今シーズン発のインフルエンザによる学級閉鎖発生

　インフルエンザワクチンの予約を開始したばかりですが、早くも流行による学級閉鎖のニュースが飛び込んできました（A型のようです）；

■ 今季初の学級閉鎖　山口・周南の幼稚園でインフルエンザ集団感染

（2011年9月29日：毎日新聞社）

　山口県は２８日、周南市の幼稚園でインフルエンザの集団感染が発生し、同日から３日間の学級閉鎖を決めたと発表した。インフルエンザによる学級閉鎖は今季初で、新型インフルエンザが流行した０９年を除けば過去１０年間で最も早く、警戒を呼びかけている。
　健康増進課によると、周南市の私立幼稚園（園児数１２７人）で２７日、４クラスのうち１クラス（同３１人）の園児８人がインフルエンザに感染したという。同クラスでは２６日にも感染で休む園児がおり、他のクラスでも症状を訴える園児がいたという。インフルエンザ型はＡ型だが、新型かどうかは不明。

　小児科医の有志が参加するメーリングリストでも、チラホラ報告されてきています。
　例年、10月になるとあちこちで散発例が報告され、今か今かと心配していると結局12月～1月に流行、というパターンが多いのですが、今シーズンはどうなるでしょう・・・。

中学校の運動会を観戦

　昨日は子どもの運動会を見てきました。
　といっても中学校で、実は私の母校でもあります。

　生徒数が昔の半分程度に減り、ちょっとさみしい気分。
　それでも元気でひたむきな子供たちの姿を見ていると気持ちいい。

　メインの競技は選抜リレーと思いきや、今は長なわとびなのですね。
　確かに全員参加の団体競技は盛り上がります。
　勝ったり負けたりのシーソーゲームで、最後は涙々のエンディングでした。

　私はと言えば、競技の合間に中学時代の同級生（子どもも同級生）と雑談しプチ同窓会をしてました。
　この年になると、不健康自慢が話のタネになりがちで「老眼が進んだ」「遠近両用眼鏡を作ったけど結構いいよ」など寂しい話題が多くなります（苦笑）。

インフルエンザワクチンについて

　今シーズンのインフルエンザワクチンについて、以下の方針で行うことにしました。

６ヶ月以上・３歳未満　・・・　0.25ml×2回
３歳以上・13歳未満　 ・・・　0.5ml×2回
13歳以上　　　　　　 ・・・　0.5ml×1回
※ １回目と２回目の間隔は２～４週間

　9月27日に予約受付を開始する予定です。
　診療時間内（午前9～12時、午後4～6時）に直接窓口あるいは電話で受付けます。

　実際の接種は10月3日からです。
　ご希望の方は他のワクチンと同時接種も可能です。
　なお、卵アレルギーのある方は予約の際に申し出てくださるよう、お願い致します。

民主党代表選に思うこと

　民主党代表選は「非小沢派」の野田氏が当選し幕を閉じました。
　しかし、今回も影の主役はやはり金権政治の象徴である小沢一郎氏です。

　彼の語録で忘れられない一言があります。

　日本の医療費は先進国の中でも低く抑えられてきました。細かくいうと「診療報酬」が少なく、まじめに診療していると医療機関は赤字になるため十分な数の医師を雇うことができず、少人数で働きずくめの医師が疲弊してダウン・・・これが「医療崩壊」です。
　民主党は「福祉医療費を先進国平均並に引き上げる」というマニフェストを掲げました。しかし蓋を開けてみると自民党時代と変わらず医療費抑制が続きます。一方、不思議なことに歯科分野では「診療報酬」が増額されました。

　その際の小沢一郎氏のコメントは「日本医師会は民主党に献金してこなかったからこうなるんだ（ざまあみろ、と云わんばかりの表情）」というもの。

　私は愕然としました。
　政治家は国民の健康を考える前に、自分に献金してくれる人を潤わせることを優先しようとする、呆れるほど露骨な態度。彼をすっかり嫌いになりました。

　さて、民主党内では未だに小沢氏のカネにぶら下がりたい政治家達がたくさんいます。
　今回の民主党代表選で近隣県の政治家が海江田氏（小沢派）と野田氏（非小沢派）のどちらに投票したか、チェックしてみました；

＜栃木県＞
・石森久嗣（衆院１区）・・・ 海江田氏
・福田昭夫（衆院２区）・・・ 海江田氏
・山岡健次（衆院４区）・・・　？（取材に回答なし）
・玉木朝子（衆院比例）・・・ 野田氏
・富岡芳忠（衆院比例）・・・ 野田氏
・谷博之（参院選挙区）・・・ 野田氏
・田城郁（参院比例）　・・・ 海江田氏

＜群馬県＞
・宮崎岳志（衆院）　　・・・ 公表せず（１回目は馬淵氏）
・中島政希（衆院）　　・・・ 野田氏（1回目は前原氏）
・三宅雪子（衆院）　　・・・ 海江田氏
・柿沼正明（衆院）　　・・・ 野田氏
・桑原功（衆院）　　　・・・ 海江田氏
・石関貴史（衆院）　　・・・ 海江田氏

　誰に投票したか公表しない山岡健次氏と宮崎岳志氏は政治家失格だと思います。彼らは今後、都合の悪いことが起こるとうやむやにして誤魔化すことを繰り返すでしょう。