徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

インフルエンザワクチン予約開始は、窓口9/29、電話9/30です。

2015年09月27日 14時59分54秒 | 小児科診療
 当院では以下のスケジュールでインフルエンザワクチンの予約を開始します;

□ 窓口(9/29から) 9:30-11:30、16:30-17:30
□ 電話(9/30から) 9:30-11:30、16:30-17:30


 開始時は混雑が予想されます。診療と平行して行うため、診療に支障が出ないよう上記の時間を守っていただくようお願い致します。

 前述の通り、今年は従来の日本方式を基本としますが、3歳以上では1回接種と2回接種の差が医学的にはあまりないことがわかってきましたので、希望者には1回接種法も導入する予定です(ただし昨シーズン2回接種済みという条件付)
 予約の際に渡す予定のプリント内容を掲載します;




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インフルエンザ流行、B型も登場

2015年09月27日 14時51分31秒 | 小児科診療
 散発的流行を始めたインフルエンザ。
 今まではA型の報告のみでしたが、ここにきてB型の流行も報告されました。

■ インフルもう流行? 秋は集団感染の季節、学級閉鎖続々
(2015年9月26日:朝日新聞)
 インフルエンザの集団感染で、学級や学年を閉鎖する学校が出始めた。例年11月下旬ごろに流行し始め、翌年2月ごろにピークを迎えるが、実は学校での集団感染は秋から起きており、専門家は注意を呼びかける。
 「私の経験でここまで早い学級閉鎖はない」。東京都調布市の柏野小学校の加藤正孝校長は驚く。14日に2年生の1学級の9人が発熱やせきなどの症状を訴えて欠席。このうち7人がインフルエンザB型と診断された。他の5人にも同様の症状が現れたため、16日から2日間、学級閉鎖した。
 松山市の私立の中高一貫校も4~13日、4学年で学級閉鎖し、1学年は学年閉鎖した。長野県でも先月31日に小学校が学級閉鎖した。


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アメリカ小児科学会のインフルエンザワクチン接種方針(2015年9月)

2015年09月21日 06時35分44秒 | 小児科診療
 最新のアメリカ小児科学会の見解を紹介します。

■ 生後6か月以上のすべての小児にはインフルエンザワクチン接種が必要である
(2015-09-08 :Reuters Health)
 米国小児科学会(AAP)の感染症委員会によると、生後6か月以上のすべての小児は2015~2016年の季節性インフルエンザワクチン接種を受けるべきだとのことである。
 低年齢の乳児を保護するため、家庭内で乳児と接触する人、家庭外での保育者、医療従事者、保育提供者とそのスタッフ、妊娠中の女性や妊娠を考えている女性、産後期の女性、インフルエンザシーズン中に授乳中の女性はすべて、ワクチン接種を受けるようにとAAPは推奨している。
 直近のインフルエンザシーズンの後、ワクチンに使用するウイルス株が変更されたため、生後6か月から8歳までの小児に対するインフルエンザワクチン投与のアルゴリズムが改訂された。
 2015年7月1日以前に受けた三価または四価インフルエンザワクチンの接種が2回未満である小児の場合、2回の接種が必要である。2015年7月1日以前に三価または四価インフルエンザワクチンの接種を2回以上受けた小児は、接種を1回受ければよい。
 予防接種は、季節性インフルエンザワクチンがその地域で入手可能になり次第、ただちに実施すべきである。ただし、中等度から重度の発熱性疾患に罹患している小児への予防接種は時期を待たなければならないとAAPは述べている。
 抗ウイルス薬はインフルエンザ予防接種に代わるものではないが、インフルエンザを管理するうえで重要である可能性がある。経口ノイラミニダーゼ阻害薬のオセルタミビルは引き続き1つの治療選択肢となっているが、現在循環しているインフルエンザウイルスはザナミビルおよびペラミビルに対しても感受性を示し続けている。
 卵アレルギーであってもインフルエンザ予防接種の対象外になるわけではなく、卵アレルギー検査は現在では推奨されていない。
 ワクチンメーカーによるチメロサール無添加インフルエンザワクチンの出荷量が年々増加しているが、ワクチン中のチメロサールと任意の内科的疾患(自閉症スペクトル障害を含む)との関連は認められていないと、AAPは断言している。
 Judith C. Shlay先生(デンバー公衆衛生局副局長、コロラド州デンバー)は、「すべての小児はインフルエンザ予防接種を受ける必要がある。非常に低年齢(生後6か月未満)で免疫力がない小児に関しては、接触する可能性のある家族や地域社会の幅広い人々がワクチン接種を受け、脆弱な小児を保護することが極めて重要である。そして、すべての医療従事者は罹患患者に対応し、疾患の蔓延を防ぐ必要があるため、予防接種を受けなければならない」と電子メールでReuters Healthに伝えている。
 「小児のインフルエンザワクチン接種率を改善するためには、従来のワクチン接種会場(ワクチン供給業者のオフィス)とならんで、学校、職場、薬局、託児所、社会福祉施設、WIC (Women, Infants, and Children)のオフィス、ホームレス施設、その他の公共施設(空港、電車、バス停など)なども利用する必要がある」とShlay先生はコメントしている。
 同先生によると、「ワクチンは100%の保護を提供するわけではない。だが、インフルエンザは深刻な疾患であり、特に最も脆弱な人々に対しては、あらゆる保護を行う価値がある」。
 Ahdi Amer先生(ミシガン小児病院、デトロイト)は、この意見に賛同している。「インフルエンザワクチンは我々が望んでいるほど効果的ではないかもしれないという事実はあるが(ミスマッチゆえに直近の季節性インフルエンザワクチンの有効性が23%に達したことにより、そのことが明白になったため)、それでもなおインフルエンザ予防接種は、この疾患と闘い、罹患率および死亡率を最小限に抑えるための最も有効な方法である」と電子メールでReuters Healthに伝えている。
 「(疾病管理予防センターが)推奨したその他のワクチンを小児に接種することを必ずしも拒否しているわけではない多くの保護者らが、明白な理由もなくインフルエンザワクチンを非難し、拒絶しているようだ」とAmer先生は述べている。「インフルエンザワクチンとその安全性に関して長年伝えられてきた誤った情報を一掃するような、より教育的なメディアキャンペーンを行えば、一般市民、特に保護者に正しい情報を与え、小児の予防接種率を高められかもしれないと私は考えている」
 「今年の勧告に関するもう1つの重要ポイントは、罹患率および死亡率を低下させる目的で速やかに抗ウイルス薬治療を行うため、もっと多くの小児科医がインフルエンザを罹患していると臨床的に推定される小児を迅速に特定できるようにする必要があると強調することだと私は考えている」とAmer先生は補足した。

