半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

VWニュービートルRSiの秘密 その2 ボディの補強

2011-03-26 10:00:00 | VW ニュービートルRSi
VWニュービートルRSiの秘密、その2はボディの補強に関しての話題です。

このRSi、カップカーがベースになっているということもあって、時々ボディに大幅な補強がしてあるかのように思っている方がいるようですが・・・・・・残念ながらそれほどのことはありません。




実際のボディの変更はこの程度。これは補強というよりは、4WD化に対応するための変更だといった方が良いかもしれませんね。 “フロアの板厚まで違う” とかいう話は完全な伝説です。




もう一つ、このRSi独自の補強がこれ。ラゲッジスペースとリアシートの間に、こんなアルミ製の板がボルト止めされています。これはリア周りの剛性アップにかなり効いているような気がします。一度、この補強を外してみて、走りにどの程度の違いがでるのか、実験してみようかな?






しかし、この補強のおかげでリアシートは分割可倒ができなくなり、長さのある荷物は何も載せられなくなってしまいました。散弾銃の場合、コンパクトなネグリーニのガンケースですら左右一杯!。ベレッタの純正ガンケースは載りません。




前装銃の場合も、この短筒用の装備で一杯一杯。長筒は室内に載せるしかありませんね。



当然のことながら、ライフル用のトランク・ケースを載せることはできません。いっそのこと、この中に入るようなテイクダウン式のライフルでも買っちゃおうかな?
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今、一番欲しいクルマはコレ。ブラジルのプーマGTです。

2011-03-25 10:00:00 | その他、自動車関連
以前にも何度か書いたように、私にとって理想的な趣味グルマというのは、シンプルで小型/軽量なスポーツカーです。まぁ色々な意味で私の身の丈にあったクルマっていうことですね。

で、色々と考え合わせた結果、この下の画像のクルマ、ジネッタG15スーパーSこそが最高、セカンド・ベストはアルピーヌ・ルノーA110 1600SCとデ・トマゾ・ヴァレルンガという結論に達しました。この順位は、もう十数年変わってませんね。ところが、実は最近になってもう一台、とても気になるクルマが現れてしまいました。そのクルマとは・・・・・・





ブラジルのプーマGTシリーズ!。ブラジル製の空冷VW (正確にはカルマンギアTC)用のプラットフォームをベースに、スポーツカー風のFRP製のボディを被せたクルマです。

このクルマ、昔からその存在は知っていたものの、B級どころかC級のインチキ臭いクルマっていうイメージが強くて、とても自分が購入する対象として意識できるような存在ではありませんでした。しかし、ひょんなきっかけからこのクルマについて調べてみたところ、初期型は中々美しいスタイリングの魅力的なクルマであることを知ってびっくり。こりゃ、悪くなさそうだなぁ。何となくインチキ臭いところも、むしろ私のキャラクターには合っているかも知れなしぞ。だんたん欲しくなってきたよ。


と、いうわけで、今回は知られざる?プーマGTについて、簡単に解説してみたいと思います。

最初のプーマGTは1967年に登場しました。しかし、この最初のモデルはDKWの981cc、3気筒、2ストローク・エンジン(60PS)を搭載して前輪を駆動するというレイアウトを採用していました。何となく、サーブのソネットⅡを思わせるようなクルマですね。





ボディのサイズは全長3990mmX全幅1630mmX全高1160mm。車両重量は820kgで、最高速度は140km/hと発表されています。


しかし、DKWがVWに吸収されたことなどもあり、ベースをVWに変更することになります。これがプーマがDKWエンジンからVWエンジン(1403cc、60PS)に変更された最初の市販モデルである68年モデルの広報写真です。



当初はプーマⅡ GT1500と呼ばれていました。単体の写真では分からないでしょうが、ボディ・サイズは全長3960mmX全幅1580mmX全高1160mmという非常にコンパクトなクルマでした。車両重量は680kgで、最高速度は150km/hと発表されています。この最初期モデルはバンパー下のスリットが縦で、センターロック風のホイールキャップが付いてます。


そしてこれが69年モデルの広報写真。フロントバンパー下のスリットが横になりましたね。マグホイール風ですが、実はこれもホイールキャップです。この年から排気量を1584cc、70PSに変更し、名称もプーマGT1600となりました。




これが69年モデルのカタログ。カタログの写真を見ると、ボディ・カラーが黄色だったことが分かります。






これは70年モデルのカタログ。小さい割にはデザインに破綻がないと思いませんか?




