森のなかまと楽しい10Holes

手のひらにすっぽり隠れてしまう小さい楽器10Holesについてボチボチと

ようこそ

まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

遂に日本でも入手できるようになったんですね!

2010-10-11 18:00:00 | ハーモニカに関連した話題
2010/10/11 23時頃 "P.S.3"にSmitty RecordさんでSyedel製品を取り扱われている事を追記しました。

いい天気ですね。起きていられるようになったので汗みどろんの布団を干しました。ホッカホッカのポワンポワンです。

喉も若干痛いのでハープを吹く訳にもいかず、久しぶりにツッペリンを聞きながら(聞いているとながらができなくなってきてしまいますが)ネットを見ていると。。。

なんと!。10holes.comさんがSeydelとJapan Partnerとして正規代理店になったというじゃないですか。

あまつさえ(間違った用法ですね)Bends社のハーモニカまで取り扱っているではないですか!

2社ともハープ好きで(そうでない会社あるんかい?)たまらないという感じがプンプンしてくるような会社です。
HohnerでもSuzukiでもTomboでもHeringでもないひと味もふた味も違う個性的なハープがありとても魅力的です。

2社のハープのReviewは国内にはあまりないかと思いますので英語でも良いという方はPatmissinさんのReviewをご覧になってみては如何でしょうか。

10Holes,クロマ両方を取り扱われているようでSeydelのメンテンンスキットまでカバーしています。
これでSaxony1847シリーズ,Solist/Session等更にBig Sixも国内で手に入れられるようになるんですね。もちろんお金さえあれば(笑)。

Bendsも以前から相当気になっていましたが中でもクロマのTonica Maestro!はベースとなるTonica(12穴で18,000円)をJehovah da Gaitaさんという方が個別にカスタマイズ(内容は分からないですがGapやProfileの最適化かと)をされているそうです。お値段はベースとなるTonicaの2倍以上の39,000円。

高いとみるか安いとみるかは個人によると思いますが、エキスパートの方が一本一本(数が多いので何処までやるかは分かりませんが)調整しているんで、さぞかし吹き易いかと思われます。調整の勉強用にも一本欲しいくらいです。

私も自分でクロマを調整しますが鳴らし易い楽器は吹いていて楽しいですし、色々チャレンジしてみようという気持ちにもなります。ただ結構繊細なので始めたばかりの方は通常品でしっかり練習する事を強くお奨めします。
#自分は技術がないばかりに練習で270Cを3本潰しています。

Heringが日本で売られなくなってしまうなか、ブラジルから新しいBends, 待ちに待ったSeydelの登場。
かたやManji, Fabulous, CrossOver等々。ハーモニカ吹きにとって、かつてないまでに恵まれた時代を過ごせる興奮と幸せを感じております(ちょっと大袈裟?でも有り難い時代だと思います)。

さぁ、もっともっと吹かないとね!

P.S.
Tonica,Saxony,グレゴアウッドのレビューを思い出しました。
Mel Bay'sさんのところで Winslow Yerxaさんが記事を掲載されています。
Chromatic Roundup Review, Part 1
#音源もアップされているので音色の違いを聞いてみるとよいでしょう。Part-2にはCX-12 Jazz等もあります。

たくさん妄想してくださーい♪

P.S.2
いま、Hapr OnlineさんのBlogを久しぶりに見たら。。。

"Harponline will be liquidated within the next 3 months and I will take up the offer to work for the Hohner company, in Trossingen/Germany." -- "Harponline - An era is drawing to a close"より引用

3ヶ月内に清算を行いHohner社より依頼の仕事を受ける。。という内容が書かれていました。経緯については投稿を見て頂くとして、何も購入しませんでしたがWorkshopやカスタマイズの指針等何度も参考にさせて頂きました。

本当にありがとうございました。そして形態こそ違えどHohnerを通じて理想を目指し、私たちをワクワクさせて下さることを楽しみにしています。

時代の流れは早いんですね。。

P.S.3
もの知らずといいますか、検索を怠っていたといいますか、Seydel社の製品についてはSMITTY RECORDさんも2009年の6月から正規代理店になられていたんですね。一年以上も前から日本で購入できていたとは。。
#今日現在Bends社製品は取り扱われていません。