Pediatrics 2015.
From the American Academy of Pediatrics
Policy Statement
Recommendations for Prevention and Control of Influenza in Children, 2015–2016
Committee on Infectious Disease
s)

 では、6ヶ月未満の乳児はどうやって守るのか? 
 ・・・その答えは「母親が妊娠中に接種する」ことです。
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インフルエンザ流行情報(2015.9.21)

2015年09月21日 06時29分49秒 | 小児科診療
 インフルエンザ流行のニュースが増えて来ています。
 まだ二学期が始まって3週間しか経っていないのに・・・。
 当地域ではまだその気配はなく、当院外来では咳の風邪が目立ち、ゼーゼーする乳児例ではRSウイルス陽性者が出ています。

■ 季節外れのインフルエンザが全国拡大 学年閉鎖や学級閉鎖相次ぐ
2015/09/19:FNN
 季節外れのインフルエンザが、北海道から沖縄まで広がっている。
 厚生労働省によると、9月13日までの1週間で、5つの学校などで、複数の生徒や児童らがインフルエンザとみられる症状を訴え、学年閉鎖や学級閉鎖となった。感染したのは、北海道から沖縄までの全国5つの道府県の学校などのあわせて107人で、2校が学年閉鎖で、3校が学級閉鎖となった。

■ インフルエンザで学級閉鎖、千葉県内では今季初
2015年9月18日:朝日新聞
 千葉県は17日、木更津市内の私立小学校で、2年生2クラスのうち1クラスで児童21人中6人が16日にインフルエンザで欠席したため、17、18日の2日間、学級閉鎖になったと発表した。県疾病対策課によると、インフルエンザによる学級閉鎖は今季県内で初めて。
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インフルエンザワクチン(2015-16)の当院方針

2015年09月14日 12時58分31秒 | 小児科診療
 院内待合室に配布しているプリントの内容を転載します。ポイントは以下の2点です;
・接種料金値上げ
・1回接種法導入



■ インフルエンザワクチンを毎年接種する必要があるのはなぜ?
 インフルエンザウイルスは生き延びるために絶えず変異を繰り返しています。その変異のため、昨年ワクチンを接種してできた免疫が今年は効かない可能性があります。
 また、このワクチンの効果は長持ちせず(約半年)、翌年まで持ちません。
 以上の理由で、効果を期待するためには毎年接種する必要があるのです。

■ 効果が低いといわれているけど・・・
 子どもは毎年2回接種しても、有効率はほかのワクチンに比べると確かに低いです。
 各種ワクチンの有効率はふつう90%以上ですが、インフルエンザワクチンの6歳未満児に対する発症防止効果は20~30%しかありません(日本小児科学会の見解)。
 その理由は、インフルエンザ感染は喉の粘膜が入り口ですが、注射タイプのワクチンでは血液中の免疫抗体はたくさんできるものの、喉の粘膜の免疫ができにくいためです。

