この頃、チェンバロの『フランス、イギリス組曲、パルティータ』をよく聴く。(Rousset,Scott Ross、Hogwood等)
特に鈴木雅明の『フランス組曲、パルティタ』演奏、録音がとても良く、お気に入り。
Bluetoothイヤホンで聴くので一層楽器の細かいニュアンス、雑音を含め聴きとることができる。
(オススメのCDだが今は廃盤と思われる、手に入るかどうか)
音色が素晴らしいだけ、よけい気になる鈴木雅明氏が使用しているチェンバロ。
時間をかけ、CDライナーノーツ探したが見つからない。
たまたま見つかったLP、クラブサン-その歴史と名器。数十年ぶり、解説書を見、LPを聴く。
これまで見た映像、解説書から鈴木氏の使用チェンバロはリッケルス(Ruckers)モデルのチェンバロであろうかと想像する。
ついでにLP名盤、シェリング、ヴァルヒャの『バイオリンソナタ』のチェンバロが「Hubbard Mercier Ythier」
(ハバド-メルシェ-イティエ)ということも解った。ライナーノーツは必ず使用チェンバロの記載をして欲しい。
LPを聴いていて思ったことはモダンチェンバロ、Neupert(ノイペルト)がステージから姿を消してしまったこと、残念な思いだ。
若かりし頃、銀座山野楽器の小ホール、観客2,30人のサロン・コンサート、「小林道夫」弾くノイペルトを手の届くほど間近で見、聴いた。
そして小林氏のペダルを踏む足、黒い革靴が妙に気になった懐かしい思い出がある。
(クラブサン-その歴史と名器 こんなLPも「You Tube」で音を聴き、ライナーノーツも懇切丁寧に見ることができる 驚いた・・・
Cembalo、harpsichord、clavecin お好きな御仁 是非ご覧あれ)
Laurence Boulay & Robert Veyron-Lacroix (harpsichord, spinet) Le clavecin et son histoire