これは71年モデルの広報写真。名称は1600GTEへと変更されています。。まだフロントのマーカーはパンバーの下にありますね。輸出仕様なので、前後フェンダーのサイドにも四角いマーカーが追加されています。またホイール・キャップのデザインが変わっています。




この年、オープンモデルのGTEスパイダーが追加されました。



この年、オプションとして1796cc、90PSのエンジンも追加されています。


そして、これが71年モデルのカタログ。広報写真と同じクルマ。モノクロでは分かりませんでしたが、これもボディカラーは黄色だったんですね。プーマは原色が良く似合うクルマのようです。




72年モデル以降になると、それまでバンパー下にあったフロントのマーカーが、バンパーより上に移動してしまいます。私としては、どうせ手に入れるなら初期のモデルがベターだと思っていますが、それは無理ならこの辺りのモデルでも悪くないと思っています。






そしてこちらが72年モデルのカタログ。




73年モデルになると、ドアハンドルの形状が変更され、シンプルなプッシュ・ボタン・タイプになります。ノーズとフロントフード上にあったプレスライン風の凸部も消滅してシンプルなデザインとなりました。カタログ上の表記を見てもお分かりの通り、オープン・モデルがGTSと呼ばれるようになるのは、この73年モデルになってからのことでした。




しかし77年モデルに於いて、ベースがカルマンTCからブラジリアに変更になったのに伴い、スタイリングに大きな手が入れられることになりました。これがその77年モデルのカタログです。




ウ~ム・・・・・・何となくボテッとした印象になりましたね。ボディのサイズも全長4000mmX全幅1665mmX全高1200mmと一回り大きくなりました。車両重量は750kgと発表されています。



エンジンは1600ccのままでしたが、当時の公称データでは最高出力は90PS、最高速度182km/hという非現実的な数字が発表されていました。


リア・クォータがエア・アウトレット用のスリットじゃなくて、このようなウィンドウに変更になりました。



好みの問題もあるのでしょうが、私的にはこれではちょっとNGです。レース用にモディファイされたクルマは結構好みなんですけどね。

このプーマGT、75年にチェッカー・モータスが輸入していたことがあるものの、現在日本国内で生き残っているクルマは大半が北米経由の並行輸入で入ってきた77年モデル以降のクルマのようです。初期型が欲しかったら、海外から輸入するしかないでしょう。


最後にオマケ。私の所有しているプーマGTのモデルカーです。スケールは1/33程度かな。




もちろんブラジル製ですよ。でも、裏に “PUMA” って書いたなかったら、何だか分からないでしょう。



いっそのこと、実車の方もVWニュービートルRSiとプーマGTのペアにして、中南米産のクルマのスペシャリストを目指そうかな(笑)。
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アンズの花、やっと開花が始まりましたよ。

2011-03-24 19:23:35 | ガーデニング
自宅の庭に植えているアンズ、ようやく今日になって開花が始まりました。いつも3月中旬には開花していたので、今年は1週間ほど遅れましたね。











アンズが咲くと、我が家の庭にも本格的な春がやってきます。暖かくなるまであと少し。
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ウゲゲッ、クルマが真っ黄色!

2011-03-24 19:15:09 | VW ゴルフ
今朝で掛けようと思って外に出たら、クルマが真っ黄色になってました!



こりゃ、どう見ても花粉だよね。でも何故か今年は鼻水も出ないし、目も痒くありません。何故かな?不思議ですね。
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松島、必ずまた行きます。

2011-03-23 12:49:44 | 動物園、水族館、植物園
今回の震災で松島に関する報道が少なかったのでどのような状況なのか非常に気になっていたのですが、今日、他の地域に比較して津波の被害が少なかったという記事を読みました。なるほど、それで報道が少なかったのか……

松島のことが気になっていたのは、今から12年ほど前、カミさんと幼かった娘と三人で訪問した思い出の場所だったからです。

こちらは 『マリンピア松島水族館』 。初めて家族で訪問した水族館でした。我が家の水族館好きはこちらを訪問したことがきっかけになっているのかもしれません。



ホームページで確認したところ、スタッフ、動物共に無事とのこと。良かった。


お約束なんで、この石碑の前で記念撮影をしました。






この写真は何かな?と思っていたら、どうやら 『松島タワー』 のようですね。後ろに松島の島々が見えます。こちらはすでに2002年に解体されてしまい、現在はないそうです。




これは 『藤田喬平ガラス美術館』 に行ったときの写真。娘の美術館デビューはこちらだったんですね。美しい水上庭園がありました。現在はどのような状態になっているのでしょうか?