 ほかに、6歳未満における発症予防効果は42~69%、入院防止効果は71~72%という報告もあります(福島県における6年間の検討)。この数字は「発症を抑える能力は弱いけれど、重症化を約7割減らしてくれるワクチン」とも読めます。
 慶応大学がまとめた最新のデータでも同様の傾向です(発症防止効果は下のグラフ参照、重症化予防は全年齢で約70%:2015.8.30の毎日新聞より)。


 現在、欧米では粘膜免疫をつける能力に優れた経鼻生ワクチンが開発され導入されています(日本でも準備中)。日本ではより安全な経鼻不活化ワクチンを開発中です。

■ 学童集団接種が再評価されています。
 日本では1960年代から学童集団接種を行ってきましたが、効果が疑問視され1990年代に終了しました。しかし近年、過去の学童集団接種が「学級閉鎖」「小児のインフルエンザ性脳症」「高齢者死亡」を減少させていたことが統計学的分析で明らかにされ、世界的に再評価されています。みんなでワクチンを接種すると、接種できない免疫弱者(乳児、慢性疾患患者など)を守ることにつながるのです。

Q. 毎年2回接種が必要? →  A. 3歳以上は1回でもOK

■ 日本・WHO・米国のインフルエンザワクチンのスケジュールを比較してみましょう。
 下表のように、日本では小学生までは2回接種ですが、WHO/米国方式では9歳以上は1回接種、それ以下の年齢でも過去の接種をカウントして回数を減らしています。

 近年の日本の検討でも「A型では抗体保有率70%以上が得られる接種回数は1~2歳では2回必要、3~12歳は1回で十分」と報告されました(2015年、外来小児科学会)。
 つまり、基礎免疫ができていれば3歳以降では1回接種でも2回接種でも効果は同じということです。

■ 2015年、インフルエンザワクチンの中身が変わり、価格も上がります。
 現在日本で認可されているのは皮下注射するタイプの不活化ワクチンです。その中には流行に合わせた3種類のワクチン株(H1N1/H3N2/B)が入っており「3価ワクチン」と呼ばれてきました。
 さて、2015-16シーズンのワクチンはB型が1種類から2種類に増え「4価ワクチン」に変わります。それに伴い、ワクチン価格が約1.5倍に上がりましたので、接種料金も上げざるを得ません。何卒、ご了承ください。


★ 今シーズンの当院の方針 ★


 日本方式を「基本」とします。
 このプリントを読んで「1回接種」を希望する方は、WHO法に準じたスケジュールへ変更できます。

~予約開始は9月下旬です~
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神奈川県でもインフルエンザによる学級閉鎖が発生

2015年09月09日 08時30分41秒 | 小児科診療
 続々とインフルエンザ流行のニュースが流れ始めました。
 まだワクチンの予約も始まっていないのに・・・。

 ちなみに、ワクチン接種前にインフルエンザに罹ってしまったら、今シーズンは接種する必要はなくなるでしょうか?
 ・・・答えは「それでも接種の必要あり」です。
 理由は、インフルエンザウイルスにはA型(2種類)とかB型とかのサブタイプが存在するからです。例えばB型に罹ってもA型の免疫は残念ながらできません。同じシーズンに複数回罹ることがあるのはこのためです。
 一方、ワクチンには4種類のインフルエンザウイルス株が入っていますので、まだ罹っていない他の3種類の免疫をつけることができます。

■ 神奈川県茅ケ崎市の小学校 インフルエンザで今季初の学級閉鎖
2015年9月8日:東京新聞
 茅ケ崎市教育委員会は七日、市立松林(しょうりん)小学校(菱沼一)の一年生一学級でインフルエンザ症状による欠席者が相次ぎ、十日まで学級閉鎖にすると発表した。市教委によると、今シーズンに入ってインフルエンザ症状での小中学校の学級閉鎖は県内で初めて。
 学級の児童三十三人のうち、七日に十一人が欠席し、うち二人からインフルエンザウイルスが検出された。他の児童も発熱や咳(せき)などインフルエンザとみられる症状を訴えているという。
 市教委担当者は「感染の時期としてはかなり早い。市内各校に注意してほしいと連絡した」と話した。
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茨城県の施設でインフルエンザ(A香港型)流行