またお店のBlog:"スミッティレコードの雑記帳"もありまして除いてみるとSeydelとマイクのメガ盛り状態です。じゅるる~。
とても楽しそうです。

再度販売ページを見てみますと交換用のプレートやアクセサリにはサウンドチェック2Key Lens等も販売されているようです。

う~ん。熱いですね。
コメント (2)
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MAG Solitaire その3

2010-10-10 15:52:11 | フラッシュライト
先週から妙にしつこい風邪に見舞われようやく動けるようになってきた森のなかまです。

10Holes関連の投稿が少なくて申し訳ない。またフラッシュライトです(撮りためたネタがあるので)。。

そういえば"Mel Bay's Harmonica Session"のURLが変わっていたようです。記事中のリンクは一応更新しておきました。

さて、暗さが魅力のソリテールですがいかんせん配光が均一手ではないのが玉にキズでした。

 
左がスポット、左がワイドの12cmでの配光です。
スポットの最も輝度が高い所が心霊っぽくなっているのは照射面の紙箱が歪んでいるためです。
#なんかgooブログのエディタの使い勝手が随分変わったようで戸惑っています(あたふた)。

最近の配光が綺麗なLEDモノばかりみていると幾らソリテールが愛おしくても綺麗とは言えないです。。

そこで更に暗くなる事を覚悟でディフューズしてみる事にしてみました。


かなり原始的で申し訳ない。。。レンズの前(正確にはベゼルのふち)にメンディングテープを貼ってハサミでちょきちょき切っただけです(しかも汚いですね)。。

でどれぐらい配光が変わるかといいますと。。。上と同じ条件ではありませが光源から照射面までは20cm少々位ですとこんな感じになりました。


ほんのり~


柔らかな日だまりが~

ワイドで現れていた年輪のようなリングが分かり難くなり、スポットで現れていたクリプトン球の影等が殆ど分からなくなりました。

ディフューズしているので当然暗くなりますが、超至近距離(照射物に触れるくらい)で照射しても眩しくなく用途によっては非常に使い易いライトになってくれました。

以前ニップル球ライトを10Holesのリード位置を確認するのに使用していると書きましたが、この用途に打ってつけです。


CrossOverの後ろから当ててみています。プレートを外さなくてもリードの位置ばかりかリードの状況がかなり分かります。
#分かってどうするよ、とか言わないでね(笑)。何事も状況確認からと。。

適度な暗さが更に分散され反射し易い金属部品を近くでみたり、ライトとルーペと一緒に握って細かい所を見るなんて使い方に向いていたりするかと思います(こんな使い方は明るい光源でやるとかなり目に負担がかかります)。

光源を遠くに離せばいいじゃん?

確かに。。ただスタンドが必要だったりライトを持つ手を伸ばしたり、そもそも細かい所を見る時は対象物に接近して見るので光も近くから当てられると都合が良い時もあるわけです。

というわけでソリテールは暗いけれど私にとって扱い易い、しかもフィラメント光で照らしてくれるラブリーなライトなわけです(何だよそりゃ?)。

■番外編(やっちまったよ。。の巻)

と、写真を撮り終えてから欲がでてしまいデイフュザーをレンズの内側にいれてみたくなりました。

リフレクタを取るのはかなり難しいです。樹脂製のリフレクタにツメが出ており針等でツメを内側に折り曲げて取り出します。折り曲げるので元のように内部で固定されなくなります。まぁ、それは良いでしょう。

適当な乳白色のシートをディフューザにして内側に入れてみました。
#本当はレンズそのものにペーパーをかけるつもりでしたがレンズは外れませんでした。。


メンディングテープを貼るよりスマートですね。

ここで止めれば良かったのですが、欲がでてリフレクタの表面を耐水ペーパで荒らしたら分散するかな?駄目だったらコンパウンドで磨けば良いや。とおもってペーパーをかけてみると。。。

薄い。。

アルミ蒸着(プラモのメタル塗装みたいなやつ)で蒸着面がかなり薄く、あっというまに剝げてしまいました。。。


つるん?オォーマイガッ!

