実用車として考えた場合、いわゆる930系のポルシ911の最大の弱点はクーラーの効きが悪いことでしょう。修理しても大して効かないということで、ガスが抜けたまま放置されていたり、外してしまっているクルマも珍しくありません。しかし、そんな930のクーラーを改良したいという方も少なくないようで、いくつかのショップが改良用のキットを販売しています。それらの中で私が選んだのはアメリカの グリフィス・テクニカル社(ブランド名は “kuekl")のキット でした。



さすがにダクトが小さく絶対的な風量には限界がある為、最近の国産車の様には効かないものの、何とか日本の夏を乗り切れるようになったことは、すでにこのブログでも何度か書かせていただいた通りです。湿度の高いときにはダクトの周辺が結露でこのような状態になるので、冷気の温度自体は十分低いということだと思います。

前述のように930系のエアコン(クーラー)改良キットは色々ありますが、私の周囲には他社のキットを装着した方が誰もいないので、今まで性能を比較するチャンスがありませんでした。ところが先日、このブログを御覧になってくださっている まきの様 が、グリフィスのライバル社であるレトロエアのキットを、シミズテクニカルファクトリーで実施するとのことになったので、ご了解を頂いてこのブログでもご紹介させていただくことにしました。
これがレトロエアのキットの一部。今回は前後のコンデンサー交換、エバポレーター交換、コンデンサーとエバポレーターのファンを強化型に変更、コンプレッサー、ドライヤー、ホース類の新品交換というフルコースといえる内容。我が家の930もほぼフルコースなので、両社の実力を同じ条件で比較することが出来るでしょう。

これがレトロエアのリアコンデンサー。グリフィスではこの部分はノーマルで、リアフェンダーの前後にサブコンデンサーを2基増設するシステムになっています。ちゃんとRが付けられているし、こうやって見る限り効率は中々良さそうですね。清水さんによるとボルトオンでは付かないということなので、商品としての完成度はグリフィスの方が上かもしれませんが、そんなことより問題は “どちらが効くか?” ということ。

完成したら、ぜひ対決?させて性能を比較してみたいと思います。



さすがにダクトが小さく絶対的な風量には限界がある為、最近の国産車の様には効かないものの、何とか日本の夏を乗り切れるようになったことは、すでにこのブログでも何度か書かせていただいた通りです。湿度の高いときにはダクトの周辺が結露でこのような状態になるので、冷気の温度自体は十分低いということだと思います。

前述のように930系のエアコン(クーラー)改良キットは色々ありますが、私の周囲には他社のキットを装着した方が誰もいないので、今まで性能を比較するチャンスがありませんでした。ところが先日、このブログを御覧になってくださっている まきの様 が、グリフィスのライバル社であるレトロエアのキットを、シミズテクニカルファクトリーで実施するとのことになったので、ご了解を頂いてこのブログでもご紹介させていただくことにしました。
これがレトロエアのキットの一部。今回は前後のコンデンサー交換、エバポレーター交換、コンデンサーとエバポレーターのファンを強化型に変更、コンプレッサー、ドライヤー、ホース類の新品交換というフルコースといえる内容。我が家の930もほぼフルコースなので、両社の実力を同じ条件で比較することが出来るでしょう。

これがレトロエアのリアコンデンサー。グリフィスではこの部分はノーマルで、リアフェンダーの前後にサブコンデンサーを2基増設するシステムになっています。ちゃんとRが付けられているし、こうやって見る限り効率は中々良さそうですね。清水さんによるとボルトオンでは付かないということなので、商品としての完成度はグリフィスの方が上かもしれませんが、そんなことより問題は “どちらが効くか?” ということ。

完成したら、ぜひ対決?させて性能を比較してみたいと思います。