存在は知っていたものの月山に特別興味を覚えたのは「森敦」の『月山』を読んでからである。
(出版印刷主力工場に出向くことが多かった時期、工場にある出張校正室の一室に転がっていた文藝春秋、
偶然目に留めた芥川賞受賞作品、『月山』を読み止めることができず、校正室で一気に読んでしまった)
だがその後、登る機会なく、およそ45年後の一昨年秋、初めて月山を訪れた。
あいにく天候優れず、登頂できずに終わった。そして昨日再挑戦、登頂を果たす。
月山、臥した牛の背のように柔らかな、優美な曲線を描く山容、別名、臥牛山。
5時前出発、月山登頂11時半、真っ暗闇のワインディングロード、スカイバレーを走り抜け、19時過ぎ帰宅。
老夫婦の日帰り紅葉真っ盛りの月山登山はハード過ぎた。
断捨離を逃れた『月山』も出てきた。薪ストーブの前、ゆったり読もうと思う。
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