仕方ないのでアルミ箔を貼ってコンパウンドで磨いてみました。


頑張りましたが元のリフレクタより汚い配光になってしまいました(哀)。

また宜しくない事にリフレクタが固定しないのでディフュザーも中で僅かに動いてしまいます(アーイ哀♪お猿さーんだよ~♪)。

なので、結局みすぼらしいリフレクタを隠す事もかねて外側からメンディングデープでディフューズする事になりました(最初と同じ)。。ディフューズすれば配光、光量ともに元と同じくらいになりましたが。。余計な事をするもんではありませんね。。

■番外編2(久しぶりの愛人さ)
最近メルマガをさぼっている愛人で買いたい工具があったので久しぶりに購入。5倍ポイントでした。ふふ。
#後日ハープ調整で活躍する予定です。

ついでにソリテールの赤も注文。980円です。安いですね。残念ながら黒赤銀のみです。
ギフトボックス入りは初めてでした。確かにブリスターパックよりもソリテールの愛らしさが強調されるようで素敵です♪(今更ですが感覚がおかしいですね)。
ESCOさんからの仕入れなのかボックス自体もESCOの袋で綺麗に包装されていました。

と喜んでいると愛人から久しぶりのメルマガ到着。金曜日の夜からポイント10倍。。。
風邪で注文する体力はなかったとはいえ。。。まぁ火曜の朝まで(10/8~10/12)やっているそうなのでPBの精密ドライバ等と一緒に購入するとハッピーになれるかもしれませんね。

#愛人だから片棒担ぐわけじゃないけど、このお店は買い物をして気持ちがよいです。主力製品はかなりの勉強価格ですし対応早いです。
納品書に一緒についてくるサンクスメールは手書きでオチャ目。更新がそれほど多くないTwitterで弱音を吐いちゃうあたりが好きです。
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Surefire E1e

2010-10-03 23:32:06 | フラッシュライト


どうかしている暑さが過ぎ去ったかと思えば急に寒くなり体がついていけない森のなかまでございます。久しぶりの更新です。そしていきなりフラッシュライトです。

MAG Solitaire その2の時点で既に2ヶ月くらい悩んでいたSurefireを逝ってしまいました。随分長い間プレショッピングを楽しみましたし、我慢が限界に達したのであります。

ネットで随分調べさせてもらいましたが、みなさん相当つぎ込まれているんですね。読み続けていると価格の感覚がおかしくなっている事を自覚しないと大変な事になりそうです(笑)。
改めて思いましたが、興味がないのならこの手のモノは深く調べないのが一番です。まぁ、こうなる事をわかっていて調べてるという。。。人間とは変な生き物です。
しかし、まさか自分がこんな高価なフラッシュライトに手を出すとは思ってみませんでした。。

さて、言い方がありきたりになりますが「フラッシュライトのロールスロイス」というのでしょうか、値段は切なくなる程高価ですが性能、造りともに素晴らしい物であります。


購入したのはE1E-BK Executive Eliteというキセノン球(フィラメント)のモデルです。15ルーメン。123Aという電池で90分のライフタイムです。いつもブログを楽しませてもらっているHATTAさんのAkaricenterさんで購入しました。
馴染みの店で10HolesのFablousを買うぐらいの値段です。ヒューッ!

123Aは昔のカメラ等に使っていた3.0Vの600円くらいする電池です。。。。えーっ!そんなに高い電池で90分しかもたないの?
はい。そうらしいです。
しかし、探してまとめ買いすれば300円位程度で購入できるそうですし1日5分使ったとしても18日で、私の使い方からすると2-3分なのでランニングコスト的には1ヶ月300-400円位でしょうか(実はバルブも20時間くらいで交換という話も。。)

まぁ、コストの話は別にいいんです(きっぱり)!

煙草やお酒もコストを気にしたらやてられないでしょう?
人間コストを考えずにやりたい事が何かしらあるんです。


とか言いながら今回の煙草の値上げは森のなかまをして買いだめをしてしまいました。既に2カートン消費です。
煙草辞めたら電池代くらいでるという話も。。

話しを元にもどして、とにかくLEDの光ではなくて熱を発して燃焼するキセノン式で、ムラのない上等なフラッシュライトを探していたらここに行き着いてしまったのであります。


コロンとしたバランスで可愛らしいのですが、細部にわたって造りがよくネジ部を回す時の重さと滑らかさは、その手のものが好きな方には堪らないものがあるかと思います。


航空機グレードのアルミをCNCで切削して。。。とかいうところに男の子は夢を見るんです。見ない人もいますが。。


大事な所をのぞいていみます。
キセノン球が(笑)。。
リフレクターは凹凸を施したオレンジピール。これのおかげでムラの少ない配光ができるのだそうです。レンズはパイレックス。うーん。男の子!男の子!


