どうしても観たい特別展があったので、国立科学博物館に行きました。その特別展とはこれ、『恐竜博2023』です。ちょっとドタバタしていて会期終了間際になってしまったけれど、恐竜好きの私としては絶対に見逃せません。
”今回の主役は「トゲトゲ」だ!” とあるように、今まであまり注目されてこなかった鎧竜が主役という位置付けになっていました。
展示室に入ってすぐの所に展示されていたこの系統樹、一番上にカワセミが来ていました。最近は遺伝子解析でこんなことまで分かる様になっているんですね。私が子供の頃には考えもしなかったことです。
今回の最大の見物はやはりコレ、鎧竜の全身実物化石。もちろん日本初上陸です。
アンキロサウスル類なんで、『ゴジラの逆襲』(1955年)でゴジラと戦ったアンギラスの仲間のはずなんですけど・・・この背中のトゲトゲはむしろ平成ガメラのようだなぁ。そんな風に思うのは私だけ?。
こちらはスキピオニクスの化石。軟組織まで保存されている化石なんて驚きですね。既に最新の研究によって明らかにされた恐竜の姿は、私達が子供の頃に教えらていた姿とはかけ離れた物になっているけれど、きっとこれから先にもこういう大発見に繋がるような化石が発掘され、現在の学説が次々に覆されて行くんだろうなぁ。
もちろん他にも色々な恐竜が展示されているので、恐竜好きの皆さんなら十分お腹一杯になることでしょう。
この特別展、会期は6月18日まで。当日券枠も設けれているそうですが、基本的には日時指定の事前予約制となっております。