カミさんと二人で、パナソニック汐留ミュージアムに行きました。現在開催されている企画展はこちら、 『開館15周年記念特別展 ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ』 です。

ルオーの作品の中から、宗教的な題材の作品に焦点を当てた展示となっていました。


ルオーが度々描いているキリストの顔を描いた 《聖顔》 と呼ばれる作品、実はイエス・キリストの死体を包んだとされる聖骸布の写真 (キリストの姿といわれる物が転写されている) が元になっているそうです。
今回は撮影可の作品が4点ほど用意されていました。先日、三菱一号館で 『全員巨匠! フィリップス・コレクション展』 を観たとき、ルオーは美術学校に入学する以前、ステンドグラス職人として働いていたことがあり、絵画に関しても黒く太い輪郭線を描くといったステンドグラス的な手法が用いられていることに言及されていました。確かにこうやって見比べてみると、はっきり分りますね。



木彫りの十字架は17世紀の物ですが、着彩に関してはルオー自身の手で行われているそうです。
今回は開館15周年を記念する特別展であることに加え、パナソニック汐留ミュージアム自体がルオーのコレクションに力を入れていることもあり、ヴァチカン美術館からの初来日作品もあるなど、なり力が入っている展覧会だなぁと感じられる内容でした。
会期は12月9日までとなっておりますので、ルオー好きの方はお見逃しなく。

ルオーの作品の中から、宗教的な題材の作品に焦点を当てた展示となっていました。


ルオーが度々描いているキリストの顔を描いた 《聖顔》 と呼ばれる作品、実はイエス・キリストの死体を包んだとされる聖骸布の写真 (キリストの姿といわれる物が転写されている) が元になっているそうです。
今回は撮影可の作品が4点ほど用意されていました。先日、三菱一号館で 『全員巨匠! フィリップス・コレクション展』 を観たとき、ルオーは美術学校に入学する以前、ステンドグラス職人として働いていたことがあり、絵画に関しても黒く太い輪郭線を描くといったステンドグラス的な手法が用いられていることに言及されていました。確かにこうやって見比べてみると、はっきり分りますね。



木彫りの十字架は17世紀の物ですが、着彩に関してはルオー自身の手で行われているそうです。
今回は開館15周年を記念する特別展であることに加え、パナソニック汐留ミュージアム自体がルオーのコレクションに力を入れていることもあり、ヴァチカン美術館からの初来日作品もあるなど、なり力が入っている展覧会だなぁと感じられる内容でした。
会期は12月9日までとなっておりますので、ルオー好きの方はお見逃しなく。