男の子はスイッチが好きなんです!
たまにバスに乗って押そうとして先に子供に押されたりすると「大人なんだから」と自分言い聞かせます(笑)。
Surefireには色んなスイッチがあるのですが、このE1eはよくある押してON、再度おしてOFFというものです。とても良い感触です。
世代によって方式が違うようですのでポリシーのある方は購入時にお尋ね下さい。

上3枚の暗ーい写真はディフューズしたソリテールで照らして撮ってみました。


15ルーメン。今時としては暗い部類でしょうか。しかし私にてって室内で使う分には十分過ぎるあかるさです。

しかし残念な事にかなりスポット気味の配光です。
スポット気味なはこのライトが作られた目的にもよるわけなんですが、それでも分散光にしたいという人にはこんなものがあります。


F04 ビームシェーパーというものでディフューザーと言った方が分かり易いでしょうか。表面がすりガラスの用になっています。ゴムの摩擦でヘッドに固定します。思った以上の金額がしますがゴムの中にはスチールの芯が入っているのでしょうか、かなり確りした物です。
もっとカッチョエエFM54というものもありますが、E1eより高い!のであります。さすがにまだ正気は保っていられます(笑)。


中心の光が拡散して柔らかい光になります。ちょっと分かり難いので。。。


F04なし


F04あり

最近作業用に使っているスタンドに付けてみました。カメラ用品からの転用です。融通が訊くのでお気に入りです。
#Kenko Sunshade Proにカメラ用フラッシュスタンドを組み合わせて今は満足していますが、2-3000円でこういう物が買えないですかね?

光源から照射面までは20cm少々位です。
ライト真下のみ目がいってしまいがちですが、右のスタンドの影をみるとF04なしでも結構周辺光が出ているのがわかるかと思います。F04をつけるともっと柔らかくなっているかと思います。
実際はこの写真よりも中心部が広がった感じです。

元々ムラのない光ですがF04を付けると読書灯、手元作業用にやわらかく素晴らしい光を放ってくれます。

今でこそ電球色のLED等もあるのですが、それでもなんか違うんですよ。
昭和生まれの森のなかまが慣れ親しんだのは何かを燃やして、熱を出すこの明かりなんです。
なんだかほっとします。

野外でも使ってみましたが、さすがにF04をつけているとキツいですが、そのまま使うとスポットが50m以上を照らし、周辺光が辺りをほんのり明るくしてくれます。
昔単一電池を4-6本使った赤いサーチライトより明るいように思えました。
#以前書いたLeatherman S2のHighモード:35ルーメンよりも遠方を照らせるようです。配光がS2よりスポットという事もありますが、ルーメン値だけでは性格がよく分からないわけですね。

先ほどランニングコストは気にしないと書きましたがメインの作業にはコレは使わないかと思います。後日紹介しますが
配光がもっとフラットの電球色LEDのライトを既に購入して使っているからです。

じゃぁ、E1eは何に使うのさ?

なんでしょうね?
手持ちの中では一番遠方を照らせるのでそいういう時に。。
照明を付けるまでもない時の移動時に。。
やっぱり作業に使ってみたり。。

でも、一番の理由はキセンノンの光を見たい時に使うんでしょうね。これが一番健全でしょう(笑)。

結構短い期間でフラッシュライトに蝕まれてますね。

■番外編

冒頭の写真"Welcome.."ですが。。。


"User's manual"ではなく"Owner Handbook"の冒頭なんです。
最近はOSがやたら"Welcom"を連発していますが、フラッシュライトでWelcome"とは思いませんでした。

また、この冊子ですが機種毎に中身が違うようです。
ネガティブに言えば表紙を共通に使い回しているとも言えなくもないのですが、手を抜きたいのなら全機種共通にしてしまうのが一番で、実際日本語のマニュアルはそうなっていますし、それが普通なのかと思います。

ブリスターパックだからてっきり説明書も紙一枚かと思っていたのですが。。機種毎に冊子を用意するあたりは"Owner Handbook"を名乗るだけの事はあります。なんか"Owener"というと偉そうで照れますね。エヘヘ。

ちなみにSurefireの製品は消耗品を除いて一世代の生涯補償がつくんだそうです。10年とかは聞きますがなかなか刺激的であります。

では。
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