「東京電力は国会議員をランク付けし、水面下でパーティー券を買い続けていた」という記事が報道されました(2012.1.8:朝日新聞)。ま、政治献金ですね。
この議員達は「東電の味方」、つまり原発推進派です。この人達から「脱原発」という言葉が出てくる可能性は低いと思われます。
名前を覚えておきましょう。
□ 自民党:麻生太郎、甘利明、石破茂、石原伸晃、大島理森
□ 民主党:仙谷由人、枝野幸夫、小沢一郎
□ たちあがれ日本:平沼赳夫
□ 無所属:与謝野馨
錚々たるメンバーですね。
東電が誰にお金を流せば自分たちの利益になるか、分析・評価した結果なのでしょう。現実的には、議員秘書が暗にパーティー券購入を要求してくるのが日常だったと記事には書いてありました。
この他にも、東電は労働組合から議員を2人出しています。身内ですから、もちろんバリバリの原発推進派です。
□ 民主党:小林正夫、藤原正司
今後、上記の議員たちの動向・原発行政に対する姿勢に注目していきたいと思います。特に政権中枢にいる枝野さんからは目が離せません。
と思った矢先、コンビニで見かけた週刊誌『週刊現代』に「仙谷由人×石破茂、激突対談」という見出しを発見。ふだん週刊誌を買う習慣はないのですが、思わず購入してしまいました。内容は、原発の「げ」の字も出てきませんで、今の政局の批判に終始していました・・・やっぱりね。
年末~お正月にかけて本の整理をコツコツしていますが、やはり『週刊現代』5月号に「原発マネーに群がった政治家・学者・マスコミ」という見出しがある号を購入していたのを発見。私の独断で抜粋します;
□ 原発というと、初代原子力委員会委員長の正力松太郎(元読売新聞社主)とその朋友である中曽根康弘元首相の名が挙がる。ただ、その背景には、かつての米ソ冷戦構造下における『日本の核武装化』への布石があった。それが1970年代のオイルショックを経て、『資源のない日本における原子力の平和利用』と大義名分がすり替わり、政官民が一体となって原発を推進した。
□ 原発利権を、いわゆる土建屋的な見地で利用したのは田中角栄元首相だ。地元新潟に柏崎刈羽原発を誘致する際、田中氏は土地取引で4億円の利益を上げたことが知られている。
□ 原発建設はゼネコンや地元の土建業者に大きな利益をもたらし、それがそのまま選挙における票田となる。そういう田中氏の手法を引き継いだのが、その弟子である竹下登元首相らであり、さらに渡部恒三元衆院副議長や小沢一郎元民主党代表らである。
□ 原発推進派の面々;
・与謝野馨:中曽根氏の直弟子で日本原子力発電出身。
・亀井静香:身内の警備会社が原発警備を請け負っている。
・大畠章宏:日立製作所で原発プラントの設計に携わり、日立労組や電力総連から絶大な支持がある。
・前原誠司:原発プラントの輸出推進。
□ 経産省の官僚と電力会社間の癒着も「天下り」という形であからさまに残っている。接待漬けで電力会社寄りになった官僚を仲間内では『感電した』と揶揄していたらしい(ガス会社寄りは『ガス中毒になった』)。
御用学者については・・・書くのがウンザリしてきたので省略します。
『脱原発』を唱えた管首相が引きずり下ろされた舞台裏が手に取るように分かりますね。
この議員達は「東電の味方」、つまり原発推進派です。この人達から「脱原発」という言葉が出てくる可能性は低いと思われます。
名前を覚えておきましょう。
□ 自民党:麻生太郎、甘利明、石破茂、石原伸晃、大島理森
□ 民主党:仙谷由人、枝野幸夫、小沢一郎
□ たちあがれ日本:平沼赳夫
□ 無所属:与謝野馨
錚々たるメンバーですね。
東電が誰にお金を流せば自分たちの利益になるか、分析・評価した結果なのでしょう。現実的には、議員秘書が暗にパーティー券購入を要求してくるのが日常だったと記事には書いてありました。
この他にも、東電は労働組合から議員を2人出しています。身内ですから、もちろんバリバリの原発推進派です。
□ 民主党:小林正夫、藤原正司
今後、上記の議員たちの動向・原発行政に対する姿勢に注目していきたいと思います。特に政権中枢にいる枝野さんからは目が離せません。
と思った矢先、コンビニで見かけた週刊誌『週刊現代』に「仙谷由人×石破茂、激突対談」という見出しを発見。ふだん週刊誌を買う習慣はないのですが、思わず購入してしまいました。内容は、原発の「げ」の字も出てきませんで、今の政局の批判に終始していました・・・やっぱりね。
年末~お正月にかけて本の整理をコツコツしていますが、やはり『週刊現代』5月号に「原発マネーに群がった政治家・学者・マスコミ」という見出しがある号を購入していたのを発見。私の独断で抜粋します;
□ 原発というと、初代原子力委員会委員長の正力松太郎(元読売新聞社主)とその朋友である中曽根康弘元首相の名が挙がる。ただ、その背景には、かつての米ソ冷戦構造下における『日本の核武装化』への布石があった。それが1970年代のオイルショックを経て、『資源のない日本における原子力の平和利用』と大義名分がすり替わり、政官民が一体となって原発を推進した。
□ 原発利権を、いわゆる土建屋的な見地で利用したのは田中角栄元首相だ。地元新潟に柏崎刈羽原発を誘致する際、田中氏は土地取引で4億円の利益を上げたことが知られている。
□ 原発建設はゼネコンや地元の土建業者に大きな利益をもたらし、それがそのまま選挙における票田となる。そういう田中氏の手法を引き継いだのが、その弟子である竹下登元首相らであり、さらに渡部恒三元衆院副議長や小沢一郎元民主党代表らである。
□ 原発推進派の面々;
・与謝野馨:中曽根氏の直弟子で日本原子力発電出身。
・亀井静香:身内の警備会社が原発警備を請け負っている。
・大畠章宏:日立製作所で原発プラントの設計に携わり、日立労組や電力総連から絶大な支持がある。
・前原誠司:原発プラントの輸出推進。
□ 経産省の官僚と電力会社間の癒着も「天下り」という形であからさまに残っている。接待漬けで電力会社寄りになった官僚を仲間内では『感電した』と揶揄していたらしい(ガス会社寄りは『ガス中毒になった』)。
御用学者については・・・書くのがウンザリしてきたので省略します。
『脱原発』を唱えた管首相が引きずり下ろされた舞台裏が手に取るように分かりますね。