ポルシェ911（930）、エアコンの温度調整スイッチを交換しました。

アメリカのパーツショップ、オートモービル・アトランタから巨大な箱が届きました。中身はコレ、以前に注文したポルシェ911（930）のパーツです。5月の車検の時に作業するつもりでオーダーしたのですが、一部がバックオーダーになってしまい結構時間が掛かってしまいました。




早速いつもの清水テクニカルファクトリーに作業をお願いすることにしました。　この日は同じ930の3.2カレラばかり3台が入庫してました。




まず最初はエアコン（というよりも、単なるクーラーと大差ないですが）の温度調節スイッチの交換。ここの接触不良でコンプレッサーのスイッチが入らないという症状が出てきたので、新品に交換することにしました。残念ながらあまり耐久性が高いとはいえないパーツらしく、交換するのは我が家に来てから2回目です。




これが外したスイッチ。エアコン改良時にグリフィス・テクニカルで購入したOEMパーツです。




今回は純正パーツをオーダーしたのですが、サイズが少し大きくなっていたので周囲を少し削ってあげないと入りませんでした。最近はパーツの統一等もあり、純正でも無加工では付けられないようなケースが増えてきましたね。




センサーはこんな感じで通してエバポレータに差し込みます。




このスイッチはあまり信頼できないということがよく分かったので、清水さんにお願いして、あまり目立たない所にエマージェンシー用に直結できるスイッチを追加してもらいました。裏側のトグル・スイッチを手前に引くと、温度設定に関係なくコンプレッサーは常時駆動となります。





どうせエアコンを使用するときは最強冷房、コンプレッサー常時駆動のモードしか使用しないので何の問題もありません（笑）。


早速テストをしてみたところ、この猛暑の中でもダクトの部分の温度は8℃まで下がりました。



さすがに現代の国産車のように車内全体が冷えて快適というほどではありませんが、ギリギリ実用になる範囲だと思っています。

■現在の走行距離
（2015年08月15日現在）　：　24万9440km
■前回からの走行距離　（07月28日～08月15日）　：　673km
■今月の維持費
■部品代
温度調節スイッチ　(純正）　：　1万1767円 ※1
トグル・スイッチ　：　1000円
■工賃
温度調節スイッチ取り付け及びトグル・スイッチ追加　：　2万2000円
■その他
送料　：　8677円 ※2
消費税等　：　1840円
■合計
4万5284円

※1　：　オートモービル・アトランタより個人輸入。決済時のレートにて計算。
※2　：　今回購入したパーツ、4点で均等分割。決済時のレートにて計算。