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たまたま以前書いた記事にご質問を頂いたので、今回は急遽それと関連した話題をUPさせていただくことにします。
私を含めて、センターファイアの競技用ライフルを所持している皆さんの大半は弾を自作します。その方が銃に合った良く当たる弾が作れますし、市販の弾よりも割安ですからね。
しかし、同じ競技用ライフルの弾でも、リムファイアのSB弾(.22LR)を自作しようとする方はほとんどいません。一般にリムファイアはリローディングできないと思われていることはもちろん、練習用の安い弾なら22~24円で購入できるので、わざわざ面倒な手間を掛けて、市販品より当たるとは到底考えられない弾をハンドロードする必然性なんて皆無なのです。
私は以前、旧いアメリカの少年雑誌で、ロウマッチや玩具用の紙火薬、空気銃弾を使ってリム・ファイアの.22をリローディングする記事を読んだことがあり、知識としては可能であることを知っていました。しかし、いかに “実験好き” の私でさえ、それを実際に試してみようとは気にはなりませんでした。精度的にも価格的にもメリットはないし、銃身内で停弾でもされた日にゃ、目も当てられませんからね。ところが・・・・・・
・・・・・・最近、こんな物が販売されていることを知り、思わず入手してしまいました。.22LR用のリローディングキットです。
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中身はこんな感じ。クリンパー兼用の2キャビティのモールド、リムをクリーニングするための耳かきのようなツール、小さな計量用のディッパー、ファンネル、スポイトのついたボトル、マニュアルです。
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まぁ現実問題として競技用SBでは使えませんが、最近弾の入手で悩んでいる.22散弾銃オーナーの皆さんにとっては朗報じゃないかな?。テスト結果に関してはいずれまた。