足にできた嚢胞の手術後、ほとんど練習できずぶっつけ本番の今大会。
周囲も本人も不安視する中、今のところ快進撃が続いています。
体力に不安があるにしこりにとって、今回のケガは程よい“休養”になったのかもしれません。
ひとつひとつのショットの切れがいいですね。
体重が後ろに残らず一歩踏み込んでのアングルショットが冴えます。
マイケル・チャンのアドバイスなのでしょう。
世界ランク48位のアンドゥーハルと26位のマイヤーが明らかに格下に見える、堂々たるテニス。
試合の流れの中でペースダウンするときもあるけれど、以前のようにふてくされて自滅していく感じはなく、自らをコントロールする精神力も芽生えてきたような。
次の4回戦はウインブルドンで敗北を喫したラオニッチ戦。
雪辱を期待できそうな予感・・・。
■ 錦織圭、100%復調でさらに深まる自信(2014.8.29:WOWOW)
錦織圭(日清食品)にはツキも出てきた。現地時間28日に行われた全米オープンテニス(米国・ニューヨーク)の男子シングルス2回戦は、日本のエースが“100%宣言”のプレーでパブロ・アンドゥーハル(スペイン)を下し、3回戦に駒を進めた。
■ 全米オープンテニス 錦織6年ぶり4回戦へ(2014.8.31:NHK)
テニスの四大大会の最終戦、全米オープンが30日にニューヨークで行われ、世界ランキング11位の錦織圭選手は男子シングルス3回戦で勝って、6年ぶりに4回戦へ進みました。
今大会第10シードの錦織選手は、3回戦で世界ランキング26位で第23シードのアルゼンチンのレオナルド・マイヤー選手と対戦しました。
錦織選手が全米オープンで4回戦に進むのは、初出場した2008年以来6年ぶりのことで、ことしの四大大会では全仏オープン以外の3つの大会で4回戦に進みました。
4回戦で錦織選手は、世界ランキング6位のカナダのミロス・ラオニッチ選手と対戦し、全米オープンでは自身初めての、また四大大会ではおととしの全豪オープン以来となるベスト8進出を目指します。
錦織圭選手は「今大会、初めてシード選手と対戦して、自分の動きにかたいところがあったが、最後まで集中できた。相手は強いサーブがあるのでしっかり返すことを心がけた。また次に向けて準備していきたい」と話しました。