペース), SOS, 赤色を繰り返します。

消灯中にスイッチを1回押すと青色点滅で現在の電圧を教えてくれます。例えば3.6Vだと。。。
3回点滅。1秒くらい間をおいて6回点滅します。とてもわかりやすいです♪
3.2Vを切ったらすぐに充電してあげてください。森のなかまはキリがわるいときは3.6Vくらいでも充電してしまいます。

▪️LR30 明るさとランタイム
Low:12Lumens(62H), Mid:85Lumens(8,5H), 205Lumens(3.5H), Red: 45Lumens(8H)

▪️LR30 配光例
  
LR30 正面

   
LR30 上向

柔らかくムラのない光が得られます。Manfrotto LUMIEが前方に光を集中していたのに対してLR30はかなり広角に光を拡散しています。森のなかまスタジオみたいな環境では全体や背景を明るくするのにとっても便利であります。
赤色は。。。気分は潜水艦乗りであります。。

メーカが謳うようにPWMによるチラつきは感じられませんでしたが、Low, Midで僅かにピーという発振音がします。「えっ?聞こえないよぉ?」という方も多いかと思いますが発振音にトラウマのある方にはオススメはしません。ちなみに森のなかまは夜寝るときに読書灯以外に枕の脇にLR30を横向きにして本の陰で暗くなった箇所を照らしています。時々付けっぱなしで寝てしまいます。そのくらいの発振音です。

1点気になる事があって。。。電池が過放電しそうになると自ら放電を止める「プロテクト」が効いて消灯すると。。。新しい電池を入れてもすぐには点灯しませんでした。5分くらい放っておくと何事もなく点灯します。よくわからない仕様ですが故障と思う前にちょっと待ってみてください。

18650というパワフルな電池。高演色LEDでありながら日中のお日さまに近い色合いとで小物の撮影がとってもラクチンになりました。二つあったら色んな事ができそうです♪

ちなみに。。。同僚に見せたら。。。さっそく二つ購入していました。。



さて。。。こちらはLA10 CRIという照明器具であります。こちらはPLJさんで購入しました。高演色ではないものは若干お安く、そして明るくなります。

「18650なんて特殊な電池じゃなくて単三電池がいいの」
「そんなにパワーは要らないから小さくてカッコイイのがいいの」

こんな方に訴求力のある製品でショップの売上ランキングを見ると結構長い事上位に居る製品であります。


冒頭の写真にありましたが電池のキャップ以外にダイヤル状のパーツがあり、クルクルと回すとリップスティックのように白いディフューザがニュルニュルん♪と出てきます。
普通の懐中電灯にもディフューザをつければ同じ事なのですが、付けると大きくなるし、外すと置き場にこまる。。ならば専用機で収納してしまえ!という発想かと思います。なかなかステキです。

高演色版はLR30同様にそれほど赤っぽくない光色でした。ディフューザの色合いでも調節しているのかもしれません。


一応。。。電池蓋と本体です。。左の本体側にダイヤルみたいのがあるのがわかるかと思います。
このダイヤルを持ってスイッチ蓋を開け閉めすると点灯、消灯できます。ツルツルしたところを持ってスイッチ蓋を回すとディフューザが伸縮するだけですので片手で操作するのは難しいかと思います。


ディフューザを一番引っ込めた状態(繰り出しなし)にすると周囲に光をまき散らさない分前方照射が最大になります。Highでのランタイムが短い事からLow, Midでの運用が多くなるかと思いますので自分なりの使い方や工夫をして楽しんでみると良いかもしれません。


ちなみに。。森のなかまは。。SKM-HOODEをかぶせてデスクライトみたいに使うのが好きなようです。


磁石は強力で電池がはいったまま真横に貼り付けても自重を支えられます。


ちなみに貼り付けているのは100均で打っている小ちゃいブックエンドです。LR30の丸っこさも可愛いのですが立てて使えるといいよなぁ。。と思っていたら磁石でいかようにも使えるわけであります。

▪️LA10 操作
電池蓋を締めて点灯。緩めて消灯です。必ずLowから点灯します。消灯して2秒以内に点灯させるを繰り返すとLow, Mid, High, 点滅, Lowの繰り返しになります。

▪️LA10 明るさとランタイム
LA10 CRI: Low:9Lumens(23H), Mid:30Lumens(6H), High:85Lumens(1.5H)
参考:LA10 XP-G2 S3(CW): Low:10Lumens(23H), Mid:40Lumens(6H), High:135Lumens(1.5H)

▪️LA10 配光例
  
LA10 CRI 正面(繰り出しなし)
ゆっくり歩行する分にはLow, Midで均一な光で足元を照らせます。

  
LA10 CRI 上向き(繰り出しなし)
写真では暗くって仕方ないかんじですが天井は均一な光で明るくなります。上から吊るようにすれば小さいテント内くらいのスペースをやんわりと照らせるかと思います。ランタイムを考えるとMidでの運用になるでしょうか。

  
LA10 CRI 上向き(繰り出しあり)
一番「らしい」使い方かと思います。Mid, Highの光が直接目に入ってくると正直ちょっとまぶしいくらいです。特に発行部の先端が。。。

  
LA10 CRI 下向き(繰り出しあり)
というわけでケースによっては先端部を下に向けて使うこともあります。

LR30よりはちょっとクセがありますが、小さい上にディフューザを収納できて更にコンパクト。単3電池1本でどこにも持ち出せるのが魅力だと思います。
チラつきや回路の発振音もなくお一人さまでも。。We are all alone!のお二人さまでもほんのりコンパクトな灯りを楽しめるかと思います。


狭い日本の住居。ドーンと撮影機材を展開できる方も多くはないでしょう。電源コードを引き回したりしなくてもポンポンと並べて試行錯誤をしてみて。。そんな使い方ができるのでLR30は森のなかまにピッタリです。18650という電池を使う初期投資だけが問題ですが、電池を複数そろえて長時間連続して使えるなどメリットはたくさんあります。よろしかったら検討してみてください。

もし。。LR30で撮ってみた写真を見てやっても良いよ、という方はこちらもご覧になってみてください。背景がちょっと赤っぽくなっているのは何だか寒かったので背景に暖色のライトを当てていたからです(笑)

ふわりーず
ポケットのなかの紅葉



それにしても。。とりさんたち。。かわいいです。きれいな色が出てよかった♪

それでは!


コメント (6)
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