その他、 『松島オルゴール博物館』 (現在はリニューアルして 『ベルギーオルゲールミュージアム』 となっています) では、初めて本格的なコンサートオルガンやストリートオルガンの音 (子供が泣く位大きい!) を聴くことができました。幸い貴重な文化財でもあるオルゴールには大きな被害が及んでいないということなので、またあの美しい音色を楽しめる日がやってくることでしょう。

そういえば、息子は今まで白川より北には行ったことがありませんでした。この震災から松島が復興したら、今度は家族四人で訪問させていただくことにします。
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アスパラの芽がでましたよ。

2011-03-23 10:00:00 | ガーデニング
先日、庭に出ていたらカミさんの呼ぶ声が。

「ねぇねぇ、コレッ、見て!」




最初はただの植木鉢かと思いましたが、良く見たらアスパラガスの小さな芽がでてました。



ここにアスパラガス植えてたことなんて、すっかり忘れてましたよ。去年はほとんど収穫できなかったけど、今年はどうかな?
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VWニュービートルRSi またまたまた・・・点きました。

2011-03-23 10:00:00 | VW ニュービートルRSi
先日、射撃場に行く途中、ふと気がつくと・・・・・・




・・・・・・あっ、また点いた。




そうです。また “エンジン制御システム警告灯” です。



もちろん、いつもと同じように体感的には何も異常なしですが、やはり警告灯が点いたままというのは気分が悪いですね。もうすぐ911の車検なんで、それが終わったら精密検査に出すことにしましょう。
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千葉県総合スポーツセンター射撃場、営業の一部自粛について。

2011-03-22 17:03:31 | ライフル射撃、ライフル銃
今回の震災の影響により、3月31日までの期間、千葉県総合スポーツセンター射撃場では営業の一部を自粛しています。




営業は土、日、祝日の計画停電のない時間帯のみ。電力の消費を最低限に抑えるため、電子標的やARの電気式標的交換機の使用もできません。





前装銃の練習日は水の午後、木、金のみなので、基本的には前装銃の射撃はできないということになりますね。


その他、営業時間などにも若干の変更があるようです。詳しい内容や4月1日以降の予定などに関しては、直接射撃場までお問い合わせください。
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募金箱、預かってきました。

2011-03-22 15:23:24 | ライフル射撃、ライフル銃
今回の震災に関連して、千葉県ライフル射撃協会でも募金を行うことになりました。どのような形で実施することになるのかは分かりませんが、恐らく千葉県総合スポーツセンター射撃場にも募金箱を設置することになるのでしょう。

昨年、千葉国体・千葉大会のときに用意した募金箱が残っていたので、私も二つ預かってきました。

こちらは千葉の山武杉でできた募金箱。




こちらはバイオプラスチックでできた募金箱。




チーバ君付きですよ。しかし、このチーバ君、ちょっと変じゃない?拡大してみると……







……頭に穴が!



きっとキーホルダーか何かのパーツの使い回しなんでしょうね。まっ募金箱自体も使い回しなんで、細かいことは気にしないでください。
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ライフル射撃競技でブルージーンズが禁止に!

2011-03-22 13:06:17 | ライフル射撃、ライフル銃
昨日は地方公認審判員の講習会に参加するために、千葉県総合スポーツセンター射撃場まで行ってきました。




もうすぐ国体予選も始まるので、少しだけ射場の整備のお手伝いもしてきました。もちろん私なんかじゃ大した役には立ちませんでしたけどね。



ライフルスポーツ誌をご覧になっている皆さんならご存知の通り、2001年度のルール改定で大きなものは、ファイナルの実施手順の変更とISSFドレスコードの導入です。

迷彩生地の衣服の禁止に関しては既に明言されていましたが、今回は “適切な服装” の範囲がより明確になり、日本国内の競技会でも実施されることになりました。

今回の改訂でブルージーンズ、またはスポーツに適さない色の似たようなズボン、カモフラージュ柄の衣服、ノースリーブのシャツ、短すぎる短パン、ほつれた切り口の短パン、全てのタイプのサンダル、つぎあてや穴の開いているズボン、スポーツに適さないまたは不適切なメッセージの書かれたTシャツ、短パンやズボンなどの着用が禁止されます。

適用範囲は射座、役員通路、表彰会場で、選手だけではなく、ジュリーや射場役員を含む技術役員にも適用されます。対象となる競技会は格上グレード3以上なので、前装銃射撃競技でも全日本選手権大会などはこれに含まれますね。
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