今朝の奈良市の最低気温は−0.9℃、昼の最高気温は8.6℃、五條市の今朝の最低気温は−3.2℃、最高気温は8.2℃でした。昨日の冷え込みも厳しかったですが、今朝の冷え方はもう格が違う異様な寒さでした。昨日までは問題がなかった寝床が、今朝は忍び寄る寒気を抑えきれず、寒さで目が覚めましたから。気温を見て納得せざるを得なかったですが、さてどうやって今後このクラスの冷気をしのいだものでしょうか。なにか根本的に保温重視で考え直さないとこの冬は越せないかもしれません。
さて、今日は先日の休日出勤の代休で休みを取り、実家へ母の年賀状を作りに行ってきました。ノートPCにプリンタを下げてという大荷物ですが、今年は実家のエプソンコンパクト複合機が故障して使えなくなり、間の悪いことに私のヒューレット・パッカード製コンパクト複合機PSC1210も紙送りが駄目になってまともに印刷できず、結局動態保存していた(ホコリまみれで放置していた)我が家で一番古いプリンタであるhp Deskjet5551を持っていくことにしました。とりあえず使えることは5日前の日曜日に確認していますので、動作の問題はないのですが、なにせ図体が大きくかさばるので、運ぶだけでも一苦労です。
それでもなんとかケーブル類も取りまとめて持ち出し、2時間弱かけて実家に運んでセットし、デザインを決めて印刷を始めたまでは良かったのですが、頻繁に紙送りに異常が発生し、印字部分が重なってしまいうまく印刷できません。紙送りローラーのせいにしては異常の発生位置がどのハガキでもほぼ同じ位置ですし、何故かうまくいくときもあるので、何が原因かわかりません。
そこでなにげに全面の蓋を開けてみたら、明らかな異常が発見されました。カラーインクカートリッジの装着部位であるホルダーの、カートリッジを固定するプラスチックのレバー部品が根本から折れてほぼ破断しており、カートリッジがちゃんと収まっていなかったのです。これまでに裏面の新年の挨拶部分の印刷ができているのがわずか2枚。異常印刷ではねたハガキが4枚に達し(最終8枚になりました)これ以上無駄にはできないと思っていた矢先だったので、なかなかにショッキングな出来事でした。しかし、これをなんとかしないと自分家の年賀状の印刷もままならなくなります。そこで、留め具の役割がカートリッジをホルダーに固定するだけならば、無理やりビニルテープで押さえつけるなどすれば行けるんじゃないかと試してみましたら、思った通り動くようになりました。自分でも信じがたかったですが、途中、印刷異常が再現するたび止めてテープを貼り直すこと2回でなんとか30枚の印刷を完了。母の年賀状を完成させることができました。失敗したハガキには、試し刷りなどで印刷したハガキ用紙の裏全面に糊を塗り張り合わせることで復活させました。
まさかこんな乱暴な方法でできるとは思いませんでしたが、そのあたりは20年以上前の古い作りに助けられたというところでしょうか。しかし、今年はこれでなんとかするとしても、いつまでもそんな応急処置に頼るわけにもいきませんから、次のためにはなにか考えないといけません。ジャンクで同機が格安で手に入るなら部品とりして交換するのも手なのですが。試しにネットオークションを見てみてもタマが全然ないですし、流石に古すぎるのかもしれません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます