何も知らずに買った最初のバラ、10数年カーティスクリークの庭に生き続けている大切なバラ、シャルル・ド・ミル、枯らしてはなるまいと入梅を待っての移植作業、
激しい雨の中、登山用の雨具を着こんで・・・間違いなく根付いてくれるだろう。
夕暮れ、相変わらず梅雨の雨が降り続いている。暗い、シャッターを何度も押すが風で揺れるオメールをしっかりカメラに収めることができない。
ピンボケ、諦める。
ところでこのフランス生まれのバラ、オメール、Homereとはフランス語で叙事詩、イーリアス、オデュッセイアーで知られる古代ギリシアの詩人、かのホメロスのことであるらしい、ほんとだろうか?
彫像で知るあのいかつい顔のホメロスと、フワッと美しいこのバラとどんなつながりがあるのだろうか・・・