カミさんと二人でホキ美術館に行きました。場所は知っていたものの、中々チャンスがなく、今回が初めての訪問となりました。


ホキ美術館は写実絵画に特化した美術館で、現在はこの企画展、 『画家の目がとらえた美』 が開催されています。


写実絵画というのはその言葉通り見た物をそのまま描くということです。しかし、現実には同じ対象物であっても、人間というフィルターを通すことにより、異なった姿となって表現されることになります。つまり、素晴らしい芸術家というフィルターを通して描かれた絵画は、私達が “単純にありのままを写しとった” と思っている姿とはまったく異なるわけです。
私は以前、 “どんなに写実絵画の技術を極めたところで、写真のリアリズムを超えることは出来ないのでは?” と考えていました。しかし、1985年に伊勢丹美術館で開催されたこの 『スーパーリアリズム展』 を観て、その考え方の方向性自体が根本的に誤っていたことを悟りました。

ディーン・R・クーンツは “人は皆、それぞれに異なる景色を見、それぞれに異なる歌を聞く” といいましたが、正にその通りですね。写真と写実絵画は一見すると似たような芸術表現のように見えますが、その本質は全く異なっており、比較できるようなものではありません。
話は戻りますが、このホキ美術館は建物も魅力の一つ。


これを見るだけでも訪問する価値ありだと思います。


ホキ美術館は写実絵画に特化した美術館で、現在はこの企画展、 『画家の目がとらえた美』 が開催されています。


写実絵画というのはその言葉通り見た物をそのまま描くということです。しかし、現実には同じ対象物であっても、人間というフィルターを通すことにより、異なった姿となって表現されることになります。つまり、素晴らしい芸術家というフィルターを通して描かれた絵画は、私達が “単純にありのままを写しとった” と思っている姿とはまったく異なるわけです。
私は以前、 “どんなに写実絵画の技術を極めたところで、写真のリアリズムを超えることは出来ないのでは?” と考えていました。しかし、1985年に伊勢丹美術館で開催されたこの 『スーパーリアリズム展』 を観て、その考え方の方向性自体が根本的に誤っていたことを悟りました。

ディーン・R・クーンツは “人は皆、それぞれに異なる景色を見、それぞれに異なる歌を聞く” といいましたが、正にその通りですね。写真と写実絵画は一見すると似たような芸術表現のように見えますが、その本質は全く異なっており、比較できるようなものではありません。
話は戻りますが、このホキ美術館は建物も魅力の一つ。


これを見るだけでも訪問する価値ありだと思います。