かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

とりあえず前歯を差し直してもらいました。

2015-11-28 21:16:18 | Weblog
 今日はなんだか久しぶりに見る日差しの中、朝から家族が行きつけの歯医者さんに出かけました。私自身はこの10数年歯医者にかかったことが無かったので、どうも入り口からして勝手がわからず、戸惑ってしまいましたが、何とか無事受付を済ませ、昨夜急遽予約を入れていたのが幸いして、程なく診察室に招じ入れられました。早速、大事に持って行った外れた差し歯を渡して見てもらいましたが、歯医者さんいわく、これは限界かもしれない、とにかく付けてみないと判らないのでとりあえずこれを付け直してみる、という話でした。流石に20年以上使ってきた歯は摩耗や欠けも生じているみたいで後どれくらい使えるか分かったものではありませんが、この歯は、当時懇意にしていた歯医者さんに勧められ、保険無しでそれなりにお金をかけてきっちり作ってもらったものでしたから、できれば本当に使えなくなるまで使いたいところです。実際ここまで持ちましたし、もうちょっとだけもってもらえたら、財布の方も少しは余裕ができてくるので抜本的な治療も可能になります。というわけで何とかそのまま元の歯を歯科用セメントでくっつけてもらい、今は普通にまた噛めるようになりました。まあまた外れたらという不安もありますし、なるだけ長持ちさせたいので、今まで以上に意識して義歯に負担をかけないように食事なども気をつけるつもりです。

 それにしても、歯医者と言うのはしばらく見ないうちに随分雰囲気が変わりましたね。診察室にしてからが、診療台の側にフレキシブル・アームに支えられた15インチ位の液晶モニターが設置してあり、撮影した歯のレントゲン写真が、即座にそのモニターに映し出されるのです。室内をよく見ると、左の隅の方にスリムタイプのデスクトップPCが置いてありましたから、多分それでレントゲンカメラなどが制御されているのでしょう。また、口腔内の細菌の状況を顕微鏡で見ておく、と言われて歯の間を少しカリカリして出て行ったと思ったら、もうその映像が動画でその液晶モニターに出てきました。映像はデジタル顕微鏡で撮影され、その映像が即座に診察室のモニターに映せるように、診療室のPCと顕微鏡とがLanで繋ぐなどしてあったものと思われます。昔はレントゲン撮影自体が大掛かりなものでしたし、その写真が見られるようになるまで随分と時間もかかりました。口腔内の細菌検査など、下手をすれば数日がかりだったんじゃないでしょうか? 内科や外科は年に1回や2回は行くのでそれほど驚くことはありませんが、10年もご無沙汰するとまさに一昔、技術の進歩にもはや浦島太郎状態です。そんな目新しい物が色々あったせいか、歯医者特有の敷居の高さや不安感はほとんど感じずにすみました。
 まあ今回は何とか無事回復しましたが、年をとってもなるべく歯を残すようにするには専門的な手法で歯のメンテナンスをしたほうが良い、と勧められました。今日の下調べでは、軽い虫歯が見つかっただけでしたが、口腔内の細菌の状況からしても、安心はできないとのことです。まあ4ヶ月~半年に一回位のチェックで済むそうですし、試しに一度受けてみることにしました。なるべく長生きして、食事を楽しみたいですからね。早く歯も再生ができるように、もしくは生歯といろいろな意味で遜色ない義歯が造られるように、科学が進歩してくれるのを祈りたいです。

コメント
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