さて、今日は昨日のブログの続きです。
カミさんと私が丸の内に出掛けたもう一つの目的はこちら、三菱一号館美術館を訪問することでした。
現在この企画展、 『全員巨匠! フィリップス・コレクション展』 が開催されているのです。
内容はタイトル通りで、ワシントンにある私設美術館であるフィリップス・コレクションの収蔵作品の中から、巨匠といわれるような方々の作品75点が来日しました。強いバイアスが掛かった個人コレクションの場合、好みが大きく異なって歯車が全くかみ合わないことが少なくないものの、今回は私好みの作品も多く、大変楽しませて頂きました。
4点が展示されていたピエール・ボナールの作品も、現在国立新美術館で開催されている 『オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展』 に展示されていた作品より、私好みの作品でしたよ (笑) 。
今回、このようなフォトスポットが設けられており、複製の写真が撮影できるようになったいたのですが・・・・・・
・・・・・・この部屋の本当の目玉は実はそこじゃなくて、その上。
ご覧のように、復元された屋根裏の構造が見えるようになっているんですよ。
作品を見終わってミュージアムショップに寄ってみたら、このように素晴らしいミニチュアが展示されていました。後にミュージアムになるダンカン・フィリップス邸の部屋を、ドールハウス&ミニチュア工芸作家の Hiroyuki & Kyoko さんが1/12で再現した物だそうです。
当時の写真を参考に、ソファーの生地まで再現してあるとのこと。素晴らしい!。
こんな名画に囲まれて暮らすというのは、一体どんな気分なんでしょうね?。