裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

マタイ受難曲のことなど・・・

2011年06月29日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

J.S.バッハ作曲のマタイ受難曲、人類が生み出した音楽の最高傑作、と言い放っても異論が出ないであろう。

現在聞くことのできる演奏では1958年録音のカール・リヒター指揮、ヘフリガー、ゼーフリート、テッパー、エンゲン、ディースカウのマタイが最も優れている、ということにもあまり異論はでないと思われる。

アルフィーフのLP4枚、3時間を越すリヒターの演奏にどれほど心を熱くしたであろうか。だがこれ以上バッハを、マタイをろくすっぽ知らぬ人間が語るのは不遜、やめるとしよう。

以下オーディオの観点から・・・

当時手に入れることのできたこのレコードはドイツ、ARCHIVの輸入盤、ライナーノーツはドイツ語と日本語翻訳の2冊が一緒に入っていた。

そしてこの輸入盤で怠け者が困ったこと、それは4枚のLPがオートチェンジャー用にプレスされていたこと、一枚目の裏が8、2-7、3-6、4-5と収録されていたこと。

さらばと怠け者は大枚をはたいてDUALのオートチェンジャーを手に入れる。これで一回4枚まとめてひっくり返せばいい。だ

評判を信じて試聴もせずに買った私が馬鹿だった・・・数日後知人にあげてしまった。

CDの時代になってショルティー、カナワ、クラウスのデジタル録音盤を手に入れる、が・・・ショルティーのセカセカ病?落ち着いて聞くことができない、趣味に合わない演奏で結局は不便な思いをしてリヒターを聞くことになってしまう。

その後リヒター盤もCD化されたが手に入れようとずっと思っていながら・・・

だがこの西ドイツ製のプレーヤー、リムドライブの悲しさか、猛烈なゴロ音、聞けた代物でなかった。

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