裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

チェンバロのことなど 再び

2021年02月07日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

この頃、チェンバロの『フランス、イギリス組曲、パルティータ』をよく聴く。(Rousset,Scott Ross、Hogwood等)

特に鈴木雅明の『フランス組曲、パルティタ』演奏、録音がとても良く、お気に入り。

Bluetoothイヤホンで聴くので一層楽器の細かいニュアンス、雑音を含め聴きとることができる。

(オススメのCDだが今は廃盤と思われる、手に入るかどうか)

音色が素晴らしいだけ、よけい気になる鈴木雅明氏が使用しているチェンバロ。

時間をかけ、CDライナーノーツ探したが見つからない。

たまたま見つかったLP、クラブサン-その歴史と名器。数十年ぶり、解説書を見、LPを聴く。

これまで見た映像、解説書から鈴木氏の使用チェンバロはリッケルス(Ruckers)モデルのチェンバロであろうかと想像する。

ついでにLP名盤、シェリング、ヴァルヒャの『バイオリンソナタ』のチェンバロが「Hubbard Mercier Ythier」

(ハバド-メルシェ-イティエ)ということも解った。ライナーノーツは必ず使用チェンバロの記載をして欲しい。

LPを聴いていて思ったことはモダンチェンバロ、Neupert(ノイペルト)がステージから姿を消してしまったこと、残念な思いだ。

若かりし頃、銀座山野楽器の小ホール、観客2,30人のサロン・コンサート、「小林道夫」弾くノイペルトを手の届くほど間近で見、聴いた。

そして小林氏のペダルを踏む足、黒い革靴が妙に気になった懐かしい思い出がある。

(クラブサン-その歴史と名器 こんなLPも「You Tube」で音を聴き、ライナーノーツも懇切丁寧に見ることができる 驚いた・・・

Cembalo、harpsichord、clavecin お好きな御仁 是非ご覧あれ)

Laurence Boulay & Robert Veyron-Lacroix (harpsichord, spinet) Le clavecin et son histoire

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