話はかなり前後してしまうのですが、先日 体験博物館 千葉県立房総のむら に行ったとき、少し足を伸ばして以前から是非行ってみたいと思っていた龍角寺に行ってみることにしました。龍角寺というのは印旛沼の龍伝説に関係のあるお寺の一つで、この本、『房総の不思議な話 珍しい話』(大衆文学研究会千葉支部編著、崙書房出版)にも登場していました。

その伝説にはいくつかのバリエーションがあるものの、大体以下のような感じのお話です。
“和銅二年(709年、他に732年説など、諸説あり)、下総には全く雨が降らず、そのままでは大飢饉は避けられない状況になっていました。そこで人々は印旛沼に住む龍に、何とか雨を振らせてくれるようにお願いをしました。人々の窮状を見かねた龍は、独断でその願いを聞き入れ、空に上って雨を降らせたものの、そのことが天を怒りに触れてしまい、身体を三つ(四つ以上の説もあり)に引き裂かれて地上に落下してきました。人々は龍の行いに感謝し、頭が落ちた場所に竜頭寺を、腹が落ちた場所に竜腹寺を、尾が落ちた場所に龍尾寺を建立し、その魂の供養を行いました”
房総のむらから龍角寺に行くには、こちらの 風土記の丘資料館側から出るのが近道です。せっかくなので、久々に資料館も見学しました。


資料館の横の道にはこのような看板が出ていました。ここから20分なので、丁度良い散歩コースですね。

これはゴルフ場・・・・・・ではなくて、龍角寺古墳群の一部。

結構寂しい道ですけど、看板があるので迷う心配はありません。途中にもいくつか古墳がありました。





はい、到着。ここが龍角寺です。昔は三重塔(五重塔という説もあり)があるほどの大きなお寺だったそうですが、現在は大きな建物は何も残っていません。



龍の伝説を解説する看板もありました。

実は私がこの印旛沼の龍伝説に興味を持ったのは、地図上で龍伝説関連のお寺の位置関係を見ていて、ちょっと思いついたことがあったから。でも、その確証を得るためには、竜腹寺と龍尾寺以外にさらに何カ所かのお寺を訪問することになりそうです。
(つづく)

その伝説にはいくつかのバリエーションがあるものの、大体以下のような感じのお話です。
“和銅二年(709年、他に732年説など、諸説あり)、下総には全く雨が降らず、そのままでは大飢饉は避けられない状況になっていました。そこで人々は印旛沼に住む龍に、何とか雨を振らせてくれるようにお願いをしました。人々の窮状を見かねた龍は、独断でその願いを聞き入れ、空に上って雨を降らせたものの、そのことが天を怒りに触れてしまい、身体を三つ(四つ以上の説もあり)に引き裂かれて地上に落下してきました。人々は龍の行いに感謝し、頭が落ちた場所に竜頭寺を、腹が落ちた場所に竜腹寺を、尾が落ちた場所に龍尾寺を建立し、その魂の供養を行いました”
房総のむらから龍角寺に行くには、こちらの 風土記の丘資料館側から出るのが近道です。せっかくなので、久々に資料館も見学しました。


資料館の横の道にはこのような看板が出ていました。ここから20分なので、丁度良い散歩コースですね。

これはゴルフ場・・・・・・ではなくて、龍角寺古墳群の一部。

結構寂しい道ですけど、看板があるので迷う心配はありません。途中にもいくつか古墳がありました。





はい、到着。ここが龍角寺です。昔は三重塔(五重塔という説もあり)があるほどの大きなお寺だったそうですが、現在は大きな建物は何も残っていません。



龍の伝説を解説する看板もありました。

実は私がこの印旛沼の龍伝説に興味を持ったのは、地図上で龍伝説関連のお寺の位置関係を見ていて、ちょっと思いついたことがあったから。でも、その確証を得るためには、竜腹寺と龍尾寺以外にさらに何カ所かのお寺を訪問することになりそうです。
(つづく)