2015年09月08日 09時39分21秒 | 小児科診療
 ご近所の北関東でもインフルエンザ流行の報告がありました。A香港型です。

■ 茨城県のインフルエンザ集団感染はAH3亜型
(2015/9/2 :日経メディカル)
 茨城県は9月1日、障害者支援施設においてインフルエンザの集団感染が発生したと発表した。保健福祉部保健予防課によると、ウイルスはA(H3N2)亜型だった。同県では今季初めての集団感染例であり、例年になく早い時期の発生だという。
 集団感染が発生したのは、社会福祉法人筑桜会の障害者支援施設「さくら荘」。8月29日から9月1日までに、入所者50人中13人と、職員28人中2人の計15人がインフルエンザに罹患。迅速診断キットによる検査の結果、全員がインフルエンザA型と診断された。衛生研究所の検査の結果、A(H3N2)亜型だったことが確認された。なお、患者は軽症例がほとんどで、入院例などの重症者は出ていない。
 今後、インフルエンザの流行期を迎えることから、同課では「手洗いの励行」「咳エチケットの実践」「予防接種」など、インフルエンザの予防に努めるよう求めている。
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愛媛県の中学校でインフルエンザ流行による学級閉鎖発生

2015年09月08日 08時53分48秒 | 小児科診療
 例年、学級閉鎖のニュースは9月下旬から散見しますが、今年は早い印象があります。
 愛媛県でもA型でした。

■ 愛媛県内インフル集団発生 松山で学級閉鎖
2015年09月05日:愛媛新聞
 愛媛県は4日、松山市の済美平成中等教育学校で、愛媛で今シーズン初のインフルエンザの集団発生があったと発表した。1年生の1学級33人を4~7日に学級閉鎖。1997年シーズン以来、最も早い集団発生といい、県は流行期が長くなる可能性もあるとして注意を呼び掛けている。
 県によると、インフルエンザは例年、12~1月の冬場に集団発生が始まる。今シーズンが大幅に早い理由は分かっていない。
 済美平成では1学級33人のうち12人が発症。迅速検査の結果、7人からA型陽性を確認した。ほかの学級でも生徒の罹患(りかん)が散見されるという。

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「私が反ワクチン運動をやめたわけ」

2015年09月04日 08時55分37秒 | 小児科診療
 “自然育児”からいつの間にか“反ワクチン派”になり、矛盾に気づいてそこから抜け出したお母さんの手記を紹介します(某小児科医から教えていただきました)。

■ 「反ワクチン運動をやめたわけ」(ミーガン・サンドリン)
 アメリカのワクチン支持の親たちのサイト「Voices for Vaccines」に掲載された若いお母さんの手記


(以下は、目に止まったフレーズを私が抜粋したものです)

・・・私の(ワクチンに関する)調査はとてもゆがんだものでした。先入観を持って調べていたのです。反ワクチン派の友達から政府のサイトは信用するななどと吹き込まれていたせいです。グーグル検索で出てきたものはマーコラ(有名なトンデモ医師)のサイトや whale.to.(有名な陰謀論者のサイト)みたいなサイトの情報が多かったのですが、そういうものに頼らざるを得ませんでした。

・・・反ワクチン派の友達たちが、それ以外の、私がその…どうも疑わしいなと思うようなことを信じ込んでいるのが、目につき始めたのです。・・・また時々読んでいた懐疑論のページが反ワクチン支持者とホメオパスに突っ込んでいるのにも気がつきました。

・・・反ワクチン派の人たちは、数え切れないくらい何度も、ワクチンの安全性についての研究は極端なくらい存在しないと私に言って聞かせました。が、PubMedをほんの少し探しただけで、私は何百という研究を引き出せたのです。病気が大幅に減ったのは衛生と清潔さの向上が理由ででワクチンではないと,彼らは私に言いましたが、そうではないことを証明しているCDCによるグラフと情報を見つけることができました。

・・・お医者さんは邪悪ではありません。科学者は子供たちを毒殺しようとはしていません。ワクチン研究者は人々のお金をだまし取ろうとはしていません。

・・・私は今、反ワクチン運動はカルトの一種だとみています。少しでも疑問を持つとはじき出され、こだわり育児のカードは取り上げられます。私は、あなたはもう自然派ママを名乗れないわねとまで言われました。ワクチンは自然ではなさ過ぎるからだそうです。
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愛知県岡崎市の保育園で集団インフル 今季初

2015年09月04日 08時53分01秒 | 小児科診療
 早速、今シーズン(2015-16年)のインフルエンザ流行第一報が飛び込んできました(A型です);

■ 岡崎の保育園で集団インフル 今季初、園児10人感染
(中日新聞:2015年9月3日)
 岡崎市は二日、市立根石保育園(栄町四、園児百七十六人)の二~五歳の園児十人がインフルエンザA型に感染したと発表した。十人以上の集団感染は今季初めて。市保健所によると、入院が必要な重症者はいない。同園は通常通り開園している。
 八月三十一日から発熱の症状がある園児が相次ぎ、一日に二人、二日に八人の感染が分かった。
 感染した園児は発症後五日間、解熱後三日間の自宅療養が必要。昨年の市内初の集団発生は十二月九日だった。

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