半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

『 房総里山芸術祭 いちはらアート✕ミックス2020+ 』 を巡りました。その2。

2021-12-29 21:47:19 | 美術館、展覧会


さて、今日は昨日のブログの続きです。

3日間のスケジュールで 『 房総里山芸術祭 いちはらアート✕ミックス2020+ 』 を巡ることにした私達、2日目はこちら、内田未来学校からスタートしました。




コチラでは作家の武内カズノリさん、津野元子さんと直接お目に掛かってお話しすることができましたよ。




その後、途中の駅に展示されている作品を観ながら移動しました。私が特に面白いと思ったのは、上総川間駅に展示されたジョアン・カポーテ作の 《 Nostalgias 》 と・・・・・・




上総鶴舞駅に展示された成田 久さんの 《 試着駅。 》 の二つかな。






その後、メインの会場の一つである旧平三小学校へと移動しました。コチラでは12の作品が展示されていました。




その中でカミさんや私が一番気に入った作品はコチラ、栗 真由美さんの 《 ビルズクラウド 》 。真っ暗な部屋に入り、足元のペダルを踏むとご覧のような建物を模したシェードの中に明かりが灯る様になっていました。この日の帰路、カミさんがこの中にあった建物の一つを見付けましたよ (笑) 。






キム・テボン ( 金泰範 ) さんのこの不思議な展示は何かと思ったら・・・・・・




中は宇宙ステーションのようになっていました!。




これは大野 修平さんの作品、 《 Bugs dress 》 。




大野さんご本人とお話しできるチャンスがあったのですが、何とこのドレスは捕虫網で作られていているとのこと!。予定通り開催することができていたら、この様に中に蝶が舞う姿を見ることができたはずだったのですが、会期が冬に変更になってしまったので、残念ながら映像での展示となりました。




こちらは冨安 由真さんのインスタレーション、《 The TOWER ( Descension To The Emerald City ) / 塔 ( エメラルド・シティに落ちる ) の一部。ミラーなどを使うのではなく、実際に縮小版のデスクやライトを制作して構成されていました。




旧平三小学校での展示を楽しんだ私たちは、再び駅での展示などを楽しみながらメイン会場の一つである月出工舎へと移動しました。こちらの会場にも興味深い作品は色々ありましたが、私が一番気に入った作品はコチラ。岡 博美さんの 《 その内に持つ色 》 でした。




展示されている体育館の窓から差し込む光が当たって、ご覧のように光跡が虹色に輝きます。朝か午後2時頃がお勧めということでしたが、丁度良い時間に観ることができました。




中にカフェが設けられていたので、工舎での展示を見た後にジュースとクッキーで一休みしました。




しかし、月出では月出工舎だけではなく周辺にもいろいろな作品が展示されていました。こちらはその中の一つ、田中 奈緒子さんの 《 彼方の家 》 。家具などが床に沈んでゆく様は、ちょっとホラーなイメージですね。




月出を出た後、私たちはこの日最後の目的地である養老渓谷に向かいました。この周辺で私たちがぜひ訪問したかったのがコチラ、 『 アートハウスあそうばらの谷 』 。昔タイガー立石さんがアトリエとして使用していたという由緒ある建物です。 今年の8月に訪問した時には開いていなかった ので、今回の訪問を大変楽しみにしていました。




今回コチラに展示されていた作品はマルニクス・デネイスの 《 PIVOT POINT - ICHIHARA 》 。メインの展示の方は、この展示場所から養老渓谷駅までを3Dデータ化した作品で、ゲームのコントローラーを使って移動できるようになっていました。





養老渓谷にも臨時の無料駐車場が設けられていたものの、作品が展示されている場所がそれぞれかなり離れていたこともあり、残念ながら途中で時間切れになり、すべての作品を観ることはできませんでした。残りはあと1日、これはかなり効率よく回らないとまずいなぁ・・・・・・

( つづく )

■房総里山芸術祭 いちはらアート✕ミックス2020+ 関連ブログ

鉄道で月旅行?。月行きの列車が出る駅に行ってみました。

『 房総里山芸術祭 いちはらアート✕ミックス2020+ 』 を巡りました。その1。

『 房総里山芸術祭 いちはらアート✕ミックス2020+ 』 を巡りました。その2。

『 房総里山芸術祭 いちはらアート✕ミックス2020+ 』 を巡りました。その3。

“ 7つの月を探す旅 ” 、コンプリート!。『 房総里山芸術祭 いちはらアート✕ミックス2020+ 』 番外編。
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